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議会広報「さくら」第67号 主な議案
9月定例会 廿日市市のこんなことが決まりました
会期18日間 9月8日~9月25日
今回の議案は
原案可決 11件
原案否決 1件
同意 2件
報告 4件
閉会中の継続審査 16件
計34件
ピックアップ 1 インフルエンザ予防接種 自己負担を千円程度に軽減
〈議案第81号〉令和2年度一般会計補正予算(第8号)
本市は、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行に備え、医療提供体制の崩壊を防ぐとともに、市民の健康を保持するため、高齢者(65歳以上の方および60歳から64歳までの免疫疾患等を有する方)、妊婦、子ども(生後6カ月~小学校3年生)を対象に予防接種費用の一部を助成します。
●予防接種事業 7034万8千円
こんな質問が出ました
質問 対象を小学3年生までにした理由と、自己負担が1000円程度という考え方について問う。
答弁 生労働省の調査では、インフルエンザ脳症にかかるのは7割が0歳から9歳の年齢にあたるとされており、それを参考に9歳である小学3年生までを対象とした。また、接種費用については病院によって違うため、市内の小児科に金額を確認し、1000円程度の自己負担となるよう助成する。
ピックアップ 2 新型コロナ防疫作業など従事職員に手当を支給
〈議案第81号〉令和2年度 一般会計補正予算(第8号)
〈議案第78号〉職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対処する作業に従事する場合に、その危険性と特殊性を考慮し、特殊勤務手当を支給します。手当の支給は、令和2年2月1日から適用します。
(1)新型コロナウイルス感染症から市民の生命・健康を保護するために緊急に行われた措置に係る作業に従事した場合、1日につき3000円を支給します。
(2)新型コロナウイルス感染症の患者もしくはその疑いがある者の身体に接触したり、長時間にわたり接して行う作業に従事した時は、1日につき4000円を支給します。
●防疫等の作業に従事する職員の特殊勤務手当 総額 76万9千円
こんな質問が出ました
質問 本市の感染者対応と救急の状況はどうか。
答弁 救急隊員が応急処置や搬送業務に携わるケースが18件で、3名が対応。また、消毒作業の3件に1名が対応した。
質問 どのような職員への支給を想定しているのか。
答弁 救急隊員のような消防のほか、感染者等への接触の可能性が想定される衛生や保健関連の職員を想定している。
ピックアップ 3 宮島まちづくり交流センター 令和3年4月1日に開館予定
〈議案第77号〉宮島まちづくり交流センター設置および管理条例
旧宮島支所跡地に建設中の宮島まちづくり交流センターは、生涯学習・まちづくり活動・交流促進・集会所機能を併せ持つ施設として整備が進められています。この条例では、現在の杉之浦(すぎのうら)市民センターを分館と位置付け、営利目的での利用も可能となります。施設の利用料は市民センターと同基準ですが、営利目的での利用については利用料が4倍となります。
●施行期日 令和3年4月1日(利用受付は10月1日より開始)
こんな質問が出ました
質問 公共施設マネジメント基本方針を踏まえ、削減面積はどうか。
答弁 約1500平方メートル(34パーセント)の削減となる。
質問 削減した施設はどうするのか。
答弁 杉之浦(すぎのうら)集会所と中西集会所は住宅が併設されており、すぐに処分できないが、港町集会所と西連集会所は売却の方向で検討する。
質問 杉之浦(すぎのうら)の休館日が交流センターと違うのはなぜか。
答弁 本館は年末年始および月曜日としたが、分館はこれまでの市民センターとしての利用者に配慮し、年末年始以外は従前と同じ祝日とした。