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地震に今、備えよう!
地震はいつ発生するか分からない!
地震はいつ、どこで発生するか分かりません。
南海トラフ地震に関しては、30年以内にM8~9の大規模地震が発生する確率が70~80パーセント程度と言われています。
いざという時に慌てず、自分自身や大切な人の命を守るために、今のうちに必要な対策や備えを確認し、正しい心構えや知識を身に付けておきましょう。
地震に備えよう!
☑チェック1 「身を守る行動」を確認しよう!
地震が発生した時、まずは身を守ることが大切です。また、地震の規模や震源などによっては、津波が発生する可能性もあります。どのような行動をとるか、事前に確認しましょう。
屋内
家の中
- 丈夫な机の下などに隠れて身の安全を確保する
- 揺れがおさまってから火を消す
- 窓や玄関の扉を開け、脱出口を確保する
※避難する必要があるのか判断するため、家の被害を確認する
学校
- 教室から飛び出さず、まずは机の下に隠れて身の安全を確保する
- 地震の揺れがおさまってからは教職員の指示に従う
エレベーターの中
- すべての階のボタンを押し、最初に停止した階へ降りる
- 停電などでドアが開かなくなったら非常ボタンを押し、指示を待つ
屋外
住宅街・商店街
- ブロック塀や電柱、自動販売機などからすぐに離れる
- ガラスの破片や看板などの落下物に注意し、持ち物で頭を保護する
車の運転中
- ハンドルをしっかり握り、少しずつスピードを落として道路の左側に停車する
- 揺れがおさまるまで車内で待ち、ラジオなどで情報を確認する
山や崖の付近
- 山にいるときは、まず落石から身を守る
- 崩れやすくなっている可能性があるため、崖や急傾斜に近づかない
津波から身を守る
- 津波警報・注意報を見聞きしたり、長くゆっくりした揺れを感じたりしたら、海辺から離れ、より高い安全な場所へ避難する
- 津波は繰り返し襲ってくるため、津波到達後も津波警報・注意報が解除されるまで気を緩めず、避難を続ける
- テレビやラジオ、防災行政無線などを通じて正確な情報を入手する
☑チェック2 物資を備蓄しよう!
停電や断水に備えて、できるだけ普段使っているものを使用しながら、無理なく備蓄(ローリングストック)しましょう。
また、最低限必要な物資をつめた「非常用持ち出し袋」を準備し、すぐに持ち出せるところに置いておきましょう。
物資の例
- 飲料水 3日分(目安:1日3リットル/1人)
- 食料 3日分(保存のきく、ご飯(アルファ化米)、缶詰、ビスケット、チョコレート など)
- 貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証 など)
- 救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬 など)
- 感染症対策用品(マスク、手指消毒用アルコール、体温計 など)
- ティッシュペーパー、トイレットペーパー、常備薬、懐中電灯 など
☑チェック3 部屋を点検しよう!
阪神・淡路大震災では、倒れてきた家具の転倒などで多くの方が亡くなったり、けがをしたりしました。家の中を点検した上で、必要な対策をとりましょう。
対策の例
- 寝室や子ども部屋などには、できるだけ家具を置かない。
- 家具が倒れたり、出入り口をふさいだりしないよう、家具の向きや配置を工夫する。
- 家具や照明、テレビなどはL字型金具やポール式器具、ワイヤーなどを利用して、壁に固定する。
- 戸棚のガラスや窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る
- 割れやすいものや重たいものを棚の上に置かない
- ストーブなど火の周りに燃えやすいものを置かない
☑チェック4 家族で話し合おう!
地震発生時の行動や日頃からの備蓄などに関して家族で話し合い、事前の備えを万全にしておくことが大切です。
また、災害が発生したときにお互いの安否を確認できるように、日頃から安否確認の方法や集合場所などを話し合っておきましょう。
いざというときは、災害用伝言ダイヤル<外部リンク>や災害用伝言板<外部リンク>などのサービスを活用しましょう。
☑チェック5 情報を集めよう!
ひろしま避難誘導アプリ「避難所へGo!」
避難指示などの発令時、開設中の最寄りの避難所へのルート案内を行います。
平常時は、天気予報や市からのお知らせ、避難所の検索や自宅から周辺の避難所へのルートなど、災害への備えとなる情報を確認できます。
詳細、ダウンロードはこちら→ ひろしま避難誘導アプリ「避難所へGo!」
はつかいちし安全・安心メール
市民の皆さんが災害情報を迅速・正確に受け取れるよう、事前に登録していただいた携帯電話やパソコンに災害情報などをメール配信するサービスです。
詳細、登録方法はこちら→ はつかいちし安全・安心メール配信サービス
指定緊急避難場所・指定避難所
避難の必要がある場合、早めの避難行動がとれるよう、住んでいる地区の「指定緊急避難場所」、「指定避難所」を確認しておきましょう。
詳細はこちら→ 指定緊急避難場所・指定避難所
地震防災マップ
地震の揺れの程度を表す「揺れやすさマップ」や、揺れによって液状化現象が生じる程度を表す「液状化危険度マップ」、揺れによって被害を受ける建物の割合を表す「建物被害マップ」などを地域別に掲載しています。
詳細はこちら→ 地震防災マップ
津波による浸水想定区域
浸水ハザードマップにより、津波による浸水想定区域を確認できます。
詳細はこちら→ 浸水ハザードマップ
地震に関する情報(外部リンク)
- 地震災害 : 防災情報のページ(内閣府) <外部リンク>
- 気象庁 | 津波から身を守るために (気象庁)<外部リンク>
- 広島県の地震(広島地方気象台)<外部リンク>
- 中国・四国地方の地震活動の特徴(地震調査研究推進本部)<外部リンク>
- 災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~(首相官邸)<外部リンク>
☑チェック6 動画で学ぼう!
防災啓発動画「地震に今、備えよう」
「身を守る行動」編
「部屋の点検」編
「物資の備蓄」編
出前トーク動画
出前トーク ー地震についてー
出前トーク -どうするタケシ!地震編-
出前トークを活用しよう!
職員が皆さんの地域や学校に出向いて、災害への備えや災害時の行動に関して説明する出前トークを実施しています。
防災は「イザ」という時に備えるだけでは役に立ちません!「もしもの防災」ではなく「いつもの防災」という視点で、今夜から災害に備えてみませんか?
そのためのヒントが満載の出前トークです。
防災に関する出前トークの内容例
- 地震対策と命を守る方法
- 風水害対策と命を守る方法
- 避難に関して(ハザードマップやタイムラインの活用方法)
- 職場での防災、通勤通学中の防災
- その他(子どもたちの防災、ペットを守る、安全管理など)
詳細、申し込みはこちら→ 出前トーク
問い合わせ先
- 危機管理課 危機管理係 電話:0829-30-9102 ファクス:0829-32-1075
- 危機管理課 減災推進係 電話:0829-30-9139 ファクス:0829-32-1075