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議会広報「さくら」第89号 令和8年度当初予算の審査

ページID:0139484掲載日:2026年5月1日更新印刷ページ表示

令和8年度当初予算の審査

物価高騰や人件費の上昇などを受けて、過去最高規模となった当初予算について、議長を除く全26名の議員が予算特別委員会の委員となり、約460件の質疑を行いました。

事業別のおもな質疑

市民税

個人市民税 66億5,186万円
法人市民税 8億1,271万円

質問  個人市民税は増収、法人市民税は

答弁  個人市民税は賃上げによる給与所得の増、法人市民税は景気観測資料などより令和7年度の企業収益が減益になると見込まれているため。

市長車等管理事業

市長車購入費 813万円

質問  地球温暖化対策や災害時の活用は。

答弁  地元マツダ社のプラグインハイブリッド車を検討しており、CO2排出量は約10~15%の削減を見込み、災害時は外部給電が可能である。

保育園整備事業

私立認定こども園整備事業補助金 4億1,068万円

質問  場所や内容、保育ニーズは。

答弁  国道433号と山陽自動車道が交わる速谷高架下交差点の北西角地に、上平良地区で活性化する宅地開発や新機能都市開発事業に伴う保育ニーズに対応する定員120名の幼保連携型認定こども園を建築し、令和9年4月の開園を予定するもの。

世界遺産登録30周年記念事業

5,000万円

質問  「世界遺産登録30周年記念事業実行委員会負担金」と「厳島神社世界遺産登録30周年記念事業実行委員会負担金」とあるが違いは。

答弁  前者は、同時期に世界遺産登録された原爆ドームも含めた県と広島市との委員会、後者は地元との委員会となる。

新機能都市開発事業

木育体感施設整備アドバイザリー業務委託料 3,817万円

質問  具体的な内容は。

答弁  民設民営による施設の整備、管理、運営手法、民間事業者を募集するための公募書類や契約書等の作成、サウンディングなどに関するアドバイザリー業務を委託するもの。

一般会計 672.5億円(前年度予算比+34.7億円) 全11会計総額 1,058.0億円(前年度予算比+44.6億円)

全11会計の総括質疑

質問  借入利率の上昇に伴い、中長期的及び短期的に市債償還や財政計画等に影響はないか。

答弁  近年の金利の上昇により、長期債利子償還金は、令和7年度当初予算の約2.9億円から、令和8年度当初予算では約4億円となり、約1.1億円の増加となっている。中期財政運営方針の財政見通しでは、借入の利率については、近年の上昇を見込み、固定20年の利率を2.1%と推計していたが、令和8年2月現在では、利率2.7%と急激に上昇している状況である。
また、短期的な影響については、現金の一時的な不足に伴い必要な一時借入の利率も上昇しているため、基金の現金を繰替運用するなど、影響を極力少なくする取り組みを引き続き行っていく。また、土地の先行取得を行っている土地開発公社においても、事業に必要な資金確保のため短期での借入を行っているが、より低い利率で借り入れることができるよう、借入期間の見直しなどを行っていく。

討論

一般会計

反対  未来物流産業団地造成事業などの大型開発により、都市計画費が増大している。この負担を将来の子どもたちに対応させられない。

賛成  同事業は、本市の地理的優位性を最大限活用する重要施策であり、将来世代へ責任ある投資となる。

国民健康保険特別会計

反対  国民健康保険税の引き上げについては反対。被保険者負担が重すぎる。応能負担にすべきである。

賛成  財政健全化を維持しつつ、疾病予防と健康づくりを推進する内容であり、予算案に賛成。

予算審査を終えて

真剣な質疑と答弁を重ね、円滑な委員会運営ができ、討論も活発な予算審議となった。
予算特別委員長 高橋

460件にも及ぶ質疑による是々非々の審査となった。今後の予算執行も注視したい。
同副委員長 梅田