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特別献立の取組
特別献立の取組
吉和学校給食センターでは、食に関するさまざまな学びを深めるため、「生きた教材」として給食を活用しています。食を楽しみ豊かにするため特別献立を実施し、食育に取り組んでいる様子を紹介します。
おはなし給食
読書の秋ということで、10月は図書室とコラボして絵本にちなんだ給食を提供する「おはなし給食」を3回行いました。
10月30日の給食では、給食時間に読書活動推進員さんが絵本の「ホットケーキ」の読み聞かせを行いました。あたたかい状態で提供したいという栄養教諭と調理員さんの思いから、読み終わる頃に合わせて、子どもたちにホットケーキが配られました。絵本にも給食にも集中し、「おいしい!」と嬉しそうにホットケーキを食べる姿が見られました。
有機農業の日
12月8日の有機農業の日(オーガニックデイ)に、有機野菜(大根、人参、白菜)を使用した給食を提供しました。
給食時間には、栄養教諭がミニ食育を行い、有機農業の日や有機農業について説明しました。また、今日の給食には地元の有機農家の野菜を使用していることや調理の様子も紹介しました。
話を聞きながら給食を食べた子どもたちは、「有機野菜だと聞くといつもよりおいしく感じた。」「有機野菜は普段はあまり食べないので、給食で食べることができてうれしい。」「有機農業で育てられたものを食べることができてうれしい。おいしかった。」と話しており、改めて環境に配慮した農業について考え、味わって食べる機会になりました。
その他にも、吉和で収穫された米で炊飯したごはん、煮物用のだしをとった後の「昆布」「削り節」を使って作った昆布佃煮など、地場産物の使用やSDGsにも取り組んだ特別献立でした。

献立「吉和米、牛乳、大根と豚肉の煮物、ほうれん草と白菜のごま和え、昆布佃煮」

