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議会広報「さくら」第85号 一般質問

ページID:0125589掲載日:2025年6月1日更新印刷ページ表示

議員が、市政全般に関して執行者(市長等)にその執行の状況や将来の方向、また住民生活に密接に関わる事項等について質問すること、あるいは政策を提言することをいいます。皆さんの生活に関わる大切な質問です。あなたが関心をもった質問はありますか?

質問議員15名 質問29項目

質問・答弁要旨は質問した議員が書いたものですが、その後、広報広聴特別委員会において校正を行っています。その他の質問については、廿日市市議会ホームページで映像をご覧いただけます。

大崎 勇一(おおさき ゆういち) 議員

メイプルライナーの運賃割引について

質問  宮島の公共交通はタクシー及び乗合タクシーの「メイプルライナー」の2つである。
観光客が多いときはタクシーは不足し、メイプルライナーも住民の方が利用できないことが多くある。
今年1月、自主運行バスにおける小学生・障がい者の運賃引き下げについての新聞報道があり、2月1日から実施されている。しかしながら、その対象にメイプルライナーが入っていないが、これについての市の見解を問う。

答弁  メイプルライナーについても、市自主運行バスと同様に小児は80円で、今まで設定のなかった障がい者は80円に、また障がいのある小児は40円で利用できるよう運行事業者と調整している。
宮島地域内乗合タクシー利用券の令和6年度分の有効期限は、7年3月31日である。
そのため、小児・障がい者の運賃負担の改定を反映した新たな利用券は7年度分から交付することとしている。
地域住民への周知を含め、7年4月1日から円滑に運用開始できるよう調整を進めていきたい。

その他の質問

・大野地域に屋内プールの設置を

林 忠正(はやし ただまさ) 議員

地域や事業者等と一体となった観光振興を

質問  包ヶ浦への高付加価値旅行者誘致の件で協議会を通じ地元と協議を進めている。市の提案を、改めて白紙に戻し地元と一体となった質の向上を目指すべきであり、昨年の宮島の訪問者は過去最高になったが、日帰り客が多く、宿泊など消費額の向上を目指すべきと思うがどうか。
また、包ヶ浦については、廿日市市、宮島にとって持続可能な観光に繋がる活用策をしっかり検討する必要があると思うがどうか。

答弁  包ヶ浦自然公園は、厳島神社や土産・飲食店が集積するエリアとは異なる宮島の良さを感じてもらえる場所であり、この場所で付加価値の高い宿泊・滞在環境を整備し、また、自然豊かな環境を生かしたソフト面の取り組みにより、包ヶ浦自然公園のポテンシャルを最大限に生かし、宮島をはじめ、市域全体の活性化や観光消費額の底上げなどに繋げていきたい。包ヶ浦の利活用にあたっては、利活用検討協議会をはじめ、昨年11月にワークショップや団体ヒアリングを行い利活用方針案を策定している。

その他の質問

・若者世代の流出対策について

・認知症初期段階での効果的な取り組みについて

山田 武豊(やまだ たけとよ) 議員

渋滞緩和の施策展開は

質問  宮島口を起点とする渋滞問題は、深刻さを増している。市当局においても、道路改良や社会実験、パークアンドライドなど、さまざまな手法で緩和を図っており、数値的な改善傾向は見られるが、市民の実感では改善とは言い難い状況にある。昨今では、ホテル等の建設計画もあり、集客施設の増加にインフラが追いついていない。今後どう取り組むか。

答弁  これまでの取り組みで、平均旅行速度を20キロメートル以上とする目標を設定した。令和5年度の結果として、一定の効果はあった。今後は、現在行っている広島岩国道路の割引の期間・区間の拡大など、必要と考える対策を宮島口交通円滑化協議会に提案する。

その他の質問

・保育士報酬引き上げに伴う課題について

・大野地域中山地区の活性化

岡本 敏博(おかもと としひろ) 議員

中山間地域振興ビジョンの策定にむけて

質問  これまで中山間地域の振興策として内陸部への産業団地、佐伯総合スポーツ公園、中央水路、小水力発電、ジビエ加工所の整備など提案してきた。佐伯、吉和地域の総合計画とも言える中山間地域振興ビジョンに、その取り組みを掲げるべきと思うがどうか。

答弁  ビジョンでは10年後の将来像を掲げ、中山間地域の現状や課題、魅力、資源、市民ニーズから導き出された将来像の方向性を定め、具体的な中山間地域振興計画も策定する。内陸部の産業団地、小水力発電の整備なども各部署で決定されたものは計画に掲載する。

子ども達にとって望ましい教育環境について

質問  (1)市は、現在の学校規模の状況をどう捉えているか。
(2)望ましい教育環境を確保するために基本的な考えを示し、実現に向け取り組むべきでは。

答弁  (1)市立小・中学校の状況は小17校のうち約5割の9校が、中は10校のうち7割の7校が標準規模に達していない状況である。
(2)複式学級の発生が見込まれる場合は、できるだけ早く保護者、地域住民、学校など一緒に教育環境の改善策を検討し、実践していく。また適切な段階で改善策の検討に着手できるよう基準を定めておく。

栗栖 俊泰(くりす としやす) 議員

吉和地域のゴルフ場 メガソーラー化に待ったを

質問  新年早々、吉和地域にあるゴルフ場をメガソーラー化する計画話が舞い込んできた。吉和地域の貴重な観光資源でもあり、この計画に対する市の見解を問う。
(1)水環境や廃棄パネル問題への課題についての見解はどうか。
(2)一方的な進め方にならないよう、市として説明や話し合いの場の提供を働き掛けることはできないか。

答弁  (1)(2)この件については、発電設備の大きさや土地造成の有無、FIT制度の活用など詳細な情報を得ていないが、事業が関係法令やガイドラインに基づき、住民理解のもと適正に進められるよう、情報収集に動向を注視していく。

カスハラ防止のため条例制定の研究を

質問  カスハラ被害発生を抑制するため、カスハラ防止条例の制定について調査研究する考えはないか。

答弁  東京都のカスハラ【※1】防止条例については、多くの自治体が注目している。
国は企業向け対策マニュアルの公表や、法的措置や対策強化の閣議決定もされている。 現状、条例制定に向けた検討の考えはないが、引き続き政策に関する情報取集と、国や県の動きを注視していく。

山下 竜太郎(やました りゅうたろう) 議員

施政方針における高齢者施策について

質問  令和7年度施政方針に、高齢者施策があまりない。主要事業の中には、継続事業のみの記載もある。
そこで次の点を問う。
(1)社会保障費の増大など2025問題で、本市の主な課題は何か。
(2)新年度予算での主な高齢者施策は何か。
(3)高齢者施策をより分かりやすく市民へ周知すべきだがどうか。

答弁  (1)相談体制、医療と介護の連携、介護予防と健康づくり、認知症施策、介護サービス、介護人材、の6つの課題を、4つの基本方針と18の施策で事業推進している。
(2)「介護予防・健康づくりの推進」では、百歳体操やウォーキングなど介護予防活動のポイント対象化、帯状疱疹ワクチンの接種費用の一部助成をする。「認知症施策の推進」では、認知症家族介護教室の実施、認知症サポート企業等認定制度の創設をする。「介護保険サービスの安定供給」では、増える介護認定申請に対して介護認定審査会のDX化等を進め、運転免許証の高齢者自主返納対象年齢を70歳から65歳に引き下げる。新たに地域共生社会推進室を設ける。
(3)総合相談窓口である地域包括支援センターの連絡先を、市の高齢者部門から発送する封筒の裏面に記載する。

堀田 憲幸(ほった のりゆき) 議員

観光客誘致で経済の活性化を

質問  国においては、観光は成長戦略の柱、訪日外国人観光客の地方への誘客が課題となっている。本市でも、観光地づくりに、宮島を中心に観光客誘致に取り組み、さらなる経済効果を見込むべきだ。令和11年には、新機能都市開発に400万人の観光客を推定する観光施設が進められ、近い将来、観光客の競合が予想される。
世界の観光トレンドを視野に、質の向上に力点を置き、観光消費の拡大、地域経済の活性化など今後の具体的な取り組み内容を問う。

答弁  観光は、地域活性化の切り札として、観光施策の充実・強化が推進されるものと考えている。今後は、質の向上と魅力づくりが不可欠であり、高付加価値な観光地づくりは、重要なポイントとなる。現在、協議・検討を進めている包ヶ浦自然公園についても、次代を見据えた宿泊、自然・レクリエーションの拠点として、市民をはじめ、国内外の方々に喜んでいただける利活用を図っていく。また、宮島だけでなく、市域全体にわたって魅力ある観光資源が加わることとなり、中山間地域などへの周遊も期待される。さらに、地域や事業者、関係団体と一体となって取り組んでいく。

佐々木 由華(ささき ゆか) 議員

防災への対策について

質問  本市の防災対策は多様な課題を抱えており、避難所環境や備蓄品、高齢者等の要支援者以外にも、女性やペットへの配慮が求められている。防災士は目標の300人を突破したが、高齢化や実働者の減少が懸念されている。特に女性防災士の役割が重要視される一方、組織運営の課題もある。これらの課題を自主防災組織だけでなく、市全体で取り組む必要があると考える。
(1)女性防災士を増やすのか、そうであればどんな取り組みを行うか。
(2)防災士の活動、地域・行政との関りについて問う。

答弁  (1)女性防災士は、女性の視点を活かし、高齢者や女性、子どもに対する心理的サポートや、安全に生活できる環境整備等に必要。各地区に一人は必要と考え、これまで養成した防災士の活動状況等の現状と課題の把握と共に、自主防災組織と養成にも協働で取り組んでいきたい。
(2)地域と行政は、災害時の情報共有はもとより、平時から市の防災施策、防災計画、各種マニュアル等も共有し、より密接に連携して防災力を高めていくことが重要であると考える。

吉屋 智晴(よしや ともはる) 議員

効果的な食品ロス削減のために全市的な連携を

質問  (1)家庭系と事業系の食品ロスの量は。
(2)フードドライブなどの取り組みで、ひとり親家庭へ、どの程度の支援ができているか。
(3)フードシェアリングサービス導入は可能か。
(4)全市的な連携のためのプラットフォーム作りは可能か。

答弁  (1)家庭系は約1070t、事業系については令和6年度から調査を始めたところである。
(2)今年度1月末までに、ひとり親家庭への支援は延べ27件である。
(3)広島県が令和7年度民間事業者との連携を検討している。本市も選択肢の一つとして、県準備のサービスの活用を検討したい。
(4)廿日市つながるネットなどを活用した全市的なプラットフォーム作りを検討したい。

もっともっと子育てしやすい廿日市に

質問  (1)廿日市沿岸部地域における中高生のための自主学習スペースの不足を、どのように考えるか。
(2)あいプラザの空きスペースの活用は可能か。

答弁  (1)今年度中学生対象のアンケートで、学習スペースを求める意見が多かったが、既存の公共施設内のスペース確保は困難である。
(2)多様な利用者との共用など一定条件が揃えば、多目的利用の一つとして検討可能である。

井上 佐智子(いのうえ さちこ) 議員

「座って仕事OK都市宣言」を

質問  施政方針で、本市は社会の変化を先取りする「進化するまち」であり続けたいと謳っている。人材不足が深刻化する現在、高齢者や障がいがある人たちが働きやすいまちとして、商工会議所、市内各商工会と協議し、「座って仕事OK都市宣言」をし、社会のニーズを先取りした形で、働き方の仕組みを変えた都市となってほしいがどうか。

答弁  民間レベルで「立ちっぱなし」問題の解決を目指し小売業や宿泊業などにおいて椅子に座って働くことを推進するプロジェクトが行われている。独自に椅子を開発配布し、実施後のアンケートでは、今後も座って働きたいと答えた人が7割を占める結果となり、小売業など業界全体の働き方の風土改革にもつながっていくきっかけになるのではと考える。この宣言の着眼点は働く人の事情に応じ寄り添った提案だと感じている。経営者の意識変革が重要となるので、議員からの提案を受け市内経済団体等で構成する廿日市市産業まちづくり委員会において効果的に普及・啓発できる企画立案について協議していきたい。

その他の質問

・佐伯高校存続のための発展的支援策

・宮島の繁忙期と閑散期の観光施策の改革

隅田 仁美(すみだ ひとみ) 議員

生物多様性保全・ネイチャーポジティブ強化

質問  2030年までに生物多様性を回復軌道に乗せるという新たな世界目標がCOP15で採択された。経済社会活動の基盤となっている生物多様性を持続可能なものにするため問う。
(1)生物多様性に対し社会全体の認識を高めていくことが重要で、具体的な施策も必要。本市、次期総合計画に入れ込む計画はあるか。
(2)宮園小学校にある「ビオトープ」には、二重原からの山水を引いている。沢山の生き物が生息しており、ヘイケボタルも生息している。開発と合わせ、生態系に配慮した対応を望むがどうか。

答弁  (1)ネイチャーポジティブ【※2】に関係する生物多様性の保全に関しては、廿日市市環境基本計画の中で、自然環境についての基本的施策は示されているものの、実行計画は策定されていない。令和7年度に調査検討等を行って基本方針を定め、令和8年度にとりまとめ、上位計画である次期総合計画へも、その方向性を反映させる。
(2)具体的な方策については、開発許認可の取得予定である令和7年の夏頃までに決定したい。また、生態系に影響ないようにする。

その他の質問

・帯状疱疹ワクチン接種の円滑な実施について

中島 康二(なかしま こうじ) 議員

ウェルビーイング【※3】のまちに向けて

質問  令和7年度施政方針に「すべての市民がそれぞれの立場で豊かさを実感できるウェルビーイングの地域社会の実現を目指す」とあるが、次の点を問う。
(1)ウェルビーイングがより実感できるまちに向けて、今後のまちづくりの進め方について
(2)市民により分かりやすい情報発信について

答弁  (1)次期廿日市市総合計画の策定に向けては、子育て世代や各種団体等へのヒアリングを実施した。まちの将来像は「安心に包まれ ワクワクが広がる 未来への挑戦を楽しむまち つなぎ つながり ともに歩む」とした。また、幸福感などのウェルビーイング指標を設定する。まちづくりは、時間と共に変わり続けて成長していく道のりでもある。将来像の実現に向けて、分野毎に10年後の目標を描きながら、バックキャスティング【※4】で施策検討すると共に、市民と共にまちづくりに取り組み、ウェルビーイングがより実感できるまちの実現を目指す。
(2)高齢者などさまざまな受け手がいることを意識し、複数の情報発信媒体で情報発信し、情報格差を生み出さない様にする。ウェルビーイングがより実感できるまちに向け、戦略的な情報発信に努める。

徳原 光治(とくはら こうじ) 議員

スポーツを核としたまちづくりについて

質問  広島市と廿日市市の2つの世界遺産を結ぶ全国都道府県対抗男子駅伝競走大会は今年30回目を迎え、支える沿道ボランティアなど多くの市民が参加し盛り上げているがこの大会について問う。
(1)本市の沿道などのボランティアの役割や動員方法について。
(2)大会を通じた、本市のまちづくりの今後は。

答弁  (1)大会の安全運営のための沿道整理や警察の交通規制のサポートをしている。スポーツ関係団体ほか多くの団体にご協力いただき、市職員を含め一般公募をしている。
(2)ボランティアや地域団体による「ささえるスポーツ」と、沿道の応援による「みるスポーツ」が大会を成功に導いたことからも、組織団体が「あつまり、ともに、つながる」力が発揮できるような施策を展開したい。

本市の「ベッドタウンからホームタウンへ」のまちづくりについて

質問  人口減少対策として広島市・尾道市などが導入している、本市で育った若者がホームタウン(廿日市市)に戻る3世代同居近居支援制度につい問う。

答弁  地方への人流を促進する「地方創生移住支援事業」や国の住宅リフォーム推進・子育てエコホーム支援事業を実施している。

大畑 美紀(おおはた みき) 議員

宮島包ケ浦自然公園 市の方針転換を

質問  包ヶ浦自然公園について署名等で示された民意を尊重した対応を求めて問う。
(1)ヘリポート(飛行場外離着陸場)の利用想定は。
(2)包ヶ浦自然公園管理事業の事故繰越についての現状は。
(3)希少生物の生育環境が守れるのか。
(4)ヒルトンホテル進出など、宿泊施設をめぐる周辺環境に大きな変化があることからも市の方針転換が必要では。

答弁  (1)災害時や救急搬送、物資運搬、交通アクセスなど臨時的な許可を行い活用する。
(2)相手方との協議が整い、変更契約締結、12月に委託料支払いを完了。出来高について相手方の責に帰せない業について減額変更した。
(3)保護と利用の観点から適切な土地利用を図っていく。
(4)持続可能な観光地域づくりに向けた好機と捉え、包ヶ浦自然公園のポテンシャルを最大限に生かし市域全体の活性化等に繋げたい。

質問  現状のヘリポートも使うのか。また、元の公募要領にあるように新たなヘリポートを設ける可能性は。

答弁  エリアリングの考え方が変化したので、今後検討する。

その他の質問

・市民生活・営業を守る施策を

・図書館施策の推進

田中 憲次(たなか けんじ) 議員

まちづくりの将来計画について

質問  (1)DXが進められる中、人への温もりが感じられる行政施策の展開が必要と考えるが、施策の展開について問う。
(2)文化芸術やスポーツ施策推進のための戦略を問う。

答弁  (1)「スマート市役所、書かない・待たない・行かなくてもいい行政サービスの実現」を図るための取り組みとして、証明書などの交付請求についてもオンラインで行えるよう作業を進めている。なお、オンライン手続きに難しさを感じる市民もいることから、完全なデジタル化は困難であり、職員が丁寧に対応する書面手続きも継続して行っていきたいと考えている。
(2)本市の文化芸術活動は、文化ホールや美術ギャラリー、市民センター等の公共施設を中心に展開されており、「廿日市市教育振興基本計画」に基づく取り組みを着実に進めていきたい。スポーツ施策は、「廿日市市スポーツ推進計画」を基本に重点施策を定め、各種事業を展開している。スポーツを核としたまちづくりのための「市役所内の連携強化」のほか、スポーツ施策推進のための「人的資源」の在り方についても議論を深めていきたいと考えている。

用語説明

【※1】カスハラ:カスタマーハラスメントの略。顧客が企業や従業員に対して行う不当な要求や迷惑行為(暴言や威圧的な態度、過剰なクレーム、土下座の強要など)を指す。

【※2】ネイチャーポジティブ:生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せることを意味する(生物多様性や自然資本の観点から、社会・経済活動による自然への負の影響を抑え、プラスの影響を与えることを目指す概念)。

【※3】ウェルビーイング:身体的・精神的・社会的に良いことをいい、短期的な幸福のみならず、生きがいや人生の意義などの将来にわたる持続的な幸福を含む概念。

【※4】バックキャスティング:未来の理想像を先に描き、その実現に向けて現在から逆算して計画を立てる思考法。