議会広報「さくら」第67号 感染症対策補正予算
続・新型コロナウイルス感染症対策対応のための補正予算
総額 142億839万3千円に
新型コロナウイルス感染症に対応し、国の交付金などを活用した一般会計補正予算の総額が142億839万3千円となりました。
8月17日の補正予算(第7号 専決処分)では、感染者の早期発見による感染拡大防止を図るため、広島県の補助金を活用してドライブスルー方式によるPCR検査センターを設置するための予算などが組まれました。
また9月補正(第8号)では、インフルエンザの同時流行に備え、高齢者や妊婦、子どもへのワクチン接種費用の負担軽減のため、補助金などを追加しました。
【一般会計】 新型コロナウイルス感染症対応に係る予算措置
区分 | 予算額等(歳出額) | ||
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補正予算 | 4月補正(1号) | 専決処分(4月24日) | 112,406,000円 |
4月補正(2号) | 専決処分(4月30日) | 11,924,299,000円 | |
5月補正(3号) | 臨時会(5月14日) | 186,200,000円 | |
6月補正(4号) | 定例会(6月25日) | 762,992,000円 | |
6月補正(5号) | 専決処分(6月29日) | 141,077,000円 | |
7月補正(6号) | 臨時会(7月21日) | 835,360,000円 | |
8月補正(7号) | 専決処分(8月17日) | 48,200,000円 | |
9月補正(8号) | 定例会(9月25日) | 197,859,000円 | |
合計 | 14,208,393,000円 |
ドライブスルー方式のPCR検査場を市内に整備
感染者の早期発見や、市民の安心・安全な暮らしのため、佐伯地区医師会の協力のもと、ドライブスルー方式による検体採取を行う地域外来・検査センター設置(8月22日から稼働中)のための予算(1520万円)を計上しました。
設置場所については非公表ですが、これにより1日あたり30検体の対応が可能となります。(水曜日・木曜日・土曜日の週3日実施)
こんな質問が出ました
質問 感染の疑いがあれば、誰でもすぐに検査してもらえるのか。
答弁 かかりつけ医に相談し、保健所の指示を受けてからの検査となる。
質問 移送車を購入するとあるが、どのように使うのか。
答弁 陽性者の移送は県が担う。購入する車は、陰性でも隔離期間が必要な方や、宮島の観光客を検査場へ搬送するなどを想定。