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議会広報「さくら」第71号 臨時会
【臨時会】宮島訪問税 徴収のための準備経費を可決
8月5日に臨時会が開催され、新型コロナウイルス感染症対応の一般会計補正予算(第5号)ほか1件の専決処分事項が報告され、宮島訪問税徴収システム構築費等の債務負担行為補正(一般会計補正予算 第6号)が提案されました。直ちに予算特別委員会を開き審査を行い、討論・採決の結果、賛成多数により可決しました。引き続き開かれた本会議においても、討論・採決の結果、賛成多数により可決しました。
一般会計補正予算(第5号)【専決処分】
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金等(職員給与費含む)
総額 1624万6千円
一般会計補正予算(第6号)【債務負担行為補正】
生活航路運航事業者における徴収システム構築補助金 3億9900万円
宮島訪問税証明書発行システム構築に要する経費 3400万円
期間 令和3年度から令和5年度まで
主な質問
質問 全員協議会では財政調整基金の繰り入れも視野との回答があったが、現時点の考えは。
答弁 財政調整基金は、年度間の財源不均衡を調整するための積立金である。一般財源が不足すれば取り崩すということになるが、システム構築のために直ちに基金を繰り入れる考えはない。
質問 徴収・証明書発行システム構築費用は、どのように積算したのか。
答弁 プロポーザル実施にあたり、支援業務として業者に委託しており、駅務機器メーカー等に見積依頼するなどして積算した。
反対討論
コロナ禍も先が見えない。この補正予算を可決すれば、新たな予算提案がない限り再評決はできず、慎重に対応すべきであり反対する。
賛成討論
入島税から訪問税という原因者課税方式に変更され、議会も条例に賛同した。総務省も承認され、準備を進めるためにも賛成する。