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地域支援員の募集(佐伯高校魅力化担当)
佐伯高校が取り組んでいる学校の魅力化の取組を支援し、地域と連携した地方創生・地域活性化に挑戦する地域支援員(会計年度任用職員)を募集しています。

広島県立佐伯高等学校(佐伯高校)とは
佐伯高校は、広島県南西部の自然豊かな廿日市市佐伯地域にあり、約80年の歴史と伝統を誇る学校です。
「全員主役。」を合言葉に、生徒全員が自分らしく輝き成長できる学校を目指しています。また、少人数という特色を最大限に生かし、学校と地域が一体となって生徒を生徒一人ひとりを大切に育てています。
数年前、佐伯高校は生徒数の減少により統廃合の危機にありましたが、高校・地域・市で連携して現在まで取り組んできた結果、令和6年度には全校生徒数100名を超えました。
一方で、広島県の小規模県立高校の統廃合を検討する基準は、2年連続して「新入学生徒数が入学定員の2分の1(20人)未満、または全校生徒数が収容定員の2分の1(60人)未満」であり、若者の人口減少が進むこの中山間地域において、今後も安定して生徒数を確保することが課題です。

SAEKI QUEST~教科書のない学びの冒険~
佐伯高校には、生徒が興味を持ったことを探究していく「SAEKI QUEST(さえきクエスト)」という授業があります。この授業に教科書はなく、生徒は自分たちが考えて決めた探究テーマに関して、体験や実践を通して学んでいきます。
探究テーマには地域課題が取り上げられることが多く、地域の方たちと一緒に地域課題に向き合い、活動しています。この探究授業を通じて、地域への思いが強くなり、地域の将来の担い手としての活躍が期待されています。
特色ある部活動
佐伯高校には、インターハイ上位の常連のとなっているアーチェリー部や、県内唯一の公立高校女子硬式野球部など、全国に誇る部活動があります。
部活動のために市外、県外から毎年多くの生徒が入学し、地域のご家庭に下宿して学業と勉強に励んでいます。
地域との関わり
佐伯高校の生徒が地域行事に参加したり、高校の授業や部活動に地域の方が参加・応援するなどして、積極的に関わりを持っています。
佐伯高校と地域が関わりを持つことで、生徒の地域に対する関心が高まり、卒業生が地域を支える担い手として活躍することにも繋がっています。
佐伯高校は、地域の将来の担い手育成、地域の活性化、地域力の向上、そして地元中学生の進学先として、地域にとって「なくてはならない大切な高校」です。
◎佐伯高校のことをもっと詳しく知りたい人はこちら
- 広島県立佐伯高等学校<外部リンク>
◎廿日市市が実施している佐伯高校への支援を詳しく知りたい人はこちら
地域支援員の活動内容~こんな事をやってもらいます~

(1)SNSなどを活用した定期的な佐伯高校の魅力発信
FacebookやYouTube、ホームページ、紙面、ラジオなどのさまざまな媒体を使った情報発信、学校が行う魅力発信の支援など
(2)地域と連携した魅力化の取組の企画・運営
津田商店街と連携したイベントの企画・運営など
(3)学校が行う魅力化の取組の支援
「SAEKI QUEST(探究授業)」の支援、オープンスクールの支援など
(4)公営塾の企画・運営
市が主催する公営塾の企画・運営
現在は、次の4つの公営塾を実施しています。
- 旅する教室:外国の方と接して英語を積極的に話し、異なる世界や文化に触れることで生徒自身の視野を広げる。
- 英語・数学講座:教室2つを使用し、それぞれの教室で個別指導と自主学習を行う。
- 小論文・面接対策講座:総合型選抜や学校推薦型選抜の大学入試に向け、短期集中型で個別指導を行う。
- 中学生対象講座:佐伯高校の魅力や公営塾を知ってもらうため、地元中学生に対して模擬公営塾を行う。
(5)下宿先の確保に向けた支援
下宿管理人会議への出席、下宿協力者募集説明会の開催など
◎現在任用中の地域支援員に関して、活動内容などを詳しく知りたい方はこちら
- 地域支援員の紹介
- 廿日市市地域支援員ホームページ<外部リンク>
- 廿日市市地域支援員Facebook<外部リンク>
- 佐伯高校魅力化担当YouTube<外部リンク>
地域支援員とは
過疎地域などで、地域情報の発信や地域おこし活動の支援、地域内外の交流を促進することで、地域力の維持・強化の取り組みを行う人をいいます。総務省の「地域おこし協力隊」と「集落支援員」を活用した廿日市市独自の制度になります。
なお、専門的な資格・知識・経験を有している(例:教員免許があり、実際に教員として勤務した経験がある)場合は、「主任地域支援員」として任用します。
会計年度任用職員とは
会計年度任用職員とは、地方公務員法が適用される一般職の地方公務員で、1会計年度内(4月1日~3月31日)で任用される非常勤の職員です。
募集の内容
応募条件
- 新しい視点で企画立案ができ、多世代とコミュニケーションがとれる人
- SNSやオンラインを活用した、情報発信ができる人
- 中山間地域における活動に意欲を持って取り組むことができる人
- 協調性があり、「報告・連絡・相談」ができる人
- パソコンソフト(Word、Excelなど)、SNSなどの一般的な操作ができる人
- 普通自動車運転免許を取得している人
- 地方公務員法第16条に定める欠落条項(受刑者などで公務員試験を受けることができない)に該当しない人
勤務条件など
| 任用形態 |
廿日市市会計年度任用職員(地域支援員または主任地域支援員) |
|---|---|
| 募集予定人数 | 1人 |
| 勤務地 | 廿日市市佐伯支所 |
| 任用期間 |
令和8年4月1日から令和9年3月31日まで ※任用期間中の勤務実績に基づく能力の実証などにより、翌年度に再度の任用を行う場合があります(最長3年まで延長可能)。 |
| 週の勤務日数 | 4日~5日程度 |
| 週の勤務時間 | 31時間 |
| 1日の勤務時間 | 7時間45分(週4日勤務の場合) |
| 給与または報酬 (地域手当相当含む) |
【地域支援員】月約217,400円 【主任地域支援員】月約224,900円 |
|
期末勤勉手当 |
【地域支援員】年間約650,000円(初年度)、年間約1,000,000円(2年度~3年度) 【主任地域支援員】年間約672,000円(初年度)、年間約1,034,000円(2年度~3年度) |
| 通勤手当(費用弁償) | 通勤距離が2キロメートル以上の場合、市の規定に基づき支給 |
| 社会保険・災害補償 | 厚生年金保険、健康保険、雇用保険などに加入、災害補償あり |
| 休日 | 土曜日・日曜日・祝日・年末年始 ※行事や会議などにより、土曜日・日曜日・祝日や夜間の勤務があります。 |
| 休暇 | 年次有給休暇:12日(週4日勤務で4月1日採用の場合)、特別休暇(夏季休暇など)ほか ※その他市の規定で定める休暇 |
| 条件付採用 | 1カ月間(試用期間に相当するもので、再度の任用時も同様) |
| 服務 | 地方公務員法の服務および懲戒に関する各規定を適用 |
※給与(報酬)および期末手当は、給与改定などにより支給額が増減する場合があります。
補助制度など
| 活動費 | 年度ごとに予算の範囲内で、旅費、消耗品費、研修費、広報費などに使える活動費があります。(60万円程度) |
|---|---|
| 住居 | 廿日市市外から廿日市市内に転入される場合または廿日市市内の現住居から佐伯地域へ転居される場合で、賃貸物件への住居が必要な方に対して、市の支援があります。 ※事前の相談が必須です。 |
| 起業支援補助制度 | 地域支援員または地域支援員であったものが、一定の要件を満たして、廿日市市内で起業する場合、予算の範囲内で起業に係る経費の一部を補助する制度があります。(上限100万円) |
選考日程および採用までの流れ
|
募集説明会・佐伯高校見学会 |
令和8年1月21日(水曜日) 14時00分~ 【会場】佐伯高校(廿日市市津田850番地) |
募集説明会(オンライン参加可能)
佐伯高校見学会(オンライン参加不可)
参加を希望する方は、1月16日(金曜日)までに「名前」「住所」「電話番号」「オンライン参加の有無」を必ずご記入の上、メールにてご連絡ください。 【メールアドレス】saikishishoアットマークcity.hatsukaichi.lg.jp |
|---|---|---|
| 申込書の提出 | 令和8年1月28日(水曜日)必着 | 採用試験申し込みを締め切ります。 |
| 1次選考 | 令和8年1月30日(金曜日) | 書類選考し、合否の結果は申込者全員にメールと文書で通知します。 (1次選考合格者には、2次選考の詳細を案内します。) |
| 2次選考 | 令和8年2月15日(日曜日) 【会場】廿日市市佐伯支所 (廿日市市津田1989番地) |
プレゼンテーション・個人面接試験を実施し、合否の結果は受験者全員にメールと文書で通知します。 (採用が内定した方には、後日、採用に係る書類を送付します。) |
※募集説明会および佐伯高校見学会への参加は、合否に影響しません。
※採用決定は令和8年3月議会での予算議決後になります。ご了承ください。
募集要領・採用試験申込書
募集要項および採用試験申込書をダウンロードし、印刷して使用してください。
直接入手する場合
募集要項および採用試験申込書は、次の場所で配布しています。
- 廿日市市佐伯支所2階(佐伯支所地域づくり係・中山間地域振興室)
- 廿日市市役所2階(地域振興課)
申込方法
折らずにそのままの状態で、持参または郵送してください。
持参する場合は、受付時間内に提出してください。
郵送の場合は、角形2号(24センチ×33.2センチ)の封筒に「地域支援員募集申込」と赤色で記入し、提出書類をすべて同封して、簡易書留で郵送してください。(令和8年1月28日(水曜日)必着)
提出先
〒738-0292 廿日市市津田1989番地(佐伯支所2階)
廿日市市 地域振興部 佐伯支所地域づくり係
受付期間
令和7年12月15日(月曜日)から令和8年1月28日(水曜日)まで
※郵送の場合は、受付期間終了日(当日必着)までのものに限り受け付けています。
受付時間
8時30分から17時15分まで
※土曜日、日曜日、祝日および年末年始(12月29日~1月3日)は、受け付けていません
問い合わせ先
〒738-0292 廿日市市津田1989番地(佐伯支所2階)
廿日市市 地域振興部 佐伯支所地域づくり係
電話:0829-72-1112(直通)
メールアドレス:saikishishoアットマークcity.hatsukaichi.lg.jp
※「アットマーク」を「@」に変えて送信してください(スパムメール対策)

