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廿日市市の学校給食の紹介
廿日市市の学校給食の概要
廿日市市には、5つの地域(廿日市・佐伯・吉和・大野・宮島)があり、それぞれの地域の献立で学校給食を実施しています。
共同調理場・単独調理場合わせて7つの給食施設で給食を調理し、市立の小・中学校に提供しています。
また、学校給食を実施するに当たり、学校給食の目標が達成されるよう努め、安全で安心なおいしい給食の提供を目指しています。
廿日市地域 | 佐伯地域 | 吉和地域 |
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大野地域 | 宮島地域 |
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学校給食の目標(学校給食法より)
一 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
二 日常生活における食事に関して正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、および望ましい食習慣を養うこと。
三 学校生活を豊かにし、明るい社交性および協同の精神を養うこと。
四 食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることに関しての理解を深め、生命および自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
五 食生活が食にかかわる人々のさまざまな活動に支えられていることに関しての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。
六 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化に関しての理解を深めること。
七 食料の生産、流通および消費に関して、正しい理解に導くこと。
献立作成のポイント
廿日市市では、学校給食摂取基準や食品構成を考慮して栄養摂取の充足に努めるとともに、学校における食育推進のための「生きた教材」として活用できる献立内容にしています。
○手作り、素材の味を大切にする
大量調理においても、手作りを心がけ、素材の味を大切にした体に優しい給食をめざしています。
○旬の食材の使用・地産地消の推進
食材は季節の旬のものを使用し、できる限り地元産の食材を選択するようにしています。
○和食の推進
日本型食生活の良さを伝えるため、和食を中心としています。
定期的に「和食の基本献立」を提供しています。
副菜に「おひたし」を提供しており、これは子どもたちに、簡単な野菜料理を自分で作れるようになってもらいたいという思いで取り入れています。
廿日市学校給食センターの「和食の基本献立」
○食文化の継承
地域に伝わる郷土料理や行事食を積極的に取り入れ、食文化の継承に努めています。
佐伯地域の「かきごはん」
宮島学校給食センターの「あなごめし」
○減塩の推奨
生活習慣病の予防や味覚の形成に配慮し、薄味を心がけています。
昆布や煮干し、かつお節などの素材からだしをとります。だしを使うことで、食材本来の味を生かし、薄味でもおいしい料理を作ることができます。
○そしゃくの習慣化
よくかんで食べる習慣をつけるため、かむことを意識した献立、食材を取り入れています。
廿日市学校給食センターの「かみかみサラダ」
○特別献立の実施
食を楽しみ、豊かにするために、かむかむ献立、ひろしま給食、郷土料理、行事食、料理力の献立などの特別献立を実施しています。
※特別献立の実施状況や内容などは、地域によって異なります。
吉和学校給食センターのすべてのメニューに地場産物を取り入れた特別献立
使用した地場産物:ルバーブ、ほうれん草、大豆、舞茸、人参、大根、いちご
大野学校給食センターの令和6年度ひろしま給食100万食メニュー「♡広レモ菜Miso Soup♡」