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七福大学(高齢者学級)

印刷用ページを表示する掲載日:2018年5月31日更新

とき

 毎月第3木曜日 13時30分~15時

ところ

 佐方市民センター 1階 大研修室

参加費

 無料

申し込み

 不要

5月17日(木曜日) 礒永秀雄の詩と童話   

 5月17日(木曜日)にプロの俳優が演じる朗読劇が開催されました。

 戦争体験が原点であり、戦友が飢えと病気で死んでいくなかで、残された命を詩にかける詩人礒永秀雄さん。
 激しい葛藤と決意を描いたエッセイ「遅すぎた目覚め」を朗読するのは、劇団はぐるま座の爲貞卓也(ためさだたくや)さんです。

 雪の中で行き倒れた男を見過ごす人。担ぎ上げて病院に預け治療を頼み、名前を告げずに立ち去るという「生の美学」。
 おのれの生きざまを問い続けた礒永秀雄(いそながひでお)さんの詩を読み込み、自分の体の一部として朗読する爲貞卓也さんのプロ魂。
 一つひとつ考えさせられ、魅了されました。

 続いて、「花咲く桃の木の下で」の童話でした。

 夫を亡くした女性が赤ん坊を「花咲く桃の木の下」に置き去りにしたところから始まりました。
 ひばりは、泣いている赤ん坊をなだめようとするが、泣き止まず困ってしまう。そこへ、臆病で警戒心の強いすずめや霊鳥とされる真っ黒なカラスがひばりの手助けに来る。
 やさしい目をしたカラスの行動で、女性は大切な赤ん坊のところへ戻りハッピーとなる、という大人の童話でした。

 戦後73年を迎え、かつての戦争の記憶を次世代に継承するために、心の教育を後押しする朗読劇という文学の力で平和を訴えたものでした。

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4月19日(木曜日)  佐藤白雲斎先生 「大道芸」

 今回は大道芸楽笑会の佐藤白雲斎先生をお招きし、7つの演技を披露していただきました。

 「アさて、さて、さてさてさてさて、さては『南京玉すだれ』」の掛け声とともに玉すだれをおもむろに取り出し、「ちょいとひねれば、ちょいと、ひねれば 東京タワー・・・」といった風に、簾の形状を次々と変えて見せた。

 次にひらひらと舞う切り紙で作った蝶の舞台(「胡蝶の舞」)では、その妙技に感嘆の声。

 「サムタイ」という手品では、観客に紐できつく縛ってもらった両手の親指が刀のさやを簡単にすり抜けてしまった。

 次に、袋の裏表をあらためてから、空中から見えない卵をつかみ、袋に入れる所作をすると、なんと本物のたまごが5個も出てくる「袖玉子」は、何とも不可思議でした。

 そして「ピエロ」に、「ひょっとこ踊り」に、「腹踊り」の7つの芸に、皆さん涙を流して爆笑でした。

 笑いの神様!本当にありがとうございました。

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3月15日(木曜日) 大知徳子助教授 「広重・芳年と宮島」

  県立広島大学宮島学センターの大知徳子さんを迎え、宮島を題材とした近世・近代の浮世絵と絵師に関して学びました。

   講座の中で、宮島学センター所蔵の作品と菅原範夫名誉教授による収集資料を用いて近世・近代の錦絵が紹介されました。また、宮島にまつわる興味深いエピソードも紹介されました。
 内容を一部抜粋してみました。

   木版多色刷りの浮世絵版画は、同じ絵柄を多く摺ることができ、肉筆画と比べて安価であったことから大衆文化の一部となり、江戸から明治時代にかけて人々に広く愛されるようになりました。

   名所絵(風景画)の第一人者、初代・歌川広重(安藤広重)による「六十余州名所図会」(嘉永6年:1853年)は全国の名所69図を描いた連作の浮世絵で、安芸国は六月十七夜の舟管絃(現在の管絃祭)を題材にしています。
 広重は管絃船が大鳥居をくぐる瞬間をとらえ、大鳥居を印象的に描いています。
 他にも宮島ゆかりの数多くの資料から、近世・近代の人々が抱いていた「イメージ」を垣間見ることができます。

   同じ作品の浮世絵でも経年劣化から生じる褪色によるものではなく、一文字ぼかしや色板の差異による異版と呼ばれるものが存在します。
 浮世絵は色ごとの版木(色板)を用いて重ね摺りをします。
 最初に摺った200枚前後の版画を「初摺(しょずり)」と言い、それ以降のものは「後摺(あとずり)」といいます。
 「初摺」は丁寧に摺るため、鮮やかな色彩で出来上がります。
 「後摺」では、大量生産するために摺りの手間を省く(重ねる色板を減らしたり、ぼかしを省いたりする)ことがあります。
 これが同じ作品の浮世絵でも異版が存在する理由です。
 このように、同じ作品でも「初摺」と「後摺」を比較してどこが違うのかを発見するのも浮世絵のひとつの見所です。

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  2011年11月12日号の「リビングひろしま」には、内侍岩に関して下記の記事が掲載されました。 ご覧になりましたか。

 「内侍岩の伝説」 とは、昇進願望が満たされない徳大寺左大将実定が、1179年3月、厳島神社へ参詣した際、17歳になる有子内侍を寵愛(ちょうあい)。
 実定が都へ帰るとき、有子内侍は嘆き悲しみ、実定が乗った船を追いかけ、この岩に立って、船が見えなくなるまで別れを惜しんだといいます。
 実定への思いはますます募りますが、実らぬ恋と悟り、念仏を唱えながら入水したという悲恋の物語です。 

2月15日(木曜日) 谷岡隆さん 「廿日市天満宮と佐方八幡神社の歴史」

  廿日市天満宮宮司の谷岡隆さんを迎え、ご説明いただきました。

   廿日市天満宮は、鎌倉時代に藤原親実(ちかざね)公が厳島神社の神主として幕府より任命され、廿日市の桜尾城に着任後(1233年)に守護神として鎌倉の荏柄(えがら)天神を勧請(かんじょう)して篠尾山(後に天神山と呼ばれた)に社殿を造り鎮座したもので、勉学の神様(習字も含む)として参詣者でにぎわっています。

   佐方八幡神社の創建は、推古天皇の時代(西暦500年代)と古く、鎌倉時代の前述の藤原親実公が祭主を務め、その子孫が代々祭主を務めました。  

  江戸時代の初めまで廿日市東町は佐方八幡神社の氏子であり、廿日市西町(胡通りより西)は新宮神社の氏子でしたが、慶安五年(1652年)に廿日市天満宮が廿日市の氏神様となり、寛文四年(1664年)に西町の氏神であった新宮の神様も天満宮に勧請しました。

  佐方八幡神社は、廿日市天満宮が廿日市の氏神として祀られるようになってからも、佐方の氏子により維持されてきたなど、廿日市の歴史がおもしろくうかがえ、参拝の気持ちも新たになりました。

廿日市天満宮

  1. 主祭神:菅原道真(すがわらみちざね)公
  2.  相殿(あいでん)  (同じ社殿二つ以上の神を合わせて祀ること)                                                                                             

 (1)八幡宮(佐方の氏神)
 (2)新宮(下平良の氏神)
 (3)新八幡宮(藤原親実公以後15年続いた藤原神主の霊)  

佐方八幡神社

   石灯篭:廿日市生まれで津和野藩士の堀田仁助が寄進。堀田は数学者、天文学者であり、伊能忠敬はその弟子。

 ※津和野藩との関係:1630年代、参勤交代制度に伴う津和野藩御船屋敷が廿日市に設置され、宿駅が整備されている。

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1月18日(木曜日) 斎本昌三さん 「いつまでも自分らしく暮らしていくこと」

 医療法人みやうち・ヴィラひまわり廿日市駅前の斎本昌三(さいもとしょうそう)さんが、オカリナ演奏を取り入れて、出席者の心を和ませながら導いてくださいました。
 オカリナの演奏曲目は「上を向いて歩こう」「大きな古時計」「ふるさと」「瀬戸の花嫁」などで、受講生の皆さんの心は和み、表情は自然とほころびました。

 「笑いヨガ」を通して、受講生は思わぬチャレンジを受けました。
 「自分か誰かのフルネームを言った後、思い切り笑っていただくだけでいいのです」と簡潔な指示でしたが、自分の殻を破る勇気が求められました。
 「面白くないのに笑ったり、笑った人の真似をするというだけで精神的にリラックスし、気分がどんどんハイになって行きます。健康促進につながることは科学的にも証明されています」
 斎本さんのその言葉に励まされ、受講生は前列から順次立ち上がって名前を述べ、笑いました。中には「小泉進次郎」「小池百合子」「有働由美子」「石坂浩二」「浅丘ルリ子」「石原裕次郎」などの有名人を名乗る人、「秘密です!」と言う人がいたりして、笑いは自然に伝染して行きました。

  斎本さんによれば、福祉の捉え方は良い意味でも悪い意味でも変わってきているそうです。
 趣味や生き甲斐を持つように励ますことが必ずしも「自分らしさ」につながらなず、たとい周囲から見て「どうかな」と思えても人それぞれの暮らし方や生き方があるのでそれを尊重することが大切であると力説されました。

   仮に問題があっても周囲からの少しの助けによっていずれ解決するので、「それで良いんだよ」と伝えてあげれば「ああこれで良いんだ」と楽観的に考えることができるようになる。
 認めてくれる人が多ければ多いほど頑張れるので、笑顔をもって声に出して伝えてあげるように。
 問題が解決すれば、助けを受けた人から「そのように自分もなりたい」と思ってもらい、言ってもらえるようになる。
 「このように、何かしてもらった良いこと(恩)を、自分もいつか別の人にしてあげる(送る)という良い連鎖が生まれ、私が好きな言葉である『恩送り』につながります」との斎本さんの言葉が、とても印象的でした。

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12月21日(木曜日) 玉川真里さん 「健康寿命であり続ける3つのコツ」 

 玉川さんは、幼少の頃から父親の酒乱によって個人、家族としていつも悩まされ、自殺と隣り合わせの生活を余儀なくされました。一時は、「生きている(または、生きられている)ことは当たり前ではない」「強くならないと生きて行けない」などの思いをもって自分自身を叱咤激励してみましたが、深く、長期にわたる苦しみからうつ病をわずらってしまいました。
 繰り返される試練を経験しながらも玉川さんは臨床心理士の資格を取得し、やがて「(将来に向けて)今をどう生きるか」を考えて行動することが大切であると思うようになりました。

 「自分思考」を心がけ、「最も嫌なことからも何かを学べる」「どんな理不尽なことからも何かを学べる」こと、また「それこそが嫌な時、苦しい時を過ごすコツで、笑顔で生き、楽しく生き、生かされていることに気付く秘訣です」と、玉川さんは1つ目のコツを語られました。

 実践編として、感情を込めて話せるよう「表情筋を鍛える」こと、小さい「ありがとう」を見つけて伝えるために「毎日1回、文字として書き出す」ことの訓練を受けました。2つ目のコツです。

 3つ目のコツは「達成できない目標設定をしない」ことであり、注意事項でもありました。出勤できること、朝起きして市民センターに来れること、笑顔でいられること、充実感を覚えられる簡単なことを達成目標としていればすべて「ラッキー」という思いになれる。今まで苦労してきたことのすべてに感謝するようになれば、「何々ができて当たり前」と思うことなく「ひとつひとつに感動」し「ラッキーと思う」ようになる、ということです。

 これら3つのコツは周囲の環境と人との交わりに敏感であることが大切であると、「五感を鍛える」ことの訓練も受けました。

 臨床心理士としてご指導くださった玉川さんの素晴しい模範から、私たち自身の経験のすべてが人々を理解し、寄り添って仕える能力と心の余裕につながるのだと知ることができ、「最高にラッキー」でした。

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11月16日(木曜日) サニークリーン中国 片岡修一さんと原信雄さんによる指導  

  今回は、11月号の「広報さがた」でお知らせしたテーマ「もっと楽に簡単におそうじのコツをお伝えします」の通り、プロのインストラクターによる分かりやすくツボを押さえた内容の濃い1時間30分でした。

   進行役の片岡修一さんの最初のシンプルなひと言は印象的でした。
 「そうじの基本、それはそうじの前の整理整頓です」

   整理とは、「要るものと要らないものを区別する」こと。
 要らないものは「捨てるかリサイクルショップに持って行くようにすると、段々減っていく」洋服は、「着れるか、着れないか」ではなく「着るか、着ないか」という視点で判断することが大切。
 そのために、「捨てるもの、取っておくもの、迷うものそれぞれのための箱を用意する」などの指導に、皆さんが深くうなずいていました。

  カーペットそうじ、窓そうじ、網戸そうじ、換気扇そうじ、そして水回りクリーニングに関しては、実演と実践を交えて指導を受けました。
 50センチメートル四方のタイルカーペットに醤油を垂らし、グループ毎に汚れ落としの作業体験をしているときの生徒の会話。
 「今だから取れるのよね」
 「そうそう、明日になったらムリかもね」
 そんな懸念もプロの指導で一挙に解決。
 生徒の皆さん、大いに得した表情でした。

  どのような優れた洗剤と用具があっても、汚れをより簡単に、きれいに落とすための4要素と作業手順は次の通り一般的に変わらないそうです。
 「4要素―(1)時間 (2)お湯 (3)洗剤 (4)こする」
 「作業手順―から拭き、水拭き、洗剤拭き。その後は、洗剤除去、水拭き、から拭き。」

  生徒の皆さん、年末そうじに向けて良い備えができましたね。 

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10月19日(木曜日) 
後藤秀信さん 「高齢者くらしの安全に関するお話―脳身体を鍛えて元気に!―」

 廿日市市くらし安全指導員の後藤秀信さんが、「高齢者くらしの安全に関するお話―脳トレ身体を鍛えて元気に!―」をテーマにした講座を開いてくださいました。
 多くの生徒が後藤さんの話に熱心に耳を傾けました。

 廿日市警察交通課によると次のようなデータ(9月末)があるそうです。

 「人傷事故」は、昨年160件(内、55件が65歳以上)、今年179件(内、65件が65歳以上)。
 「負傷者」は、昨年 320人、今年358人。
 「死亡事故」は、昨年65人(内、36人が65歳以上)、今年66人(内、36人が65歳以上)。
 今年はすべてで増加しています。   

 これらの交通事故の半分が交差点での追突で、死亡事故は夕方から夜(16時~20時)に頻発しています。
 助手席の人も運転手と同じ気持ちでいることが予防につながるそうです。
 いつでも、どこでもお互いに十分注意しましょう。

【特殊詐欺】
 これまでのところ詐欺犯罪は廿日市市内で9件、1,315万円。県下で306件、7億円。
 一人の人が何回も被害に遭うのが特徴。
 「あなたの使われていたカードを交換に警察官と伺いますので・・・」「医療費の関係でお返しする金額を口座に振り込みますので・・・」などの理由で暗証番号を聞き出す手口だそうです。
 生徒の中にも似た体験の方がおられ、緊張感が走りました。

 その他、電話番号を問う業者に対してはすべて無視すること。
 さもなければ悪徳業者の餌食になるそうです。

【頭の柔軟さ試し】
 じゃんけん(負ける)、指曲げ(1本遅れ)、各種プリント(「注意配分力問題」「判断力問題」「記憶」「計算」「交通違反探し」「間違い探し」)の活動がありました。
 最後は、全員で唱歌「故郷」を歌い、心癒されて会場を後にしました。

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9月21日(木曜日)  倉橋孝博さん 「楽しく学ぼう!! 日本の経済」

 今回は、広島県金融広報委員会金融広報アドバイザーであり、ファイナンシャルプランナーでもあられる倉橋孝博さんをお迎えし、 「楽しく学ぼう!!日本の経済 ―どうなる? トランプ大統領と日本のゆくえ―」をテーマにした楽しい講座でした。
 倉橋さんは終始楽しく分かりやすい説明を心がけてくださっただけでなく、情熱あふれた語り方を通して経済をより身近に感じさせてくださいました。

  具体的には、「オプジーボ」「トランプ語録」「ニューヨークダウ」「トランポノミクスとその見直し」「日本とアメリカの関税」「株価指標」「為替相場の歴史(円・ドル)」「アメリカの政策金利とFRBの資産総額」「なぜ利上げをするのか」「マーケットの現状」などをパワーポイント資料を用い、それらの意味、原因、影響、あるいは今後の傾向に関して学びました。

 最後に次の3点のまとめで講座を終了しました。
 (1)政治と経済は一蓮托生である。
 (2)トランプ政策は法人税の減税に注目する。
 (3)混沌とした世界情勢に対して自分なりの処方箋を持つ。 

 お陰で受講生の皆さんは、マスコミやインターネットに掲載されている時事問題を、これまでとは少し異なった視点と感心をもって見ることが出来るようになったのではないでしょうか。

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8月24日(木曜日)  秋山伸隆教授 「厳島神主友田興藤と棚守房顕」 

 8月24日(木曜日)13時30分から県立広島大学 人間文化学部教授 秋山伸隆先生による七福大学(高齢者学級)が開催されました。

 戦国時代(約500年前)の厳島神主継承争いは、東方の桜尾城(現在の桂公園)と西方の藤懸城(現在の廿日市市串戸)との対立に加えて、神領(厳島神社領)を直接支配する大内氏と藤原神主家の「再興」を目指す友田(藤田)興藤(ともだおきふじ)との攻防でもありました。

 桜尾城を拠点として大内氏に敵対する興藤は1523年からの18年間実質的に厳島社の実権を支配しましたが、1541年ついに大内氏の軍勢に攻め立てられて桜尾城で悲劇的な最期を遂げました。 

 合戦当時、桜尾城は三方が海に面していたので、陸続きの北側が攻防の焦点でした。
 桜尾城の用水源は北方の極楽寺山に降った雨が伏流水であったために、大内軍は攻めあぐねたようです。

 洞雲寺境内の裏山には戦国武将などの古い墓がありますが、興藤の墓もその一つです。

 なお、厳島の島内に留まり戦国時代の厳島神社で社家として活躍した棚守房顕(たなもりふさあき)が記した「房顕覚書」によれば、房顕と興藤はお互いに政治的な立場を異にしていましたが、房顕は興藤に対して敬意を抱いていたようです。

 戦国時代の郷土の歴史をひも解くこの度の講座を通して、厳島神社、桂公園、洞雲寺、そして廿日市市の地形そのものが一層身近なものとなり、聴講した皆さんは満喫して帰途に就きました。

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7月20日(木曜日) 渡辺哲真さんによる生き方講座

 渡辺哲真さん(光明寺前住職)の講演は、阿弥陀如来の言葉「赤色赤光 白色白光 (しゃくしきしゃっこう びゃくしきびゃっこう)」に関連したものでした。

 「娘、嫁、姑、婆、死、幸」の文字を記し(写真参照)、ある女性の体験談を紹介してくれました。

 「15年寝たきりの夫は、私(妻)が世話をするために廊下を歩いて部屋の襖を開けるか開けないかのうちに、『すまんのお』と心を込めて毎回言ってくれました。部屋を出て行くときには背中越しに『ありがとうのお』と毎回言ってくれました。夫の言葉で私はどれだけ励まされたか知れません。」 肉体的に何も出来ない夫でしたが、妻は「夫が世話をさせてくれた」「夫に励まされた」との思いで満たされました。夫婦ともに自分の出来ることを心を込めてするときに、自然と互いに対して感謝の思いが沸いて来たのでした。

 渡辺さんのひと言。「肩の力を抜けば良い。40代から訓練しんさい(笑)。背負いやすくなるから。」

 また渡辺さんは、「生まれて良かったのおと、本当に素直に言えますか」と尋ねた後、人の生涯は「1.欲し気(ほしけ) 2.食い気(くいけ) 3.眠気(ねむけ) 4.色気(いろけ) 5.勝気(かちけ)」という「五気(ごけ)」に取り囲まれており、「辛」と「幸」の文字のようにわずか「横一本の違い」によって全く異なった生活を送れるようになると言われました。
 つまり、もし誰もが「横一本の違い」として毎日の事柄をさまざまなご縁であると感謝の思いで素直に受け止めるようにするならば、「今が喜べ、先が楽しめる」生涯になると約束してくださいました。

 私たち一人一人は各人すでにそれぞれの色を持ち、光り輝いています。
 お互いに傷つけ合うのではなく、違いを認め合い、尊重し合い、助け合い、思いやりの心をもって生きるとき、「赤色赤光 白色白光」の教えは家庭作りに留まらず、地域社会と国づくりにも当てはまるのではないでしょうか。

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6月22日(木曜日) 水野敦子教授 「国内外の著名人の文学作品紹介」

  山陽女子短期大学 人間生活学科 教授  水野敦子先生による国内外の著名人の文学作品を紹介してもらいました。

  アメリカ文学の中からは、アーネスト・ヘミングウェイの「老人と海」、ウィリアム・フォークナーの「熊」を。
 日本文学の中からは、有吉佐和子の介護小説「恍惚の人」や田辺聖子の「姥さかり」などを。
 
 生と死、黒人奴隷制度時代のサム老人の生き方、認知症の舅への超人的介護、76歳の姥ざかりまっただ中の人間関係に共通した「 文学のなかのあっぱれな老人たち」の生き方を教えていただきました。

  そして、死の直前まで蓄積された経験と技量と考察と強靭な意思をもって「晩年をいきよ」というメッセージに、皆さん、若かれし頃の文学青年でもなったかのようなひと時となりました。

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5月18日(木曜日) 吉岡清恵さん 「筋肉モリモリで元気モリモリ」

 5月は、山口県東部ヤクルト販売株式会社管理栄養士 吉岡 清恵さんによる七福大学が開催されました。

 今回のテーマは、「筋肉モリモリで元気モリモリ!」で筋肉量の低下がもたらす歩行機能の低下からロコモの入口を指摘されていました。

 筋肉強化・骨強化は「食事・運動・睡眠」であり、食事も気にしてとらないと、気付かないうちに筋肉・骨にダメージを与えるようです!

 終わりには、皆さんで「ピンピン体操」を行い元気モリモリをもらって帰られました。

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4月20日(木曜日)  秋風亭てい朝さん  落語

 4月20日(木曜日)七福大学が開催されました。
 今回は、佐方に縁のある秋風亭てい朝さんによる落語でした。

 第一幕は、珍獣動物園において、100万円で雇われたライオンがトラに食われるところで終了しました。
  第二幕は、「持ち前の明るさで、困難を乗り越えていく前向きな人と、180度異なる、心配性でマイナス思考の人」(ちりとてちん)のお話でした。
 客席は、涙を拭きながらの爆笑で終了しました。
 人を褒めることも掛け違うと相手を傷つけてしまうものです。

  最終幕は、夫婦で納得して決めたはずの国内旅行が、イタリア旅行に替わっていく様子を楽しむことができました。

 今回の七福大学のテーマは、「長寿の国へのパスポートは笑い」でした。
皆さん笑顔いっぱいで、健康のお土産をもらって帰られました。

 秋風亭てい朝さん、本当にありがとうございました。

 七福大学 秋風亭てい朝 2 七福大学 秋風亭てい朝 3 七福大学 会場の様子

3月16日(木曜日)  館外研修  山陽スペースファンタジープラネタリウム

 3月の七福大学は午前中、山陽女学園高トウ部にある「山陽スペースファンタジープラネタリウム」へ館外研修に行ってきました。

 「宇宙への旅―これほど美しい映像があっただろうか」を鑑賞し、天体観測の歴史から星座の成り立ちなどを学んだあと、プラネタリウムの装置の仕組みも丁寧に教えていただきました。

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 山陽スペースファンタジープラネタリウムは、広電「山陽女子大前」を降りて徒歩数分という、便利なところにあります。
 幼児からお年寄りまで、来館者のレベルに合わせて番組を提供できるそうです。
 土曜日は一般の人にも公開していますので、問い合わせの上、見学に行かれてはいかがでしょうか。

2月16日(木曜日)  溝下祐子さん 「消費生活トラブル最新情報

 2月16日に廿日市市消費生活センター消費生活相談員 溝下祐子さんを講師にお招きし、七福大学を開催しました。
 最近の特殊詐欺、個人情報の漏えいなど「今 知っておきたい消費生活トラブル最新情報」に関して、わかりやすく説明をいただきました。

 また、ラーメンにたとえた模型を使い、インターネット契約のしくみを説明していただきました。
 スープは「光回線」、麺は「プロバイダ(インターネット接続サービス提供者)」で、無名ラーメン店は大手ラーメン店から客を奪う戦略での勧誘があり、気が付いた時の解約金トラブルなど多発していることを知りました。

 また、嫌な電話から身を守るためには、ナンバーディスプレイ、迷惑電話チェッカーなど取り付けた事例を紹介していただき、廿日市市消費生活センターが、どんなにか身近になり、消費者ホットライン「188(いやや)」への問い合わせも気軽に連絡することができるようになったのではないでしょうか。

 皆さんからは、「自分の対応の仕方を身に付けることができた」「身近な不安を消すことができた」などの意見交換で盛り上がりました。 

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1月19日(木曜日)  吉本悟さん 「心と身体の健康企画」

 日本漢方交流会理事長で、薬剤師、鍼灸師でもある吉本 悟さんをお呼びして身近にある薬草の効用に関して現物を持参して紹介してもらいました。

 吉本さんは、広島県はもとより薬草を追っかける気まぐれ通信使として活躍中で、漢方の語源と効用を薬剤師の観点からひもといた話に、受講生は「意外と身近なところに漢方の原料があるとは びっくり!」と驚いておられました。
 肉桂(ニッケイ)、現の証拠(ゲンノショウコ)、山椒(サンショウ)、センブリ、ヨモギなど、日本のどこでも存在する漢方の話に、胃の痛み、解毒作用、発毛剤、美肌などの意見交換で盛り上がりました。

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12月15日(木曜日) 大知徳子助教授 「世界遺産の継承―厳島神社とモン・サン=ミッシェル―」

 12月15日(木曜日)13時30分から、県立広島大学 宮島学センター助教授 大知徳子先生を講師に、七福大学(高齢者学級)が開催されました。

 37年前に海に浮かぶ世界遺産として登録されたモン・サン=ミッシェルと、20周年を迎えた嚴島神社を有する宮島の不思議な共通点(信仰、戦争と平和、「伝える」)から世界遺産の継承に関してのお話がありました。

 周囲900メートルしかないモン・サン=ミッシェルの偉大さに皆さん感心されていました。
 また、テレビの番組で出演された時の裏話もあり、楽しい時間があっというまに過ぎ、受講者の皆さんは、満足して帰られました。

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