本文
議会広報「さくら」第79号 主な議案
9月定例会 廿日市市のこんなことが決まりました
会期21日間 9月8日~9月28日
議案の状況
令和5年度補正予算
一般会計・特別会計 3件
条例
住居表示の実施に伴う関係条例の整理に関する条例など 7件
人事案件
廿日市市固定資産評価審査委員会委員の選任など 2件
報告
専決処分事項など 3件
その他の事案
工事請負契約の締結についてなど 6件
請願
学校給食関連 1件
発議
議会議員政治倫理条例の改正など 6件
閉会中の継続審査
令和4年度決算認定 12件
閉会中の調査
所管事務調査 5件
計45件
ピックアップ1 あさはらまちづくり交流センター指定管理者を決定
〈議案第71号〉公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市あさはらまちづくり交流センター)
廿日市市あさはらまちづくり交流センターの指定管理者を次のとおり指定することになりました。
● 特定非営利活動法人NPOあさはら
・理事長 酒井 豊裕
・指定の期間 令和6年4月1日から令和9年3月31日まで
こんな質問が出ました
質問 NPO法人が運営主体で、施設管理からまちづくりまで盛りだくさんの内容であるが、市も一緒にやっていく体制でなければ運営も難しいと思われる。管理者との定期的な協議はあるのか。
答弁 これまでも、NPO法人立ち上げやコミュニティ組織の定例会・理事会などにも参加してきた。指定管理者としての運営が難しいのは理解しており、定期的な会合や交流をもっていく。
質問 地域の情報を発信するとあるが、地元地域だけでなく沿岸部も含めた全体への周知も重要と思われる。市としてどう発信していくのか。
答弁 地区外への情報発信強化は重要であると認識している。回遊事業としてのスタンプラリーでの発信や、「やまざとめぐり」という公式LINE(ライン)アカウントなども活用して発信していきたい。
ピックアップ2 宮島ボート配分金基金に積み立て
〈議案第67号〉令和5年度一般会計補正予算(第4号)
宮島ボートレース企業団の令和4年度決算において、未処分利益剰余金が生じたことに伴い、本市に25億3445万円が配分されました。そのうち7億3250万円については配分見込み額として令和5年度当初予算に計上しているため、その差額18億195万円をこの度の補正予算により追加するものです。(令和4年度まちづくり推進基金積立金は15億4825万円です。) 増額の要因として、新型コロナウイルス感染症拡大により在宅での電話投票が増加したことが考えられるとの説明がありました。 第6次総合計画の取り組みに活用するため、まちづくり推進基金に積み立てます。
●まちづくり推進基金積立金(補正分)18億195万円
こんな質問が出ました
質問 現在の積立金の総額と、今年度及び来年度の使途は。
答弁 令和4年度末の残高で43億4900万円程度ある。今年度は基金とモーターボート事業団からの歳入で27億1200万円程度充当しており、子ども・子育て、教育、医療福祉、スポーツなどに充てた。来年度は、第6次総合計画の実施に向けて重点的に行う事業について基金を使う予定としている。
ピックアップ3 マイナンバーカード活用の新サービスを開始
〈議案第61号〉廿日市市印鑑条例の一部を改正する条例
市が申請端末機や電子申請を利用した印鑑登録証明書の交付サービスを開始するため、必要な事項を定める改正を行うものです。本庁と大野支所に「らくらく窓口証明書交付サービス」のための機器を設置します。
また、併せてLINE(ライン)で申請できるサービスも開始されます。
らくらく窓口証明書交付サービスとは
●マイナンバーカードを利用して、簡単なタッチパネルの操作で証明書が取得できます。申請書の記入や本人確認も不要で、コンビニなどに設置されているマルチコピー機と同様の操作となっています。
こんな質問が出ました
質問 らくらく窓口証明書交付サービスは、閉庁後も利用できるのか。
答弁 窓口に設置するので、業務時間内しか利用できない。
質問 この事業を実施することで、市民と市のメリットは何だと考えているか。
答弁 市民にとっては、申請手段が増えることや、コンビニ交付になれていただくことができる。また、そのことによって交付窓口の混雑解消につながることを期待する。