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議会広報「さくら」72号 特集

ページID:0076662掲載日:2025年1月20日更新印刷ページ表示

佐伯歯科医師会&市議会

佐伯歯科医師会は、昭和2年に設立した「佐伯郡支部会」を前身とし、幾度かの組織改編を経て、昭和63年に現在の「佐伯歯科医師会」となりました。
現在、佐伯区支部・廿日市市支部を合わせて147名の会員が在籍されており、学校などでの歯科検診にもご協力いただいています。
今回は、佐伯歯科医師会の定例理事会にお伺いし、取り組みなどについて話を聞かせていただきました。

コロナ禍だからこそ口腔ケアで健康寿命を延ばしたい

〈活動について教えてください〉

  • 歯科公衆衛生活動として、1歳半・3歳児の歯科健診、園や学校の歯科健診、妊婦歯科健診や節目年齢歯科健診等の健診事業、そして休日歯科診療も行っています。
  • 廿日市市では「歯のなんでも相談日」を、佐伯区では「ふれあい歯っぴーフェスタ」や「市民公開講座」を開催しています。他にもさまざまな場所での講演や、あいプラザまつりなどの歯科ブースにも参加しています。

〈コロナ禍での診療控えなど、影響も大きかったのではないですか〉

  • 特に新型コロナウイルスの知識や情報が少なかった令和2年の5月は、患者数が激減して大変でした。しかし、歯科医院では新型コロナウイルス感染拡大以前から感染予防には十分な対策をしており、マスメディア等で歯科治療を原因としたクラスターが発生していないなどの報道もあり、早い段階で患者数は平年並みに戻りました。

〈健康寿命を延ばすためにも重要だと言われる口腔ケアについて教えてください〉

  • 口腔ケアにより健康寿命を延ばすということは、言い換えれば健全な歯をどれだけ残せるかということになります。今も昔も歯の二大喪失原因はむし歯と歯周病です。全年代を通じて、適切なブラッシング(プラークの除去)と食生活の改善は大切です。
    口腔内環境を整えるにはホームケアに加えて、定期的に歯科医院を受診することも大切です。
    ぜひこの機会に、かかりつけの歯科医師に遠慮なく相談してみてください。

〈ワクチン接種にもご協力いただきましたが、戸惑いやご苦労などはありませんでしたか〉

  • 毎日麻酔の注射を行っていますが、ワクチン接種は大多数の歯科医師にとって経験のないものです。講義や相互実習を行いましたが、現場で経験を積むことになり、最初のうちは緊張された先生方が多かったようです。

〈議会へ期待することなどはありますか〉

  • この度の取材のように、歯科公衆衛生活動へのよりいっそうのご理解とご協力をお願いします。

〈廿日市市での今後の取り組みについて聞かせてください〉

  • 従来どおり、お口を通した健康づくりのお手伝いを行っていきたいと思っています。また、今回の新型コロナウイルス感染症のような有事の時には、歯科医師会として協力できることは「オール廿日市」の一員として積極的に協力させていただきます。

 

他にもいろいろなお話を聞くことができました。
当日はお忙しい中、取材にご協力いただきありがとうございました。