本文
議会広報「さくら」第54号 特集
日本赤十字広島看護大学
赤十字の中国・四国ブロックにおける拠点校として、瀬戸内海に浮かぶ日本三景「安芸の宮島」を望む小高い丘に、平成12年に開校されました。
保健医療活動をはじめとして災害救助活動、国際救援活動など広く社会に貢献できる人材の育成と看護に関する幅広い能力を備えた赤十字看護師の育成を目指す赤十字の大学です。
現在、約600人の学生さんが学んでいます。
【特集】大学生&市議会
選挙権年齢が引き下げられ、若者の政治参画が期待されていますが、他の世代と比べて投票率は低い傾向にあります。
なぜ若者は、政治に関心を示さないのでしょうか。
今回は、次世代を担う日本赤十字広島看護大学の皆さんに、自らの将来を想像しながら、政治への期待や不満を語っていただきました。
いま若者は政治に何を思うのか
赤十字看護大学に進学しようと思ったきっかけは何ですか?
- 高校の先生からいい大学だと勧められ、行きたいと思った。
- 開発途上国などの医療に興味があった。自然に囲まれた、この素晴らしい環境で医療を学びたいと考えた。
- 親が看護師をしているので。
廿日市市はどんなまちですか?
- 私は兵庫県出身ですが、廿日市市にはあたたかい方が多く、いいまちだと思う。
- 初めは、廿日市の読み方すら分らなかった。
- カキやアナゴがおいしい。私の出身地、長野には海がない。でもここではいつもそばには海があり、環境がいい。
- 世界遺産の宮島は大好き。弥山にも登った。
廿日市市へ要望したいことはありますか?
- バスの便数を増やしてほしい。それと、街灯が少ない。
バスがなければ自宅や駅まで歩いて帰らないといけない。
その際に、暗くて危険を感じることがある。 - 廿日市市には映画館がないので、ゆめタウンに作ってほしい。
テレビや新聞では議員の不祥事などが報道されていますが、皆さんの議員に対するイメージについて教えてください
- 自分と直接かかわっている感覚がない。
- 国・県・市など、大きなものを動かしているというイメージがある。
3月の市議会議員選挙に行かれた方はいますか?
- 一人挙手(廿日市市に住民票がない方もいらっしゃいます。)
どうしたら若い方の投票率が上がると思いますか?
- インターネット投票ができるようになれば、若い人の投票率が上がると思う。
ネットでは候補者の情報収集と投票が一度にできる。
これからの政治に何を期待しますか?
- 2025年問題を真剣に考えて欲しい。自分たちが何人もの高齢者を支えなければいけない時代。その負担を軽減させるような政策を考えてほしい。
- 看護師は女性が多い、出産や子育てが終わった後に、職場にあたりまえに復帰できるような環境を作ってほしい。
- 収入面が心配。地域によって給料が違う。田舎ほど仕事に見合った賃金がもらえないので、働く意欲が失われていく。廿日市市でも仕事に見合った賃金がもらえるようになればいい。
他にもいろいろなお話を伺うことができました。
当日はお忙しい中、ご協力本当にありがとうございました。
対談の内容を少しでも市政に反映させたいと思っております。
竹内 尚輝 (たけうち なおき) さん
吉田 碧生 (よしだ おあい) さん
山岡 風歌 (やまおか ふうか) さん
高木 陽央 (たかぎ ひろ) さん
櫛山 紗良 (くしやま さら) さん
田中 亜実 (たなか あみ) さん