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議会広報「さくら」第49号 3月定例会報告

ページID:0019873 印刷用ページを表示する 掲載日:2016年5月1日更新

3月定例会 廿日市市のこんなことが決まりました

会期27日間 2月26日~3月23日

今回の議案は

原案可決  66件

同意(議案2件、諮問1件)   3件

報告   3件

計72件

ピックアップ 1 政務活動費を引き上げ

〈議案第25号〉市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正

市特別職報酬等審議会の答申に基づき、本年4月から、市議会議員の政務活動費が月額2万円から3万円に引き上げられます。採決の結果、賛成多数で可決しました。
(政務活動費に関する経緯)
25年第3回定例会で設置した、10名の委員で構成する「議員定数等調査特別委員会」では、議員定数や報酬の適正化を図るために、類似団体との比較調査などを行いました。 この中で議員の活動経費である「政務活動費」については、多様化する行政課題に対応した政策立案能力の向上を図るために増額が必要。また本市は、類似団体と比較して低額傾向であるとの調査結果が出されていました。

反対討論

低所得者対策がしっかり反映した予算案であれば理解できるが、国保税の値上げなどもある中、現状維持でよい。

賛成討論

本市の政務活動費の使い道についての基準は、県内で最も厳しい。市民のための議員活動の活性化につながるので賛成する。

ピックアップ 2 国保税を4年ぶりに増税

〈議案第37号〉国民健康保険税条例の一部を改正する条例

医療費が増加する中、これまで4年間据え置きとなっていた国保税ですが、国民健康保険財政の安定化を図るため、税率や規定等の改正が提案されました。
国保加入者の負担増を懸念する声も多く出されましたが、採決の結果、賛成多数により可決しました。

こんな質問が出ました

質問

各種市民負担が増える中、これ以上負担を求めない慎重な検討はできなかったのか。

答弁

本市の国保税は、3年続けて値上げ後、4年間据え置いている。将来の財政安定化を図るために増税を判断した。

反対討論

市民の命と暮らしを守るのは行政の役割であり、社会保障という立場からも一般会計からの繰り入れを増やすべきと考え値上げには反対する。

賛成討論

財政の健全化と国民健康保険会計の適正化を図る意味で原案に賛成する。

ピックアップ 3 過疎・辺地計画を延長し合併建設計画も期限を延長

〈議案第59号〉過疎地域自立促進計画を定めることについて ほか

  • 過疎地域や辺地に係る特別措置法期限が5年間延長されたことに伴い、過疎・辺地計画について28年度から32年度までの計画を定めました。過疎計画は吉和・宮島地域、辺地計画は佐伯地域の虫所山・飯山・中道・栗栖地区が対象です。
  • 24年度に3年間の延長をした廿日市・佐伯・吉和の合併建設計画をさらに2年間延長して29年度までに。また、廿日市・大野の合併建設計画および、廿日市・宮島の合併建設計画をそれぞれ5年間延長し32年度までとしました。

こんな質問が出ました

質問

過疎計画の財政規模と持ち出しはどのようになるのか。

答弁

過疎計画は55事業で118億円を計画しているが、過疎債は充当率100パーセントで交付税措置が7割あるため、持ち出しは3割程度となる。

質問

それぞれの合併建設計画の進捗状況は。

答弁

廿日市・佐伯・吉和分は、157事業の内29事業が完了し、着手済み119事業で着手率は94.3パーセント。廿日市・大野分は、55事業中13事業が完了し、着手済み33事業で着手率は83.6パーセントである。
廿日市・宮島分は、34事業中4事業が完了し、着手済み27事業で着手率は91.2パーセント。有利な過疎債を併用しながら事業を進めたい。