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議会広報「さくら」第59号 議員全員協議会
議員全員協議会
昨年12月の説明(56号で報告)に続くものです
廿日市市立地適正化計画に関して
基本的事項
1 計画策定の背景と目的
今後人口減少と少子高齢化のさらなる進行が予想される。「第6次総合計画」や「都市計画マスタープラン」を受け、本市の持つ特徴を維持・活用するとともに、課題の解決という視点から、生活に必要な機能を適正に配置する。また同時に公共交通ネットワークと連動した『拠点の形成による持続可能なまちづくり計画』を策定する。
2 策定・目標年次
基本的方針
本市の持つ特徴を維持・活用するとともに、課題の解決という視点から設定する。
本市の特徴
●隣接する広島市からより高度な都市サービスの享受が可能
●公共交通機関(広電、JRなど)や道路網が充実
●JA広島総合病院を中心とした地域における医療提供体制の構築
本市の課題
◆人口減少・少子化(交通利用者減・市街地の低密度化、社会保障費の増加)
◆高齢化のさらなる進行
◆年少人口比率は低くないが、合計特殊出生率は県下最低
↓
(1)地域特性を生かした拠点づくり
(2)拠点の役割に応じた都市機能誘導区域、施設の設定
(3)適切な規模の市街地の維持
(4)拠点間のネットワークの形成
(5)今後の産業拠点整備なども見据えた誘導区域設定
(6)適切な計画区域の設定
重点目標
(1)地域での健康な暮らしを支えるまちづくり
2025年問題に対しJA広島総合病院中心の地域医療拠点整備や福祉機能の維持・強化を図る
(2)子育てを支援する住みよいまちづくり
若者の就職・新婚層のニーズに応え、人口定着のため子育て支援の維持・強化を図り、就職・新婚層の住居確保も進める
(3)施策を展開する上での都市基盤づくり
多極ネットワーク型コンパクトシティの形成
+
新機能都市開発事業による就業の場の確保
こんな質問が出ました
質問 大規模団地活性化の取り組みは。
答弁 空き家の活用を単体で考えるのではなく、まちづくりの視点から、課題整理、ニーズの把握を地域自治組織、関連事業者など多様な主体と協働で戦略的に進める。
質問 中山間地域の誘導を進める中で、人口減少、少子高齢化による空き団地の活用はどのように進めるのか。
答弁 佐伯地域の人口減少は避けられない中、誘導地域に関しては絞り込み、人口密度の維持をしていく。それ以外は空き家対策や団地の活性化など検討をしていきたい。
質問 今年度佐伯地域のバス路線の再編を行ったが、沿岸部の具体案は。
答弁 32年1月にさくらバス、大野ハートバス路線の見直し再編を予定している。具体案に関しては今後市民と意見交換をし、利用しやすいルート設定をしていく。