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議会広報「さくら」第67号 特集

ページID:0059899掲載日:2025年1月20日更新印刷ページ表示

新型コロナウイルス感染症対策産業振興実行委員会&市議会

新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、宮島をはじめとする市内の観光・商工業などへ大きな打撃を与えました。市と地域経済団体や観光団体などで組織する「廿日市市新型コロナウイルス感染症対策産業振興実行委員会(以下:実行委員会)」は、市が行う支援策などを影響のある事業所へ橋渡しする役目を担っています。今回はその実行委員会をお訪ねし、現状や支援の取り組みなどについて伺いました。
 

はつかいちは絶対「#コロナに負けんよぉ」

「今こそ、廿日市」など、ポスターも印象的ですが、実行委員会で考えられたのですか

  • ポスターのデザインはデザイナーに依頼しました。イメージやキャッチコピーは実行委員会で考えましたが、なかなかの出来だと思いますよ。

さまざまな経済団体で組織されていますが、組織のとりまとめなどで苦労はありますか

  • 普段よりいろいろな事業で連携を取っているので、特段苦労というのはありませんが、それぞれの地域でニーズが違うというのはあります。

コロナ禍で会議開催なども難しい状況がありますが、意思統一や意見集約のために工夫したことなどはありますか

  • 担当者レベルでの意思統一や、意見集約については「zoom」を使ったオンライン会議などを活用しています。移動の時間もかからずスピーディーな会議ができており、非常に有益なツールだと思います。また、市担当課とも緊密に連絡を取り合っており、スムーズな運営ができていると思います。関係者で力を合わせて、絶対にコロナにゃ負けんよー。

いろいろな対策を講じていますが、周知や申請などで苦労したことはありますか

  • 各経済団体に所属している事業所への周知はスムーズにできますが、属されていない事業所に対しての周知が難しいです。
  • ホームページを立ち上げて、見ていただけるように広告看板や新聞折込の「今こそかわら版」での案内等で周知を図っています。

対策の効果をどのように分析していますか

  • 今回のコロナ禍では、国も「持続化給付金」や「雇用調整助成金」などさまざまな支援策を講じています。そんな中、実行委員会として廿日市市独自の支援策が打てているのは事業者にとっても心強いと思います。

本市の経済状況をどのようにとらえていますか

  • 当初は観光関連事業者や飲食店等への影響が特に大きく、現在は建設業や製造業等にも影響が出始めるなど、あらゆる業種が売上減などの影響を受けています。
    以前のような消費行動に戻るのは時間がかかると考えられ、「新しい生活様式」の下で消費をいかに増やしていけるかが課題になると思います。

議会広報「さくら」は読んでいますか

  • 時々拝見しています。(汗)

議会活動へのご意見などを聞かせてください

  • 今回のコロナ禍ではさまざまな支援策を講じていただき大変感謝しています。支援現場で特に感じたのは「スピード感」の必要性です。施策決定に際しては、もちろん十分な議論が必要ですが、「スピード感」のある取り組みを期待しています。

今後の対策などで、行政に期待することはありますか

  • 今回のコロナ禍の影響は、今までの災害やリーマンショックと違い、あらゆる業種・業態に長期的に影響を与えると思われます。今は、さまざまな支援策でなんとか持ちこたえてきた事業所が、今後はさらに厳しい経営状況に陥ることが考えられます。引き続き支援できるような予算措置をお願いしたいです。

お忙しい中、ご協力ありがとうございました。

 

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