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佐伯高等学校の魅力化支援

ページID:0069215掲載日:2025年12月1日更新印刷ページ表示

広島県立佐伯高等学校の魅力化にチカラを合わせて取り組んでいます

 ​佐伯高校の魅力向上や活性化、そして生徒の教育環境の充実を通じて、佐伯・吉和地域の次世代を担う人材を育成するため、地域や学校と連携してさまざまな取り組みを行っています。

1.佐伯高校魅力化担当の地域支援員を配置

 佐伯高校の魅力化を支援するため地域支援員を配置し、佐伯高校が行う魅力化の取り組みを支援しています。

2.公営塾「道秀」の開催

 佐伯高校の生徒を対象とした公営塾を平成30年4月から開設しています。

 「道秀」という言葉は、次のような思いがこめられている言葉です。

佐伯高校の記念誌に書かれている題字「道秀」の表現より

 細く曲がりくねった苦難の道も、通り抜ければ展望の開けた大きな道に出る。
 それは創立期の道秀カ丘の道であり、佐伯高校の歩みであり、また人生でもある。
 絶えず上に向かって、上をめざして進もうとするチャレンジの心が、翼を拡げて大空を飛翔するような夢をかなえてくれるだろう。​

開講内容

 ア 英語・数学講座(自主学習・個別指導教室):1つは英語・数学の個別指導教室で、大学生の学習支援員も招き、勉強だけでなく大学入試の経験談など身近なロールモデルとして指導しています。もう1つは私語禁止の自主学習教室で、集中して学習に取り組むことができます。

 イ 旅する教室:英語を積極的に話し、外国の方と接することで英語でコミュニケーションを取る楽しさを学び、異なる世界や異文化に触れることで生徒自身の視野を広げます。

 ウ 小論文・面接対策講座(自主学習・個別指導教室):総合型選抜や学校推薦型選抜の大学入試に向け、秋に短期集中型で個別指導を行います。

 

 自主学習教室を利用する生徒たち 大学生の学習支援員へ進路の相談をする生徒 公営塾旅する教室 公営塾小論文面接対策クラス

中学生対象公営塾

 ア 夏期・冬期講座:地元中学校である佐伯中学校・吉和中学校の生徒が、佐伯高校で開講している公営塾での学びを体験し、佐伯高校への理解を深める場です。

 イ 英語・数学講座(自主学習・個別指導):佐伯中学校では、定期考査前に英語・数学のテスト前対策講座を開き、基礎学力向上を支援しています。

 ウ 出張旅する教室:吉和中学校では、授業の一環として「出張旅する教室」を年1回実施しています。

 エ 自己表現講座:佐伯高校生を講師に迎え、佐伯中学校・吉和中学校の3年生を対象に、高校入試に向けた自己表現力の向上を目的として、年1回実施しています。

 

 佐伯中学生対象子テスト前対策講座 吉和中学校出張旅する教室 佐伯中学校と吉和中学校の3年生対象自己表現講座

受講料

 無料(ただし、個別の教材費は個人負担)

 

3.下宿費の補助

 地域外から佐伯高など学校に通学するために下宿する生徒の保護者に対し、経済的負担の軽減を図るため、下宿費の一部を補助しています。

 広島県立佐伯高等学校下宿費等補助金交付要綱 [PDFファイル/2.08MB]

 下宿先でお弁当を作る下宿生たち 下宿先から登校する下宿生

 

対象者

 対象者は、次の要件をすべて満たしている生徒の保護者です。

  1. 生徒が中学校卒業時に佐伯地域外に住所を有していること。
  2. 他制度により、下宿費の補助を受けていないこと。

補助額

 1月当たりの下宿費の額が3万円未満の場合は、当該下宿費の額

 1月当たりの下宿費の額が3万円以上の場合は、3万円

 提出書類

 (1) 広島県立佐伯高等学校下宿費補助金交付申請書

 (2) 下宿費の領収書などの写し

 (3) 賃貸契約書の写し(※各年度初回の申請時のみ​)​

 (4) 学生証の写しまたは在学証明書(※各年度初回の申請時のみ​)

 (5) 口座振替依頼書(※初めて申請される方または変更がある方のみ​

問い合わせ先

  佐伯支所 地域づくり係(佐伯支所2階)

  電話:0829-72-1112(直通)
  

4. 通学費の補助

 佐伯高校に通学する生徒の保護者に対し、経済的負担の軽減を図るため、通学費の一部を補助しています。

対象者

 対象者は、次の要件をすべて満たしている生徒の保護者です。 

  1. 佐伯高校に通学するため、路線バスや鉄道などの通学定期券を購入していること。
  2. 通学定期費の基準額(※)が6,000円を超えていること。
  3. 他制度により、通学費の全部または一部の支給を受けていないこと。

 ※基準額…最も経済的かつ合理的と認められる通常の通学の経路および方法による最も低廉となる(6か月または1年)定期券の1か月分相当額(1円未満切捨て)

補助額

  1. 広電バス津田線のみを利用する場合
    ​ 6か月定期券相当額×1/6-6,000円(100円未満端数切捨て)×定期券の通用期間に相当する月数
  2. 広島バス津田線とそれ以外の公共交通機関を併用する場合

  「6か月定期券相当額×1/6-6,000円(100円未満端数切捨て)×定期券の通用期間に相当する月数」(広電バス津田線)

  「(6か月定期券相当額×1/6)または(1年定期券相当×1/12)×3/4(100円未満端数切捨て)×定期券の通用期間に相当する月数」(広電バス津田線以外の公共交通機関)

  ※ 6,000円は、『広電バス津田線』→『広電バス津田線以外の公共交通機関』の順に減じ、広電バス津田線から6,000円を減じきれない場合は、その減じきれない額を(6か月定期券相当額×1/6)または(1年定期券相当×1/12)の額から差し引いてから3/4を乗じます。

  ※ 端数日数分は、1か月分の補助額×端数日数/30(100円未満切捨て)を補助します。

 

提出書類

  1. 広島県立佐伯高等学校通学費補助金交付申請書
  2. 定期券の写しまたは定期券の購入を証明するもの(※定期券の通用期間・利用区間または区間運賃・金額が分かるものに限る。)
  3. 学生証の写しまたは在学証明書(※各年度初回の申請時のみ)
  4. 口座振替依頼書(※初めて申請される方または変更がある方のみ)

問い合わせ先

 廿日市市教育委員会 教育総務課(廿日市市役所 4階) 

 電話:0829-30-9200(直通)

 

5.  下宿改修費補助金

 市では、佐伯高校の活性化と生徒の確保を図るため、下宿して通学する佐伯高校の生徒の下宿先確保を支援しています。

 また、下宿の提供を市に事前に申し出て、下宿の受け入れのために自宅などを改修される場合は、経費の一部を補助しています。

対象者

 所有または管理している建物の一部または全部を、下宿して通学する佐伯高校の生徒に貸し付けすることを、事前に市に申し出た方のうち、その建物が下宿として提供できると市に認められた方

補助対象事業

 佐伯高校の生徒の下宿受入れに必要な整備を図るために行う、次の事業が対象です。

 
区分 補助対象事業
対象
  • 台所、浴室、便所、洗面所、脱衣所などの改修工事
  • 生徒が居住する部屋の内装などの改修工事
  • 生徒が生活していく上で、必要な設備などの設置や設置に伴う改修工事(ガス給湯器、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、ベッド、学習机など)
  • その他市長が適当と認める改修工事

※過去5年以内にこの補助金で改修されたものや、設置された設備は対象外です。

※他の補助制度などの対象となる工事等は対象外です。

交付の条件

 補助金の交付を受けた方は、佐伯高校の生徒の下宿(実際に下宿する生徒がいない場合を含む)を少なくとも3年以上継続する必要があります。

補助額

申請回数 区分 補助率 補助上限額
初回 受入人数4人以下 1/2(1,000円未満切捨て) 50万円
受入人数5人以上 50万円+(受入人数-4人)×5万円
2回目以降 受入人数を増やすため以外の改修 15万円
受入人数を増やすための改修(受入人数4人以上) 15万円+(改修後の受入人数-前回申請時の受入人数)×5万円

※申請は年度に1回限りですが、1回の申請で複数の工事等が申請できます。

提出書類

  1. 広島県立佐伯高等学校下宿改修費補助金交付申請書
  2. 補助事業に要する経費の内訳が明記されている工事請負契約書または見積書の写し
  3. 対象物件の位置、改修予定箇所の場所および改修の内容が確認できる書類
  4. 改修予定箇所の写真
  5. その他市長が適当と認める書類

問い合わせ先

 佐伯支所 地域づくり係(佐伯支所2階)

 電話:0829-72-1112(直通)

 

6. 佐伯高校と連携した地方創生・地域活性化の取り組み

佐伯高校が取り組んでいる探究学習「SAEKI QUEST」

 『SAEKI QUEST』は、生徒が自らの興味・関心や進路に応じて課題(問い)を設定し、自由にアイデアを出しながら解決を目指す学びのプログラムです。「教科書のない冒険」ともいえるこの活動では、生徒一人一人が主役となり、自ら考え、挑戦する力を育みます。市では、地域と連携して生徒の探究活動を支援し、学びをさらに深める取り組みを行っています。

 友和市民センターの活性化を目指し、お化け屋敷を企画・開催  チャレンジプランコンテストの発表の様子  浅原の活性化を目指し、おおのきファームでイチゴ狩り体験とPR動画の撮影

廿日市市ライフスタイルブック 移住・定住ガイド ぶち山・ちいと山編

 「ちいと山(佐伯地域)」と「ぶち山(吉和地域)」の移住・定住を促進するため、廿日市市佐伯・吉和地域の暮らしの魅力や生

活する人の声などを詰め込んだ一冊の作成に、佐伯高校の生徒さんに協力してもらいました。

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