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市議会だより「さくら」第41号 26年度予算

ページID:0013381掲載日:2025年1月20日更新印刷ページ表示

平成26年度予算案をチェック 皆さんの税金の使い道が決まりました。

3月定例議会は、3月4日から24日までの21日間の会期で開会され、26年度予算をはじめとする議案の審査を行いました。
26年度予算については、3月10日から12日の3日間で予算特別委員会を開催し、皆さんから納めていただいた税金の使い道を審査しました。
議員から一般会計予算の一部を削除する修正案が出されましたが、修正案は否決となり全会計予算は原案どおり可決しました。
ここでは26年度予算の中の主な事業を紹介します。

一般会計予算 457億2000万円、総額 793億6629万8千円

一般会計歳入

市税 153.0億円

地方交付税 94.1億円 

市債 71.5億円

国庫支出金 51.7億円

県支出金 25.8億円

地方消費税交付金 12.2億円

交付金他 7.3億円

分担金および負担金 7.1億円

使用料および手数料 5.2億円

その他 29.2億円

一般会計歳出

民生費 144.5億円

公債費 61.2億円

土木費 54.5億円

教育費 54.0億円

総務費 47.4億円

衛生費 35.9億円

商工費 23.7億円

消防費 21.1億円

農林水産業費 10.8億円

議会費 3.9億円

その他 0.3億円

会計別予算表

  予算額 伸び率
一般会計 457億2000万円 4.7%
特別会計 国民健康保険 126億9070万7000円 -1.1%
介護保険 87億8695万1000円 7.1%
後期高齢者医療 13億6904万8000円 1.5%
漁港管理 2269万1000円 2.2%
公共下水道事業 44億5532万9000円 -2.4%
小規模下水道事業 2億2769万3000円 13.1%
墓地管理事業 3631万3000円 19.7%
簡易水道事業 6億4563万8000円 -32.4%
農業集落排水事業 3333万円 3.4%
港湾管理事業 2783万3000円 1.1%
包カ浦観光事業 4704万9000円 -12.3%
市営住宅事業 2億2796万2000円 -58.8%
宮島水族館事業 9億2632万円 -6.9%
廿日市駅北土地区画整理事業 2億7902万8000円 -42.3%
 小計 297億7589万2000円 -1.8%
企業 水道事業 38億3419万円 16.2%
国民宿舎事業 3621万6000円 -91.7%
 小計 38億7040万6000円 3.6%
合計 793億6629万8000円 2.1%

 

小・中学校の耐震化を加速(26~27年度)

安心で安全な教育環境確保のため、27年度末までに耐震化を完了予定です。

26年度の予算額 9億1595万9千円

●小学校施設耐震化事業   4億8269万4千円

 実施設計   佐方小学校校舎他6棟耐震補強

        廿日市小学校プール付属棟改築

        金剛寺小学校屋内運動場他3棟天井等改修

 耐震補強工事 佐方小学校校舎他7棟

●中学校施設耐震化事業   4億2542万4千円

 実施設計   廿日市中学校校舎他3棟耐震補強

        廿日市中学校屋内運動場他9棟天井等改修

 耐震補強工事 阿品台中学校屋内運動場他9棟

●宮島幼稚園施設耐震化事業    784万1千円

 施設耐震補強実施設計、遊戯室天井等改修実施設計

質問

東日本大震災復興事業や公共事業等による職人と資材の不足が起きているが、工期や費用への影響について考慮しているのか。

答弁

職人や資材等の確保については、入札の際に業者に確認を行っている。
また、資材費や人件費については、直近の公共事業建設単価表を参考にしているので、よほどの事がない限り、予定どおり運ぶものと考えている。

JR大野浦駅橋上化に向け 周辺道路整備を開始(20~29年度)

JR大野浦駅を使いやすくするために、自由通路や駅周辺道路の整備を進めます。

26年度の予算額 4億3460万円

事業の概要

●自由通路整備 延長約42m 幅員3m

        エレベーター2基

●トイレ整備  公衆トイレ 一式

●関連市道整備 沖塩屋下原線

        大野浦駅構内線

●事業期間   20~29年度

●全体事業費  21億3000万円

26年度の事業

●大野浦駅施設移転補償費        3億7150万円

●自由通路等詳細設計業務委託料     6200万円

●関係機関協議資料作成業務委託料ほか  110万円

質問

大野浦駅周辺道路整備のスケジュールはどのようになっているのか。

答弁

26年度はJR西日本と基本協定を締結し、自由通路等詳細設計を実施。
 27年度は自由通路工事に着手し、28年度の完成後、29年度に北口駅前広場や、周辺道路の整備を行う予定である。

質問

施設の性質上、広い範囲での説明会にすべきではないか。

答弁

広範囲の地区を対象とした説明会を行いたい。

廿日市市中央公民館(市民センター)の建て替え工事を開始(26~27年度)

地域づくり・生涯学習の拠点施設としての環境を整えるため、中央公民館の整備を行います。

26年度の予算額 1億1928万8千円

 昭和47年築造の現施設は、経年劣化による老朽化や耐震強度を満たしていないため、26、27年の2か年で建て替え整備を行います。
 期間中の2年間は休館となり、28年4月に開館の予定です。

事業の概要

●施設の名称および所在地

  廿日市市中央公民館(市民センター)

  廿日市市天神11番29号

●施設の概要

  鉄筋コンクリート造 地上3階建て

  延床面積 約1,822平方メートル

  付帯工事として屋外に防災倉庫および

  外構工事

●事業期間

  26・27年度の2か年

●全体事業費

  7億4966万8千円

防災行政無線設備(弥山(みせん))移設工事(25~26年度)

展望台建設を機に景観に配慮し、防災無線の鉄塔を移設します。

26年度の予算額 5700万円(内、県補助金1500万円)

事業費を削減する修正案を否決

 26年度一般会計予算から「防災行政無線設備(弥山(みせん))移設工事費」を削除する修正案が、議員発議で提出されました。
 予算特別委員会では、修正案の賛成者と反対者が可否同数となり、委員長採決により修正案を否決しました。
 また、最終日の本会議にも同様の修正案が提出されましたが、僅差で否決しました。(原案可決)

修正案への討論

反対討論

世界遺産の宮島にふさわしい弥山(みせん)の眺望を確保するためには、景観と防災を両立すべきである。

賛成討論

鉄塔は23年度に整備したばかりで移設の必要はない。当時の費用が無駄になる。電波調査が完了しておらず、更なる費用負担が生じる可能性もある。