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議会広報「さくら」第84号 特集

ページID:0120311掲載日:2025年2月1日更新印刷ページ表示

令和6年度 議会報告会市民意見等への対応

令和6年度の議会報告会は、7月15日にあいプラザで、8月7日~9日の3日間は、廿日市市全域の中の8か所で開催しました。ご参加の皆様からいただいたご意見を、所管する委員会に振り分け、次のとおり対応をしました。
なお、掲載しきれなかったご意見・回答等は、議会のホームページに掲載していますので、そちらをご覧ください。

総務常任委員会

◎自治組織への加入率が右肩下がりになっている。自治組織スタッフの高齢化が進む中、自治組織の弱体化について行政の政策方針があれば聞かせて欲しい。

一般質問により対応

令和6年12月議会にて「協働のまちづくりの現状分析と次期推進計画への考え方について」代表者が一般質問を実施。

市の答弁

市では、コミュニティなどの役員による情報交換会で、実践経験のあるコンサルタントを招き町内会加入率を向上させる工夫や、先進事例を学ぶ場を設けている。
また、今年度、新たな取り組みとして地域自治組織の多様な支え手を見つける事業を始め、各地域組織にどのような支援が必要なのかヒアリング調査も行っている。令和7年で最終年度となる第3期協働によるまちづくり推進計画の策定についてもアンケート結果を踏まえ、今後設置予定の策定委員会で議論する。

◎市役所内のニューヤマザキデイリーストアーの閉店の理由。閉店に伴う損害および改修について、空き空間の利用、再店舗の可能性について。

市の答弁

市役所周辺にコンビニエンスストアが出店したこと、電気料金が高騰したこと、健康福祉部があいプラザに移転したことなどにより売り上げが減少し採算が取れない状況となったため閉店した。損害は発生していない。あらゆる選択肢を排除せず、今後の活用策を検討しています。

文教厚生常任委員会

◎本市でいくつかの学校に浄水器を設置したが、機種は同じものなのか。機種選定の参考にするなら別の機種を設置するべきだがどうか。

市の答弁

今年度、教育環境の向上のため、小学校1校、中学校2校の冷水器を先行設置した。機種については衛生面を最優先に、管理・コスト面等を検討し選定した。今後設置する機種については、設置した学校の児童生徒のアンケートなども踏まえ、新しい機種の開発情報も、合わせて選定をしていきたい。

環境産業常任委員会

◎持続可能なまちづくりをするといわれているが、本市の全体の観光ビジョンについて、それぞれの地域ごとの特徴をどのようにしようとしているのか、全体像のデザインを具体的に教えてもらいたい。

市の答弁

現廿日市市観光振興基本計画では、(1)宮島に関すること(2)廿日市・大野・佐伯・吉和地域に関すること(3)市全体に関することの3つの基本方針のもと、(1)では宮島ブランド力の維持・向上を図る、宮島での滞在時間の延長や閑散期における集客を図る、宮島の受け入れ環境を整備する、歴史的節目や対象に応じたプロモーションを進める4つの施策、(2)では、〈廿日市〉歴史文化や都市機能の活用と海産物のブランド力を活かした交流地域づくり、〈大野〉宮島と連携した温泉宿泊サービスの提供と自然・歴史と海産物のブランド力を活かした交流地域づくり〈佐伯〉自然の中でのスポーツや観光農園・歴史文化を活かした体験交流地域づくり、〈吉和〉中国山地の自然や滞在施設、豊かな食材を活用した体験交流地域づくり(3)では、宮島と市内各地域をつなぎ経済効果を高めるなどの施策を掲げています。

◎原地区の畑のイノシシ対策の電気柵の補助はないか。

市の答弁

本市では、有害鳥獣から農林水産物を守ることを目的に、防護柵や電気柵などの設置に要する費用の3分の1から2分の1に改正し、制度の拡充を行っています。地産地消を進める観点からも、農産物への被害防止に対する支援は重要であると認識しています。防護柵等の資材高騰や、産直市等へ出荷する生産者の実情などの状況について、現状把握を行うとともに、他の自治体の補助制度等の状況を調査し、現行の補助制度について検証してまいります。

◎太陽光パネルを作るのはいいが、処分はどうするのか。

市の答弁

太陽光発電設備の廃棄に関しては環境省のガイドラインや廃棄物処理法に従い適切な処分が必要であり、同省や資源エネルギー庁ではリサイクルやリユースを推奨しています。市の太陽光発電設備に関する補助金のページにも、国のチラシを掲載するなど、太陽光発電設備導入を検討している市民や事業者に向けて案内しているところです。

建設常任委員会

◎未来物流産業団地から宮島スマートインターへの山陽自動車道の接道について、渋滞や歩行者の安全を懸念する。4車線化してほしい。

市の答弁

未来物流産業団地造成事業における交通量について、1日当たり1800台と想定しています。未来物流産業団地造成事業から山陽自動車道の側道である市道上平良宮内幹線においては、1日当たりの交通量が5600台となっている。道路構造令において、市道上平良宮内幹線の道路規格上、1車線当たりの交通量を9000台と見込んでおり、現在交通量の5600台に発生集中量の1800台が加わっても影響は少ないと考えています。また、歩行者については、未来物流産業団地造成工事に併せて市道上平良宮内幹線に歩道を整備することで、宮園団地から宮島サービスエリアまで歩道が連続することとなり、歩行者の安全は確保されるものと考えています。しかしながら、造成工事や市道整備が完了した後、周辺道路の交通状況を注視すると共に交通安全上の課題が発生した場合、その原因解消に努め、地域と連携し必要な対策を検討してまいります。


ご参加の皆様からいただいたご意見は

  1. 委員会で調査・検討するもの
  2. 執行部へ回答を求めるもの
  3. 執行部へ意見・要望として伝えるもの
  4. その他(報告会で回答済、一般質問で実施など)

に仕分けて対応しています