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議会広報「さくら」第81号 議員全員協議会

ページID:0109807掲載日:2024年5月1日更新印刷ページ表示

ハワイ州ハワイ郡との姉妹都市提携について

令和6年度当初予算に関連経費が計上されたことに伴い、ハワイ郡との姉妹都市提携への考え方などについて説明がありました。

姉妹都市提携検討の経緯

平成18年、両商工会議所の姉妹提携が調印され、第1回みやじま国際パワートライアスロン大会への選手招待など、相互の交流が長年にわたり続けてられてきており、令和5年11月に、ハワイ州ハワイ郡から本市との姉妹都市提携を希望する申し入れがあった。

本市とハワイ州との関係

両商工会議所の姉妹提携による交流はもとより、明治18年の「官的移民」3万人のうち広島県は全国1位で、その約30%が佐伯郡からの移民であった。このため、ハワイ郡には本市にルーツのある日系人が多く在住し、日本文化の継承などを展開している。

今後の交流活動など

これらを総合的に判断して4月15日に調印式を行い、経済・文化・教育等の分野で交流を、商工会議所や国際交流協会と連携しながら進めていく。

主な質問

質問  姉妹都市提携については議会の議決事項になっていないが、今後は、議会の議決、あるいは承認をとるような形をとる必要があるのでは。

答弁  議決案件でないことは今後の課題にはなろうかと思うが、今回はかなり前から関係を築いてきており、ご理解をいただきたい。

宮島包ヶ浦自然公園を活用した「高付加価値旅行者に対応した宿泊施設」について

表題の件について、市が考える宿泊施設の形態や条件など具体的な内容が整理され説明がありました。
今後は、整理した案について宮島地域の主要団体の代表者で構成する協議会を設立し、説明や事業への理解を得るとともに、意見を聴取して公募要領への反映が図られます。

主な質問

質問  公募移行への判断の考え方は。

答弁  理解が得られるまで協議会を何度も開き、そういった風土ができたと感じられた時点で選定委員会へ進んでいきたい。

質問  客室平均単価は10万円で、着地消費額が100万円とのことだがバランスはとれているのか。

答弁  10万円は客室1部屋当たりの素泊まりの料金。食事や土産などが加わり一人20数万円で夫婦だと50万円程度という想定。高付加価値旅行者の日本での滞在期間は平均約13日なので、一人あたり300万円近くの消費が落ちる。その中で宮島地域にどれだけ長くいてもらえるかがねらいである。

公共施設マネジメント基本方針の改定(案)について

平成25~令和34年度までの40年間を期間とする基本方針について、令和4年4月の総務省通知等に基づく改訂への説明がありました。

改定の内容(追記項目)
(1)有形固定資産減価償却の推移(老朽化の進行状況)
(2)将来更新費用(推計)
(3)過去に行った対策の実績
(4)脱炭素化の推進方針
(5)地方公会計の活用
以上について、追記や数値の時点修正が行われます。

主な質問

質問  公共施設の床面積を2割縮減する目標だが、シビックコア地区に公共施設を再配置すると床面積は増える。利用者の少ないところが縮減の対象にされるのでは。

答弁  地域にどうしても必要な施設は残していかないといけない。廿日市全体でニーズ、利用の状況をみて統廃合、廃止も考えていく。