本文
「みんなで学ぼうやぁ!介護や認知症のこと」の様子
みんなで学ぼうやぁ!介護や認知症のこと
第3回(2月28日) 福祉用具のこと 参加者25名
認知症の人に寄り添うために ~ちょっとした工夫で暮らしやすくなるんよぉ~
認知症の専門職員(認知症地域支援推進員)の谷畑聡美さんから、認知症の人と接するときの心がまえを教えてもらいました。
「認知症の本人には自覚がない」は大きな間違いであり、認知症という病気になった人が抱える生活の障がいを補いながら、さりげなくかかわることが一番の支援であること、
認知症の人の心に寄り添い、よい感情が本人に残るように接することが大切であることなどを学びました。
認知症の人ができることに着目しつつ、「できなくなったこと」を助けながら、誰もが願う「ここで暮らしたい」という思いを支えあうことができる玖島をみんなで一緒につくっていきましょう。


谷畑さんの話を聞いたあとは、グループごとに感想や体験談を話し合いました。
第三者として認知症の人にかかわっているときには、心に余裕をもって対応することができるけれども、家族となると同じようにはできないといった話や、
民生委員さんがよく動いてくれるので助かっているといった話などがありました。
「ストレスを抱えないよう、上手に相談機関を利用しましょう」と谷畑さんから助言がありました。


こがぁに便利な物があったんねぇ ~生活を支える福祉用具の体験~
社会福祉協議会佐伯事務所と竹の子の里株式会社に協力をいただき、福祉用具の体験を行いました。
福祉車両
社会福祉協議会では、車椅子のまま乗ることができる福祉車両や車椅子の無料貸出しを行っています。


手すり・杖
手すりは、廊下、お風呂場など、使う場所によっていろいろな素材や形があります。立ち上がり用の手すりは高さ調整もできます。
杖もたくさん種類がありますので、自分の体にあったものを見つけてみましょう。


介護ベッド
体にフィットして、起き上がりもスムーズに行えます。


シルバーカー・コミュニケーションロボット
最近のシルバーカーは、軽くて、おしゃれで、機能的です。自動ブレーキ装置が付いていたり、安全面でも安心です。
高齢者福祉施設など介護の現場では、高齢者の孤独感の軽減や認知症ケアとして、かわいらしいおしゃべりロボットが役に立っています。


参加者の感想
・いろんな商品を実際に体感できて楽しかったです(40代・女性)
・福祉用具は、普段見ることがなかったので、参考になりました。今回初めての参加でしたが、最初から参加したかったです(50代・女性)
・介護保険が適用できるものや、無料の制度などが分かり参考になりました(70代・女性)
・たくさんの商品を陳列していただき、ありがとうございました。実際にさわってみて、いずれも使いやすさがわかりました(80代・男性)
第2回(1月31日) 介護のこと 参加者19名
食べ続けられるお口作り ~いつまでも、おいしく食べることが大切じゃけぇ~
摂食・嚥下障害看護の認定看護師資格を持つ石田敬子さんから、食べるためのお口づくりで大事なことを教えてもらいました。
はじめに、食べられなくなる原因や誤嚥が起こる仕組みに関して学びました。
食べられなくなる原因としては、加齢や認知症による飲み込む機能の低下、消化器疾患や歯のトラブルによる食事量の減少などいろいろありますが、まずは、歯が抜けたまま治療をしていない人、入れる歯が合っていない人は、勇気を出して歯科受診をしましょう!


唾液には、消化を助けたり、食べ物を飲み込みやすくするなどの役割があります。唾液が少ない人は、顎の下をやさしくマッサージしてみましょう。
足腰の衰えは気づきやすいですが、喉も衰えます。飲み込みのとき、喉仏が上がるタイミングが遅かったり、十分に上がらなかったりすると食べ物が咽頭に入ってしまい誤嚥が起こります。
日頃から、かみかみゴクゴク体操で、かむ力や飲み込む力をしっかりとつけていきましょう。
毎週金曜日に玖島市民センターで開催されている百歳体操では、口腔機能の低下を予防する「パタカラ体操」を行っています。


最後に、グループごとに感想などを話し合いました。


参加者の感想
・元気ているために、おいしく食べるために、日頃から気をつけることを学べたのでよかった(40代・女性)
・唾液の大切さを学べました(80代・女性)
・少しでも継続できるよう努力します(70代・女性)
・百歳体操でかみかみ体操をする意味がわかった(グループトーク)
第1回(12月13日) 認知症のこと 参加者19名
知っているようで知らない認知症のこと ~まずは事例から学ぼうやぁ~
認知症の専門職員(認知症地域支援推進員)の谷畑聡美さんから、地域での実際にあったエピソートを交えて、正しい認知症のことをたくさん教えてもらいました。
コーヒーを飲んだり、お菓子を食べたり、リラックスして話を聞きました。
認知症が低下してくると味覚や嗅覚が低下してくるそうです。冬でもアイスクリームをよく食べたり、コーヒーの香りが感じれなくなったりなどの症状があるようです。皆さん、いま飲んでいるコーヒーの香りは感じられていますか?


よく勘違いしがちな、「加齢による単なるもの忘れ」と「認知症によるもの忘れ」の違いに関しては、クイズ形式で、どちらに該当するか皆さんに手を挙げてもらいました。会場内からは「やっと正解できた~」といった声があがっていました。
ちなみに、広い駐車場のどこに駐車したか思い出せないのは、加齢による単なる老化で、車で買い物に行ったことを忘れて、歩いて帰ってしまうのが認知症です。
谷畑さんの話を聞いた後は、グループごとに、感想や質問を書き出してみました。




「ゆめタウンの駐車場は、場所がわからなくなるので写真に撮っている」といった意見や、「いつ頃から補聴器を使ったらいいですか?」といった質問に対して、谷畑さんからアドバイスや補足説明をしてもらいました。


続いて、社会福祉協議会佐伯事務所から、見守りシール・見守り安心ネットワーク・福祉車両の貸し出しなど、認知症や介護に関する制度の紹介をしてもらいました。


後半は、認知症すごろくで遊びながら、さらに楽しく認知症への理解を深めていきました。


コマが止まったマスに書かれている指示に従って、体を動かしてきます。認知症を予防するには、運動も大切です。


短い時間でしたが、楽しく学び合うことができました。
今回のセミナーは、地域包括支援センターや社会福祉協議会の職員も、スタッフとして企画運営に携わってくれたり、一般参加者として参加してくれました。
認知症や介護のことでお悩みやお困りごとがありましたら、お気軽に地域包括支援センターさいきや社会福祉協議会佐伯事務所へご相談ください。
参加者の感想
・身近な人の変化に早めに気づいてあげたいです(40代・女性)
・相談先などの資料が参考になりました(50代・女性)
・年をとるとなかなか思うようにいかない。頑張ろう。何事にも(70代・男性)
・楽しく認知症のことを勉強できました。自分の事として理解できました(80代・女性)

