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市議会だより「さくら」第42号 特集

ページID:0013400掲載日:2025年1月20日更新印刷ページ表示

特集 若手農業者&市議会

6月4日、友和市民センターにて、市議会議員が市内の若手農業者の方からお話を伺いました。

市の特性を活かして営める農業政策を期待します

〈農業の世界に入ったきっかけは?〉

  • 親が農業をやっていましたが、兄は継がないだろうと思っていました。漠然と自分が継ぐんだろうなと。中学3年生の時に農業をしようと決意して、農業高校に行きました。
  • 僕は市外出身です。父はサラリーマンですが、子どもの頃から農業をしたかった。県に相談し、紹介してもらった場所の一つが吉和でした。今は地元の女性と結婚し、両親も移住してくれたので一緒に農業をしています。

〈農業をやっていて困ったことは?〉

  • いくら頑張っても、普通のサラリーマンの年収を超えることは、現状ではないですね。
  • 冷暖房費等の電気代や重油代がとにかくかかる。海外では非常に安い電気代で生産しているので、値段では太刀打ちできない。
  • 生産と販売を同時にやっていくのは、かなり厳しい。上手く販売をやっていく仕組みが欲しい。
  • いろいろな補助制度があることはあるのだが、とても使いにくい。

〈議会・議員のイメージは?〉

  • 実際、どのようなことをしているのかわからないというのが印象です。
  • 選挙のイメージが強いですね。もっと市民に語りかけて欲しいです。

厳しいご指摘ですが、議会として身近な存在に感じていただけるよう頑張ります。

〈これからの農業について考えていることをお聞かせ下さい〉

  • 農地が荒れると復活させるのは大変です。家庭菜園の延長でもいいので、誰かが使える仕組みがあってもいいのでは。
  • 親から子どもへ農業を伝えていくだけではなく、学校を出たら企業に勤めるような感覚で、就農できたらいいと思います。
  • 廿日市市ならではの農業のやり方があると思う。お父さんは農業をして、お母さんは会社勤めをすることも可能ですよね。その方がリスクも分散されます。
  • 新規で農業を立ち上げるのは、リスクが大きいですよね。普通の会社を興すのと同じです。それよりも現在あるものの規模を大きくした方がいいんじゃないでしょうか。
  • 今、農業をやっている人が儲かれば、黙っていても新規就農者は増えるはずです。
  • 友人たちが、農業を始めようとしたとき、よきアドバイザーになれるように、これからも頑張っていきたいと思っています。

他にもいろいろなお話を伺うことができました。当日はお忙しい中、ご協力本当にありがとうございました。
対談の内容を少しでも市政に反映させたいと思っています。