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市議会だより「さくら」第44号 平成25年度決算
平成25年度決算をチェック 税金の使われ方を認定
10月24、27日の2日間、決算特別委員会において、25年度一般会計および各特別会計、企業会計決算の審査を行いました。全会計の決算総額は歳入731億3193万1千円、歳出は726億7954万7千円でした。定例議会初日に決算認定を行い、討論のあった一般会計と国民健康保険、後期高齢者医療の特別会計を賛成多数で認定、その他の会計については、全会一致で認定しました。
一般会計歳出(使ったお金)
443億7841万9千円
一般会計歳入(入ったお金)
447億5939万5千円
25年度の主な事業
○小中学校耐震化
○宮島桟橋旅客ターミナル耐震化
○JR廿日市駅周辺整備
○大野西小・大野中一貫校整備
○下平良(しもへら)二丁目埋立地区への商業施設整備補助
○小規模特別養護老人ホーム整備費等
○市営金剛寺住宅の建替
委員会からの提言
○過年度分の税金未収金の回収に努力すべき。
○時間外勤務の縮減は、昨年も提言したが実施できておらず、実効ある管理をすべきである。
○補助金の見直しに向け、補助先の自主財源を確保する体制を整える必要がある。
○中期財政運営方針達成に向け、公共施設再配置マネジメントの推進、自主財源確保に努めよ。
反対討論
・一般会計
下平良(しもへら)二丁目埋立や、宮島スマートインターチェンジ、指定管理者制度などに反対である。
・国民健康保険会計
低所得者の負担の大きい国保税は認められない。
・後期高齢者医療会計
差別的な制度であり、制度そのものに反対。
賛成討論
・一般会計
既に進められている事業で、予算執行に不備はなく賛成である。
・国民健康保険会計
国保税を、2年間据え置くなど努力されており賛成である。
・後期高齢者医療会計
法律上の制度である。執行は適正であり賛成。