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議会広報「さくら」第56号 議会報告会

ページID:0033431掲載日:2025年1月20日更新印刷ページ表示

議会報告会

 昨年3月の改選で、定数が2名減の28名となりましたが、市民の皆さんに対しより細かな取り組みが出来るよう、常任委員会を1増の4常任委員会にしました。

 今回は委員会ごとにテーマを決め、市内8か所で行いました。この度皆さんから頂いた貴重なご意見は行政に報告をし、議会として今後のまちづくりに役立ててまいりたいと考えます。

総務常任委員会 【空家など対策計画に関して】

阿品市民センター(参加者4名)

 ふじタウンも高齢化が進み、空家が目立ってきている。参加者は少なかったが活発に質疑や意見が発せられた。

・危険度の判断基準に関して。

・法定措置に3年以内という制限を設けたらどうか。

・空家の活用を具体的にどうすればいいのか検討しているのか。定住対策を含めて。

自由意見交換

・ふじタウンは高齢化が進んでいるが、相続問題では空家の手の付けようがない。不動産価値のこともあり、不在空家になる前に対処したいが、現実は厳しい。

・第一公園に集会所施設を作りたいと要望しているが返答を待っている。(自治振興部と調整し担当課より返答を返した)

吉和福祉センター(参加者9名)

 みぞれの降る極寒の中、集まっていただいた。テーマへの質疑は少なかったが、意見交換で委員側から参加者への質問などもあり、活発な意見交換会となった。

・空家を所有しているが、貸し出し用にリフォームの補助をお願いしたい。(補助金の説明をした)

自由意見交換

・福祉センターの宿泊施設は非常に好評であり、稼働率も高い。

・定住ツアーに興味は示すが定住にはつながっていない。貸し出し側にコーディネーターが要ると思う。

文教厚生常任委員会 【保育園再編計画に関して】 【団地高齢化と福祉に関して】

柿の浦集会所(参加者26名)

 請願が提出されるなど、市民の関心が大きいテーマであり、熱心な質問や意見が出されました。

・後期のスケジュールは決まっていないのか。特に宮内、佐方。子どもが転園予定であり転園先が対象になると子どもが安定しない。

・地域の声を聞いてほしい。プロセス、結果、財源ありきではなく、子どもの命を考えてほしい。

自由意見交換

・再編構想の説明会を、行事に合わせて行うなど、参加しやすいよう考えていただきたい。

・身近な所から、取り組んでいただきたい。通学路で危ないところがある。

四季が丘市民センター(参加者39名)

今回の報告会で最もたくさんの方に参加をいただき、活発な交換会となった。

・3世代が住める住宅でないし、働くところもない。同居したくてもできないのが現状である。

・海外では高齢者が機能維持できる施設があり、体を動かし対話ができて良かった。本市にも作ってほしい。

自由意見交換

・文教厚生に関する行政の熱い思いをもっともっと聞きたかった。

・中心部から離れた四季が丘で、人口を増やすのは難しい。いかに住みやすく、老人対策をしていくか。そういう地域の対策を考えてもらいたい。

環境産業常任委員会                                               【新ごみ処理場建設に関して】 【ごみの持ち去りに関して】 【たばこのポイ捨てに関して】

大野6区集会所(参加者12名)

・新ごみ処理場の建設費が、予定額と落札額の差がありすぎる。機能の面など確約できると考え、議会は承認したのか          (議会も同様の質疑をした。機能面は変わらないとのことで承認をした)

・熱エネルギーを温水プールなどに活用できないのか。(発生エネルギーは、民間に売却の予定)

自由意見交換

・カープの練習場があるが、市は活用していない。もっと交流をしてほしい。

・国道2号の渋滞緩和を考えてほしい。広岩道路の半額化や無料化を進めてほしい。

宮島市民センター(参加者6名)

 観光シーズンの中で参加者は少なかったが、意見交換では観光地ならではの課題が出た。

・島内からの搬出に余分なお金がかかる。5年、10年後大幅に観光客が増えた時の処理のために島内に処理施設はできないのか。(国の方針で広域処理となっている、宮島の環境も妨げとなっている。意見は報告します)

自由意見交換

・タバコ、ごみのポイ捨てに迷惑している。喫煙所は桟橋のみとし島内全面禁煙を知ってもらうために迷惑条例を作ってほしい。(早急に対応するよう報告します)

・大杓子の説明板、特に外国語説明板をもっと見えやすく大きくしてほしい。(早急に対応できるよう報告します)

建設常任委員会 【公共交通再編に関して】

原市民センター(参加者31名)

 議会報告会があることを、出席者のほとんどが認識していないように感じた。もっと市民にPRが必要である。

・原・川末線の便数を増やして、全便とも、JR廿日市駅北口に乗り入れてもらいたい。

・ICカードの導入の際には全線共通にしてほしい。

・地域による料金格差を解消してもらいたい。

自由意見交換

・免許返納者に対する優遇策を講じてもらいたい。

・原・川末線は道路が狭く危険なので、道路拡幅を先にしてもらいたい。

・市街化調整区域の見直しを検討してもらいたい。

津田市民センター(参加者10名)

・津田と沿岸部との便数を増やしてほしい。

・大野ハートバス、さくらバスへの乗り継ぎができていないので検討してほしい。

・料金は受益者負担であり、100円にするべきではない。

自由意見交換

・黒折~上平良のトンネルの計画はどうなっているのか。

・太陽光発電施設が問題になっている。開発行為に条件は付けられないのか。

・新機能都市開発、第二はつかいち大橋の進展状況、医療機関の整備状況を聞きたい。

 

どの会場も、熱心にそして真剣な中にも、和やかな雰囲気で意見交換が行われました。

他にもたくさんのご意見ご提案をいただきました。今後の議会活動・運営に生かしていきたいと思います。