ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 廿日市市議会 > 市議会だより「さくら」第42号 6月定例会報告

市議会だより「さくら」第42号 6月定例会報告

ページID:0013393 印刷用ページを表示する 掲載日:2016年7月1日更新

6月定例会 廿日市市のこんなことが決まりました

会期15日間 6月10日~6月24日

今回の議案は

 市長提出議案 12件

 報告 13件

 諮問 1件

 請願 1件

 意見書 1件

 計28件

ピックアップ 1 法人市民税の一部を国税化 地方へ再分配

〈議案第54号〉廿日市市税条例等の一部を改正する条例

消費税増税に伴い、地方間の財源格差を解消するため地方法人税が創設されました。これまで、すべて市の自己財源であった法人市民税の内2.6パーセントが一旦国税化(地方法人税)され、地方に再配分されます。そこで法人市民税の制限税率を14.7パーセントから12.1パーセントに引き下げることになったため、本市の法人市民税も14.5パーセントから12.1パーセントに引き下げます。ただし、法人市民税と地方法人税を加えた実質的な税率は14.7パーセントとなり、現行より0.2パーセントの引き上げとなります。

反対討論

地方間の財源格差の均等は国・地方間の税源配分を是正し、地方税財源を拡充していく中で行われるべき。

賛成討論

消費税増税により地方間の財源格差が生じることは必然。現行サービスの維持、市民ニーズへの対応のためにも地方財源の確保策として必要である。

ピックアップ 2 消防団員の退職報奨金 支給額を増額

〈議案第57号〉廿日市市非常勤消防団員に係る退職報奨金の支給に関する条例の一部を改正する条例

非常勤消防団員の処遇改善を図るため、退職報奨金の支給額が増額されます。ほぼ一律5万円の増額となり、平成26年4月1日以降に退職した団員について適用されます。

こんな質問が出ました

質問

市が負担している退職金に対する共済掛金は上がるのか。

答弁

増額しても1名あたりの負担金は、年額19200円で変わらない。

〈変更例〉

   30年以上勤務し、団長で退職した場合

     現行92万9千円→改正後97万9千円

   団員で10年以上15年未満勤務の場合

     現行21万4千円→改正後26万4千円

ピックアップ 3 公共下水道 範囲順調に拡大

〈議案第60号・61号〉工事請負契約の締結について

公共下水道の本管を敷設する工事です。
 ●広島工業大学艇庫前~広電阿品東駅(421.5メートル)
   請負者 有田建設(株)  1億5768万円
 ●フジグランナタリー広電駅側(272メートル)
   請負者 占部建設工業(株)広島支店  1億5811万2千円

こんな質問が出ました

質問

工事距離が違うのに請負金額に差がないのはなぜか。

答弁

昼夜間工事のため、近隣住民や病院に配慮し防音ハウスを建てる費用および阿品川にかかる陸橋の基礎補強工事、立坑築造工事がプラスとなっているため。

質問

防音ハウスの設置基準は。

答弁

一軒でも建物があれば、深夜の住宅街の騒音基準である45デシベルを超えた場合に設置する。