本文
令和8年度「プランターでなすをそだてよう!」の様子
みなさんからの質問コーナー(その2)
質問 一番花の実は、取った方が良いですか?(6月3日 参加者Kさんから)
1番上の輪っかまで大きくなりました。
5月23日に玖島市民センターで植え付けした時から小さい茄子ができていたのですが、これは取って栄養を分散したほうが良いのでしょうか?
ちなみに茄子の実は少しですが大きくなっています。

回答
全体の株の状態は良さそうですね。
その一番花の実は、成果にはならないかもしれません。もう少し、すくっと縦に伸びそうであればよいのですが。
一番花の取り扱いは、株を優先的に育てるのであれば摘果しますが、形が良いものであれば、20センチ位で収穫し、美味しく召し上がってください。
ちなみに、佐伯長ナスの一番花の実は、縁起物として収穫します。
台木から伸びている芽、下葉はすぐに摘葉しましょう。
質問 一番果が落ちてしまいました。(6月2日 センターから)


回答 肥料切れと水切れに注意しましょう。
日照不足、低温または高温により落花することはありますが、幼果が落ちることは少ないです。そのため、受粉不良などで成果に至らず落果した可能性があります。
また、短花柱花の場合、落花、落果しやすいです。肥料切れと水切れに(培養土の乾燥)に注意しましょう。

阿部農園で植えたなすの成長記録(その2)
5月29日(苗植えから28日目)3本仕立て
約1カ月でここまで成長しました。不要なわき芽を摘みとり3本仕立てにしました。
わき芽の摘み取って3本仕立てにする方法は、次回(6月13日、20日)の講座で説明します。

プランターなすの栽培記録(その1)
6月2日(プランター栽培11日目)
台風が接近しているので、プランターを室内へ移動させました。液体肥料も葉面に散布しました。


5月26日(プランター栽培3日目)
トマトトーン(植物生長調整剤)の散布
実つきをよくするために、花房にトマトトーンを散布しました(散布しなくても実はつきます)。
花が咲いた朝に、1花房につき1回だけ霧状に散布するのが基本的な使い方です。間違って2回散布しないよう、印(薄いピンクの輪)をつけておきます。


花がら摘み
雨が降ったら花がらにカビが生えるので、早めに摘みとっておきます。花がらを摘みとると、実が見えてきました。




培養土の追加
ポットの土が見えていたので、培養土を追加しました。


ナメクジ対策
台の上に鉢を置き、地面から離してみました。ナメクジ対策になるそうです。
水やりのときにも、鉢底から水がでているか確認しやすくなります。


みなさんからの質問コーナー(その1)
質問 毎年、夏を過ぎると実がかたくなってしまいます
回答 子孫を残すための自然な現象です
なすは秋頃になると、子孫を残すため皮がかたくなり、種がいっぱい詰まるのでかたくなります。
質問 土づくりがよくわかりません
回答 土はフカフカにしましょう
露地栽培の場合は、苗を植える1カ月以上前に、堆肥と苦土石灰を畑の土にすき込みましょう。苦土石灰はアルカリ性なので、酸性の土を中性に戻し、土をフカフカにしてくれます。
土が硬いと根が入らず、なすが育ちません。プランター栽培の場合は、市販の培養土で十分です。
質問 水やりのタイミングと量がよくわかりません
回答 なすが欲しがるタイミングで、水をやりましょう
土が乾いたら(カラカラに干上がった状態ではなく、夕方、苗が萎えていても水やりをすれば復元する状態)、株元にたっぷりが基本です。
晴天、湿度が低い、気温が高い、微風があるときは、気孔が開いて蒸散量が増えるので、水やりをしましょう。
適量を守る
鉢底から流れ出るまでたっぷり水をやりましょう。水と一緒にプランター内の空気を換気してくれます。
プランターを片手で少し傾けて、軽く感じるようであれば土が乾いている状態です。
正しい位置に水をやる
植えた直後は株元に水をやります。成長すると葉の先端の真下まで根が生えます。根にしっかり水が行き届くように、プランターの縁から根元に向かって円を描くように水をやります。
午前中の早い時間帯にやる
特に真夏は気温が低い早朝に水やりをしましょう。日中の暑い時間帯には絶対に水をやらないでください。肥料も同様です。
第1回 土づくりと植え付け
5月23日 プランターに苗を植えよう! 参加者15名
講義 なす栽培の基本
実技の前に、野菜の好む環境、栽培の準備、苗や植え付けの基本に関して教えてもらいました。
苗は買ってきたものをすぐ植えるのではなく、しばらく環境に馴染ませてから植えます。できれば、地元で育てられた苗を購入すると良いそうです。
また、自根よりも接木の苗の方が病害虫に強く、お勧めです。
講義の後は、プランターづくりから始めました。


実技 苗植え
外に出ていよいよ苗植えです。コンパニオンプランツのマリーゴールドも一緒に植えて、たっぷりと水をやります。
葉は黄色く変色しても、光合成により木を大きくする役割があります。むやみに取らないようにします。


これから、みなさんと一緒に市民センターでも、日当たりのよい場所で育てていきます。


参加者の感想
・阿部さんの人柄がでた講義で、とてもよかったです。
・実技を見ながらできたのがよかったです。
・実技と説明が大変わかりやすかったです。
阿部農園で植えたなすの成長記録(その1)
5月20日(苗植えから18日目)
一番果がつきました。
5月15日(苗植えから13日目)
皆さんが植えた苗も、順調に成長しています。
プレ体験 農家体験とワラビ採り
5月2日 佐伯長なすの苗を植えてみよう! 参加者15名
苗の植え付け
プランターでなすを育てる前に、廿日市市津田の阿部農園で佐伯長ナスの植え付け体験をさせてもらいました。
通常、ナス科の野菜(ナス・トマト・ピーマン・ジャガイモなど)は、連作障害が出やすいため、同じ場所での植え付けは行いません。
阿部農園では、土づくりの工夫と連作に強い接ぎ木の苗を使用することで、連作障害を防いでいます。


阿部さんから、話を聞いた後、いよいよ実践です。
まずは、道具を使って、畝に穴を開けていきます。畝の両端には、灌水チューブが取り付けてあるので傷つけないように細心の注意を払います。
次に、害虫予防の薬を穴に入れて、苗を植えます。ポットの土が地表面から、1センチ程度出るようにするのがポイントです。
隙間に土を埋め戻したら、苗が土壌に馴染むようしっかりと押さえつけていきます。最後に苗の周りにも薬をまきます。


阿部農園では小トンネルで栽培を行っていますが、露地栽培を行う場合は、遅霜の被害を受けないよう佐伯地域では5月15日以降に苗を植えるとよいそうです。


ワラビ採り
農園の下でワラビを採らせてもらいました。広範囲にわたり、たくさんのワラビが自生していて、参加者の皆さんもビックリされていました。




参加者の感想
・実家で手伝っていた時は、言われるままに、いやいやだったけど、今日は楽しくできました。
・佐伯のなすに関して知ることができました。なすを植えるだけでも大変さを実感しました。
・多くの知恵、技術の上で、おいしい野菜を食べていることを改めて知ることができました。
・大変、良い体験ができました。
準備
4月28日 農家体験の下準備
阿部農園で農家体験の下準備を行いました。そして、試しになすをプランターに植えてみました。


4月3日 マリーゴールドの種まき
マリーゴールドは、なすと一緒に植えることで害虫予防になるコンパニオンプランツです。
なすを育てるまえに、まずは市民センターでマリーゴールドを育てていきます。種まきから1週間後に発芽し、3週間後には本葉が4枚程度に成長しました。



