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議会広報「さくら」第51号 9月定例会報告

ページID:0023967 印刷用ページを表示する 掲載日:2016年11月1日更新

 9月定例会 廿日市市のこんなことが決まりました

会期18日間 9月13日~9月30日

今回の議案は

原案可決(議案10件、発議2件)  12件

同意 1件

報告 4件

承認 1件

計18件

ピックアップ 1 アジアトライアスロン負担金950万円追加

〈議案第86号〉平成28年度一般会計補正予算(第5号)

4・5月に開催されたアジアトライアスロン選手権において、安全対策費や会場設営費などに見込みを上回る費用が生じたので、実行委員会への負担金追加を含む補正予算案が提出され、予算特別委員会では全会一致で可決しました。
しかし、本会議では、一部の議員から「950万円全額を市税で負担するのは反対だ。」として、補正予算案から950万円を削除した修正案が提出されました。採決の結果、修正案は賛成少数で否決し、原案を賛成多数で可決しました。

修正案 賛成討論

実行委員会には運営を請負う大手広告代理店もいるが、連帯責任が十分機能していない。また、大会終了後に実行委員会で不足額の検討がなされておらず、改めて実行委員会で議論、検討をすべきと考え950万円の削除に賛成する。

修正案 反対討論

発議者との質疑応答がかみ合わず、的外れな答弁ばかりでは議会の正当性が確保できない。また、既に実行された事業に対して市の不払い決定は違法であり、違法な議決はできず反対。
今後は、議会としての責任のあり方も考えていくべきだ。

ピックアップ 2 「機能別団員」を消防団に新たに設置

〈議案第85号〉非常勤消防団員に関する条例を改正する条例

全国的に消防団員数が減少傾向にあり、充足率が低下しています。また、昼間の人員確保も困難な状況が続いています。
今回、特定の業務のみに従事する団員を「機能別団員」と位置付け、その定員、資格、報酬の額等を定める改正を行いました。
これにより、消防団OB、女性、大学生等にも消防団への門戸が広がります。
主な業務は、交通整理や避難所の対応など後方支援を想定しています。
また、今回の「機能別団員」は、各分団ではなく、消防団本部に配属となります。

改正の内容
・団員の定員(732名)のうち、70人を機能別団員とする。
・団員の資格要件に、消防団の区域内に通学する者を加える。
・機能別団員には、年額1万円の報酬を支給し、従事する消防事務の内容により必要な被服等を貸与する。

ピックアップ 3 化学消防ポンプ車を16年ぶりに最新型に

〈議案第90号〉財産(化学消防ポンプ自動車)の取得について

廿日市消防署に配備されている化学消防ポンプ車を更新・取得する事を可決しました。価格は5697万円でした。

化学消防ポンプ自動車とは

油火災や工場などでの化学火災の消火用として最適な消防車。水槽(1700L)と薬液槽(250Lx2)をそなえ、水と薬液を混合して噴射する事ができます。
今回 導入する車両は、走行中に装備が露出しない(装備を収納できる)「オールシャッタータイプ」の車両です。

こんな質問が出ました

質問化学消防ポンプ車の運用実績はどうか。

答弁平成12年に配備されてから、火災や交通事故時に第一線で活動している。泡消火を行ったのは車両火災時の1回。

質問化学消防ポンプ車を配備する根拠はあるか。

答弁国の整備方針により燃料など危険物を扱う施設数が50以上500未満に1台配置であり、該当施設が市内では161施設である。