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議会広報「さくら」第59号 特集
【特集】国際交流協会ボランティア & 市議会
国際交流協会でボランティア活動をされている4名の方に、国際交流協会での活動について取材させていただきました。
市内在住の外国人へ、日本語支援や通訳ボランティアなどを行っており、夏の平和ツアーは活動の集大成的な行事とのことでした。
熱心に語られる姿に、国際交流への強く熱い想いを感じました。
異なる文化や考えに触れる楽しさを味わってほしい
ボランティアに関わるきっかけは
- 仕事が英語を使う環境だったため、退職後は語学力を生かした活動がしたいと考えていました。宮島ガイド研修に参加したことがきっかけで、土曜通訳ガイドグループの立ち上げにも関わってきました。
- 一時期、仙台市に住んでいたことがあり、そこで外国人への日本語支援をしていました。廿日市に帰ってからは、日本語教室にボランティア参加をしています。
どんな活動をしているのですか
- トライアスロンなどでの通訳ボランティアや地域在住の外国人支援で、日本語教室の開催や日本語支援ボランティアなどをしています。
- 長年、日本語教室に関わり、現在では日本語を教える方の養成のための活動をしています。
- 年1回の平和ツアーが、様々な活動の集大成です。留学生たちの間では、廿日市市の平和ツアーは、石川県のジャパンテントと並んで非常に高い評価を受けているんですよ。
どんな時にやりがいを感じますか
- 平和学習でのディスカッションには、留学生が参加します。学生たちの真剣な姿に学ぶことも多く、とてもやりがいを感じます。
- 様々な国の人たちと触れ合えることは、異なる文化や考え方を聞く機会でもあり、とても楽しいです。
- ボランティアとはいえ、異国の地で不安な方たちへの支援は、責任とやりがいを感じます。
大変だと思うことはありますか
- ボランティア養成講座には多くの方が参加してくださいますが、人それぞれ適性は違います。どの人が何に関わるべきか、参加者の方々の適性を見極めることも大切なので苦労しますね。
- 平和ツアーでは、ホストファミリーの募集なども苦労します。母国とは環境も違うため、暑さや留学生の体調管理にはとても気を遣います。
さくらは読んでいますか
- 何か月かに1回出るやつですよね。もちろん読んでいますよ。(笑)
議会や行政にご意見はありますか
- 福岡から移り住みましたが、海もあり山もあり、世界遺産もあり素晴らしいところだと思います。この環境を大切に守ってほしい。
- 議員の皆さんにも、平和ツアーや協会主催の行事で留学生たちと交流し、現状を見て国際理解を深めてほしい。
廿日市市国際交流協会とは
広く国際交流についての理解と関心を高め、市民中心の幅広い分野での国際交流を推進することを目的に、1995年2月20日に設立されました。
ボランティアをやってみたい方へ
協会ではボランティアを募集しています。活動の種類はいろいろ。あなたの得意なことを通じて、国際交流の輪を広げましょう。通訳・ガイド・翻訳、ホストファミリー、文化紹介、日本語学習支援、事業協力、広報など様々な場面で活躍してみませんか。
お問い合わせは 廿日市市国際交流協会事務局 電話:(0829)20-0116 E-mail:hia21@mx4.tiki.ne.jp
他にも色々なお話を伺うことができました。当日はお忙しい中、ご協力ありがとうございました。