本文
地場産物の活用
学校給食と地場産物
学校給食では、「地場産物を利用する割合を増やす」ことを目標に掲げ、できるだけ地元産、市内産、県内産、国内産の順で食材を仕入れるよう努めています。
学校給食で地場産物を使用することは、地域の自然、文化、産業などに関する理解を深めるとともに、食べることへの感謝の念を育む上でとても重要です。また、食料の輸送に伴う環境負荷の低減や地域の活性化などの観点からも推進しています。
令和6年度の取組
12月2日(月曜日)
吉和小学校が150周年を迎えた記念に、給食用のトレイが新しくなりました。新しいトレイのお披露目メニューとして吉和産の食材をたくさん使用した給食を提供しました。
吉和地域の特産品であるルバーブは、いつもの給食では甘い「ルバーブジャム」にしますが、この日は梅干しのようなご飯に合う酸っぱい「ルバーブの塩煮」としておむすびの具材になりました。また、吉和産のいちごを使用したいちごソースの上に型取りをしたハートのミルク寒天をのせたのは、見た目からも楽しめる給食を作りたいという調理員さんたちのこだわりです。地元の食材を最大限に活かし、見た目も味も栄養も考えられた吉和ならではの献立に子どもたちも喜んでいる様子でした。
献立写真 | 献立名 | 使用した吉和産の食材 |
---|---|---|
|
・あまごちゃんのえんむすび ・まめなお浸し ・まいきち汁 ・うなちゃんの愛いっぱい♡ ・牛乳
|
【あまごちゃんのえんむすび】 |
新トレイお披露目メニューお品書き [PDFファイル/492KB]
【おまけ:新トレイの特徴】
(↑あまごちゃん)
正しい配膳が自然と身につくようにと食育の意味を込め、お茶碗を置く左側に吉和学校給食センターのイメージキャラクター「あまごちゃん」のイラストをプリントしています。
6月10日(月曜日) あまご (吉和産)
吉和小・中学校のこの日の給食には、つり堀亭にしむらさんのあまごを使用した「あまごの唐揚げ」が登場しました!
当日の朝早くから、捌いてもらった新鮮なあまごを食べることができるのは、吉和の学校給食の魅力です。
また、「あまごの刺身も食べたことあるよ!おいしいよ!」と教えてくれる児童もおり、地元食材のあまごが、子どもたちに浸透している様子でした。
給食を通して、地域が連携し、子どもたちが地産地消や地場産物を学ぶ機会となりました。
令和5年度の取組
9月5日(火曜日) 鮎 (吉和産)
廿日市市の魚食普及事業により、吉和川漁協さんから鮎を提供していただきました!
漁協さんに炭火で調理していただいた「鮎の塩焼き」と給食センターで手作りした「山賊むすび・小松菜のごま和え・味噌汁」とを組み合わせたスペシャルメニューに、子どもも大人も舌鼓。鮎ならではの『おなかの苦味もおいしかった』というちょっと大人な意見も。
『吉和のきれいな川を守っていきたい』という感想もあり、食を通して地元吉和の未来に関して考える貴重な機会となりました。
令和3年度の取組
4月13日(火曜日) いちご (吉和産)
吉和小・中学校の給食に、初めて吉和産の“いちご”が登場しました!
岡農園さんで栽培された「ゆめのか」という品種のいちごです。
入学・新旧お祝いメニューとして提供され、児童生徒からは『おいしかった』との声がたくさん聞こえてきました。中には、『今月で1番幸せだった~』というかわいらしい感想も。
大きくて、みずみずしくて、甘いいちごに子どもたちも大満足だったようです。