本文
廿日市市「親の力」を学まなびあう学習プログラム講座 当日のようす
「親の力」をまなびあう学習プログラム(親プロ)とは
「親の力」をまなびあう学習プログラム(通称:親プロ)は、広島県教育委員会が開発した参加型学習プログラムです。
子育ての段階に応じた、身近なエピソードをもとにしたテーマに沿って、「子どもとの関わり方」を考えていきます。
ファシリテーターの進行により、安心して気軽に交流できる雰囲気作りをした上で、お互いの喜びや不安、悩みに共感し合い、日々の子育てを振り返りながら、楽しく話し合いを進めていきます。
今子育て中の親や、これから親になる人はもちろん、子育て支援者、子育て支援に関心のある人、地域の人、中・高生などの青少年など、子どもの成長を願い、支え、見守る、さまざまな世代を対象としており、
寄って 話して 自ら気づく
を目的としています。
「親の力」とは、”親心”から発せられる力のことです。
「親プロ」に関して詳しく知りたい方は、当市ホームページ「親の力」をまなびあう学習プログラムのページをご覧ください。
学習プログラムの進め方
養成講座を修了した「親プロ」ファシリテーターの進行により、「安心して気軽に交流できる場」をつくった上で、参加者はお互いに話し合いや学び合いを進めてます。このプログラムには正解はありません。どの意見も尊重されます。
- 「寄って」 (うちとけて)
簡単なゲーム(アイスブレイク)により、リラックスした雰囲気をつくります。 - 「話して」 (参加者同士で話し合う)
ワークシートに自分の思いを記入し、各グループ内で話し合います。 - 「自ら気づく」(学び合う)
参加者それぞれに話し合いの内容を振り返りながら、「今日の気づき」を発表します。
※「親プロ」の詳細は、広島県立生涯学習センター(ぱれっとひろしま)<外部リンク> をご覧ください。
安心して話せる場づくり:「三つの約束」+1
安心、安全な話し合いの場をつくるために、講座の最初に参加者に約束してもらう「三つの約束」+1を説明します。
- 発言の平等
(みんな同じくらい話しましょう。人の意見はしっかり聞きます。) - 人の意見の肯定
(自分とは違う意見も受け止めます。うんうん(相づち)を積極的にしましょう。) - 秘密は守ってね
(その場で出た意見・個人情報は、その場に置いて帰ります。SNSやネットはN.G.!) - +パスあり
(発言は強制ではありません。話したくないことは言わなくていいんです。)
廿日市市「親プロ」講座の実施状況
アレンジ版とは、県が提供している基本の「親プロ」教材を元に、学習ニーズなどに合わせて、主催者とファシリテーターがエピソードや設問を変更するなどのアレンジを加えたものです。
令和7(2025)年度 廿日市市「親プロ」講座の実施状況
第1回 待つ門には福がくる!?(早くしなさい!は誰のため?)(アレンジ版)
| 主催団体など | 社会福祉法人さくら福祉会児童家庭支援センターコスモス |
|---|---|
| 教材番号 | 教材番号コ-3・待つ門には福がくる!?(早くしなさい!は誰のため?)(アレンジ版) |
| 講座の目的 | こどもとの接し方のちょっとしたコツやポイントを掴んで、親も子も、それぞれの違う思いや考え方を尊重し認め合い、"待つ"ことを大切に、笑顔で過ごすためのコミュニケーション方法を一緒に考えました。 |
| 日時 |
令和7年8月23日(土曜日) 10時~11時30分 |
| 開催場所 | フジタスクエアまるくる大野 |
| 対象者 | 子育て中の方、子育てに関心のある方 |
| 参加者数 | 13人 |
| 託児 | あり |
第1回 講座の様子
参加者の声 (一部抜粋)
- 初めての参加でも、とても楽しく時間を過ごせました。
- 安心感は分からないが、がんばろうと思えた。
- 世代の違う子育ての交流が出来るのも楽しい。
- 少し客観的に捉えることが出来、冷静になるきっかけをもらえた。
- 先輩ママさんが居て、今後起こってくる悩みを知れて勉強になりました。
- 似た悩みを持っていたり、子どもがぐずっても優しい目で見てくださったり、嬉しかった。
- 夫と子どもの関係がライバルで親友みたいでケンカが激しい。夫にも教えてあげます。
- すごく良い時間になりました。例えば、子どもが親との関係に悩んでないか(いつも怒られてツライとか)など、今回と同じような「話をする場所や機会」があったら利用したいと思いました。
- 人の意見を聞いたり人と話したりして、すっきりすることができました。ありがとうございました。
主催者から
7回目の親プロ、毎回、参加された皆さまとスタッフで作られる、この空気感・空間が好きで、開催してよかったと感じています。
ご夫婦で参加される方も増えてきています。ご家庭の中にこの講座が話題として取り入れていただいていると思うと、主催者として大変嬉しく思っています。
帰り際、「来てよかった。話を聞いてもらえて、自身がついた」と言っていただき、開催してよかったと思いました。
今回も「児童家庭支援センター コスモスに相談したい」と申し出がありました。コスモスが安心して相談できる場として周知できることも、市生涯学習課さん・ファシシテーターの方々のお力のおかげです。
令和6(2024)年度 廿日市市「親プロ」講座の実施状況
第1回 「スマホ!」ウチではどうする?!(身につけたいスマホリテラシー)(アレンジ版)
| 主催団体など | 社会福祉法人さくら福祉会児童家庭支援センターコスモス |
|---|---|
| 教材番号 | 教材番号26・「スマホ!」ウチではどうする?!(身につけたいスマホリテラシー)(アレンジ版) |
| 講座の目的 | スマートフォンを安全・安心に使うために、家庭内でのルールなど、わが家流のつきあい方に関して考えてみよう。 |
| 日時 | 2024年5月11日(土曜日)10時~12時 |
| 開催場所 | フジタスクエア まるくる大野 |
| 対象者 | 小学生~高校生、またはその保護者 |
| 参加者数 |
14人 |
| 託児 | あり |
第1回 講座の様子
第1回 参加者の声 (一部抜粋)
- 時間が区切られていて、スマートに話し合いができて、楽しかった。
- スマホを通して、親子関係が大事!と分かった。
- 同じ悩みを持たれている参加者の話からヒントがもらえて、安心した。
- 子どもの立場の話を聞くことができて良かった。
- 子どもだけの問題ではなく、親の考え方が大切なのだと思える時間になった。
- 家族でルールを決めて正しく使えば、スマホは悪いものではない。スマホは操っても、操られるな!
- スマホを長時間見ないようにはどう工夫するかなどの答えは見つからなかったけど、参加して良かった。
第2回 かかわってみて…(地域の大人ができること)(アレンジ版)
| 主催団体など | 廿日市市 大野東市民センター |
|---|---|
| 教材番号 | 教材番号24・かかわってみて…(地域の大人ができること)(アレンジ版) |
| 講座の目的 | 市民センターで「こどもの居場所」を始めるにあたり、最近の子どもや親を取り巻く環境を理解し、地域の大人ができることを考え、学ぶ。 |
| 日時 | 2024年5月28日(火曜日)15時~17時 |
| 開催場所 | 廿日市市 大野東市民センター |
| 対象者 | 子育て支援者 |
| 参加者数 | 10人 |
| 託児 | あり |
第2回 講座の様子
第2回 参加者の声 (一部抜粋)
- アイスブレイクでいろんなおもちゃで遊んで、忘れていた子どもの頃を振り返る良い機会になり、楽しかった。
- 今の子どもを知ることが大切なのだと思った。
- 安心安全な場所と時間が必要なことが分かった。これから始まる「こどもの居場所」という素敵な取り組みにワクワクしている。
- ファシリテーターの皆さんが終始笑顔で、リラックスして参加できた。
- コミュニケーションの大切さを知った。
第3回 よりそってみて(子育て環境の変化を知る)(アレンジ版)
| 主催団体など | 廿日市市子育て応援室 |
|---|---|
| 教材番号 | 教材番号22・よりそってみて(子育て環境の変化を知る)(アレンジ版) |
| 講座の目的 | 身近な地域の相談者として活動していただくため、個人的な体験だけに基づく関わりだけでなく、母親の声をしっかりと聴く(傾聴)姿勢を高めるため。 |
| 日時 | 2024年6月11日(火曜日)10時~12時 |
| 実施場所 | 山崎本社 みんなのあいプラザ |
| 対象者 | 母子保健推進員(ママフレンド) |
| 参加者 | 19人(ママフレンド) |
| 託児 | あり |
第3回 講座の様子
第3回 参加者の声 (一部抜粋)
- 話をすることで、皆同じような考えが多いと感じ安心した。話ができて嬉しかった。
- 今の子育て環境はコミュニケーションの場が少ないと皆思っていると感じた。
- 若い人の話が聞け、今の子育ての状況や気持ちを知ることができた。
- 笑顔、思いやり、温かさ、傾聴、声かけ、目配り、気配り!
第4回 お父さんの子育てトーク!(アレンジ版)
| 主催団体など | 社会福祉法人 さくら福祉会 児童家庭支援センター コスモス |
|---|---|
| 教材番号 | 教材番号25・お父さんの子育てトーク!(父親の楽しみを持ち寄ろう)(アレンジ版) |
| 講座の目的 | 昨年度、参加者から好評を得て、「父親が集まって語れる場所が欲しい」と再リクエストを受けました。また、同様に、親プロ参加の母親からもリクエストを受けたため。 |
| 日時 | 2024年8月24日(土曜日)10時00分~12時00分 |
| 開催場所 | フジタスクエア まるくる大野 |
| 対象者 | 子育て中、または子育て支援中の男性、産前産後の父親 |
| 参加者数 | 10人 |
| 託児 | あり |
第4回 講座の様子
第4回 参加者の声 (一部抜粋)
- 正直、妻に勧められて断れずに参加したが、本当に来てよかった。
- 父親同士の励まし合いの場所が必要と感じている。また参加したい。
- 一人で悩み、妻と衝突することもあり、自分を責めることもあった。日々を振り返ることができ、参加者同士で喜びや悩みを共感できた。「みんな頑張っていると」感じることができた。
- 2時間が短く感じ、話したりないくらい楽しかった。
- これからの子育てを楽しみたい。
- 悩み事は、ママと同じだなあ。
- パートナーへの思い(負担を軽減してあげたい、不満など)共有し合えた。
- 一年前の講座で一緒だった方と再会できて、嬉しかった。
第5回 もうすぐ小学生!~これまでの子育てを振り返る~(アレンジ版)
| 主催団体など | 廿日市市 大野東市民センター |
|---|---|
| 教材番号 | 教材番号12・もうすぐ小学生!~これまでの子育てを振り返る~(アレンジ版) |
| 講座の目的 | 新しい生活に楽しみが持てるよう、これまでの子育てを振り返り、みんなでおしゃべりしながら小学校生活に向けて心の準備をしていく。 |
| 日時 | 2025年2月15日(土曜日)10時~12時 |
| 開催場所 | 廿日市市 大野東市民センター |
| 対象者 | 令和7年4月に新一年生となる児童の保護者 |
| 参加者数 | 1人 |
| 託児 | あり |
第5回 講座の様子
第5回 参加者の声 (一部抜粋)
- 普段、子育てを振り返る時間を取ることがないので、こうした機会に時間を取って子育てのあり方や子どもとの時間の使い方などを考えることができて良かった。
- 小学校入学前の不安を共有できるので、もっと多くの小学校で広まると良いなと思った。
- とてもいい話が聞けてよかった。
- 久しぶりに小学校入学前の気持ちに戻れて、とても新鮮で楽しかった。
- 小規模の講座で参加者さんと意見交換できる場がたくさんあると嬉しいな♡と思った。
- みんな違う小学校で、ルールが違って、話していて楽しかった。







