Trip03こんなスポットも!もっとはつかいち体験
洋酒造りをスタートした老舗醸造所から、廿日市市発祥のけん玉の名を冠した商店街、さらに大海原を一望できる開放感満点の温泉まで……廿日市市の魅力がまだまだ体感できる、とっておきのスポットへ。
広島初! シングルモルトウイスキーの生産を開始
大正7年(1918)創業の中国醸造は、創業から100年を経た2018年に、新たな可能性を求めて洋酒作りにチャレンジ。クラフト蒸留所「SAKURAO DISERY」を設立し、純国産ジンや広島で初めてとなるシングルモルトウイスキーの製造を開始しています。
SAKURAO GINは2018年3月に販売を開始し、さまざまなコンペティションで評価を得ています。また、シングルモルトウイスキーは貯蔵庫でじっくり熟成され、2021年にデビューする予定です。
SAKURAO DISTILLERYの蒸留所見学(要予約)では、巨大な蒸留器が稼働している様子をガラス越しに見たり、ジンの原材料に使用するボタニカルの香りを楽しんだりすることができます。さらにジンの試飲も可能です。
SAKURAO GINは3種あり、おすすめはピンク色のボトルが目印の「LIMITED」700㎖6050円。ジュニパーベリー(ネズの実)、牡蠣の殻、レモンなど、広島の風土を感じられる厳選した17種のボタニカルの複雑な香味が特徴です。
- 中国醸造 SAKURAO DISTILLERY ビジターセンター(ちゅうごくじょうぞう さくらお でぃすてぃらりー びじたーせんたー)
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- 洞雲寺…中国醸造 SAKURAO DISTILLERY ビジターセンターから徒歩13分
- カフェ&ギャラリー 柿尾坂…中国醸造 SAKURAO DISTILLERY ビジターセンターから徒歩6分
- けん玉商店街…中国醸造 SAKURAO DISTILLERY ビジターセンターから徒歩5分
けん玉発祥の地で けん玉尽くしの散策タイム♪
廿日市駅から南に約500メートル続く廿日市駅通り商店街は、けん玉商店街の愛称で親しまれています。実は廿日市市は、けん玉発祥の地です。古くから木材の集積地として栄え、木材の加工技術が発達した廿日市市で、大正10年(1921)に「日月ボール」という現在の形に近いけん玉の生産が始まりました。以降、最盛期は全国シェアの40%を占めるほどであったけん玉生産ですが、需要の減少に伴い衰退し、一時は製造業者がなくなってしまいます。
しかし平成13年(2001)、廿日市市木材利用センターでけん玉の製造が復活。世界的な競技人口の増加も手伝い、2014年からはけん玉ワールドカップを毎年開催するなど、いま再び、けん玉のまちとして注目を集めています。
飲食店や、土産物店など、約60店舗が軒を連ねるけん玉商店街には、けん玉の壁画やオブジェ、さらにけん玉をモチーフにした菓子を販売するお店も! けん玉で盛り上がる商店街を、ぜひぶらりと散策してみてください。
- けん玉商店街(けんだましょうてんがい)
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- 洞雲寺…けん玉商店街から徒歩12分
- カフェ&ギャラリー 柿尾坂…けん玉商店街から徒歩5分
- 中国醸造 SAKURAO DISTILLERY ビジターセンター…けん玉商店街から徒歩5分
屋上のマルミエロテンで開放感抜群の温泉体験
弱アルカリ性でラドンを含む美人の湯が湧く宮浜温泉郷。海辺のロケーションということもあって、開放感満点の湯浴みが楽しめると人気です。日帰り入浴に対応している宿もいくつかあり、なかでも露天風呂が名物の湯の宿 宮浜グランドホテルは特におすすめです。
かつて屋上だった場所に後づけで設置された温泉露天風呂は、その名もマルミエロテン! 湯船と海の水平線が一つになって、まるで海で入浴しているような究極の開放感が味わえます。
宮浜グランドホテルでは、温泉と瀬戸内の旬の味が楽しめる会席料理がセットになった日帰り会席プランも用意されています(1人6050円~)。また、地元の特産品が買えるショップや、宿泊者限定で利用できる、卓球場やカラオケルームも完備。
宮島旅の疲れを日帰り温泉で癒やすのもよし、もっと廿日市市を観光するために、宿泊して英気を養うのもいいですね。
- 湯の宿 宮浜グランドホテル(ゆのやど みやはまぐらんどほてる)
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