本文
新たな地域活動のカタチを考える講座
新たな地域活動のカタチを考える講座~地域づくりをシゴトにする~
「自分たちが住んでいる地域をもっとよくしたい!」「地域で困っている人たちを助けたい!」をシゴトにできないだろうか?
持続可能で活力ある地域づくりを目指ため、多様な活動のカタチを実際の事例からみんなで学びました。
令和7年1月24日開催 参加者39名
1.労働者協同組合※の事例紹介 ワーカーズコープ・センター事業団
「地域課題解決のシゴトおこし・地域づくり」を題し、労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団の高成田健さんにご講演いただきました。
高成田さんからは、新たな地域の担い手としての労働者協同組合法の概要、ほかの組織との違い、実際の取組事例などの紹介がありました。
※労働者協同組合とは・・・働く人が出資して組合員となり、組合員一人一人の意見を反映させながら運営し共に働く新しい法人格の枠組みです。
参加者の感想(アンケートから抜粋)
・労働者協同組合法の仕組みを具体的に学ぶことができ、人のつながりが働く場となり、地域の困りごと解決につながる可能性を実感できた。
・担い手不足に悩む地域にとって、とても有効な手段だと思った。
2.支援窓口と補助金の紹介
●相談窓口「市民活動センター」の紹介(市民活動センター)
市民活動センターのホームーページはこちら https://hatsu-shimin.jp/<外部リンク>
●廿日市市介護予防・生活支援サービス事業住民主体型助け合いサービス運営費など補助金の紹介(福祉保健部地域包括ケア推進課)
地域包括ケア推進課のホームページはこちら https://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/soshiki/37/
参加者の感想(アンケートから抜粋)
・市民活動センターが、日常的にこのような相談機関だということを初めて知った。
・市民活動センターには、まさに中間支援の機能・役割を発揮してもらいたい。
3.補助金を活用した活動の事例紹介 だんだんプラス(大野地域)
「地域住民による有償助けあい」と題し、地域サロンだんだんから生まれた、だんだんプラス(大野2区)のみなさんから活動の紹介をしていただきました。
だんだんプラスさんは、住民の暮らしや地域団体の困りごとを解決するための有償ボランティアです。
高齢者が自分では出来ない「ちょっとした頼みごと」をお互いが対などな立場で気軽に頼むことができます。
(基本料金は、1人30分、300円、草刈りなどに使用した機材費は実費)
「みんなが楽しければ、地域が元気になる」を合い言葉に、家事援助、ゴミ出し、話し相手など多様な活動を行っていらっしゃいます。
参加者の感想(アンケートから抜粋)
・だんだんプラスさんの活動は大変参考になった。自分たちが楽しんでいる。すばらしい!
・だんだんプラスさんのすばらしい活動の話が聞けてよかった。
参加者の様子
予定時間を超過するほど、多くの質問が寄せられました。
講座終了後も、参加者同士の自主的な交流が続きました。
気持ちの変化(アンケートから抜粋)
・活動を本格的に行いたいという気持ちが強くなり、勇気をもらった。不安だったが、少し安心できた。
・働くことによる社会のつながりに価値があるということが理解できた。