ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 担当部署でさがす > 消防本部予防課 > リチウムイオン電池からの火災にご注意を

本文

リチウムイオン電池からの火災にご注意を

ページID:212901122掲載日:2023年12月15日更新印刷ページ表示

リチウムイオン電池の火災ってどんなもの?

リチウムイオン電池とは?

一般に普及している他の電池(ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池など)と比べて高容量、高出力、軽量という特徴があり、小型で大量の電力を必要とする製品に使用されています。

リチウムイオン電池は次のような製品に使われています。

  • 携帯電話の充電器(モバイルバッテリー)
  • スマートフォン
  • タブレット
  • ノートパソコン
  • 電子たばこ

ほかの電池よりもエネルギー密度が高いため、過充電や過放電時に発熱し、最悪の場合、破裂・発火することもあります。

リチウムイオン電池による火災はどのような時に起こるの?

  1. リコール製品を使用するなど、製品の不具合により出火した。
  2. 外部からの衝撃で、圧力が加わって変形したり、水が掛かったりして、内部でショートし異常発熱し出火した。
  3. 充電中に寝具がかぶさり、機器に熱がこもり出火した。
  4. 専用の充電器で充電しなかったため、過充電となり出火した。
  5. スマートフォンのイヤホンジャックの清掃や、電池の交換をしようとした際に、鋭利な物を差し込んだため内蔵電池が損傷し、出火した。
  6. 長年使用したことによる経年劣化で出火した。 

リチウムイオンバッテリー搭載製品の事故 [PDFファイル/259KB] 

 

実際の火災事例

事例1
スマートフォンを落としてしまい、その後、充電していると出火。
【落下による強い衝撃を受けたことでリチウムイオンバッテリーが損傷、短絡したことにより出火に至ったもの。】
事例2
電動アシスト自転車用バッテリーを充電中に出火。
【出力電圧が異なる充電器で充電したため、時間の経過とともに過充電となり、短絡し、出火に至ったもの。】

事例3
リコール製品を使用していると、突然出火。
【製造工程における不具合や伝導性異物の混入などにより、短絡し出火に至ったもの。】

リチウムイオン電池の火災を防ぐために…

  • 充電器やバッテリーは製品付属されていた物やメーカー指定の商品を使用すること。
    非純正バッテリーの危険性に関して(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)
  • 膨張したり、異音、異臭がするなどの異常が生じた物を使用しない。
  • 充電が最後までできない、使用時間が短くなった、充電中に熱くなるなどした際には、メーカーや販売店に相談する。

リチウムイオン電池の排出方法

取り外し可能な電池は充電式電池として排出します。

充電式の電化製品の場合

充電できる製品。電源につながなくても動く、光る製品は充電式電池が使用されている可能性があります。
●製品の3辺が30センチメートル×40センチメートル×40センチメートル以内の場合
「小型家電」として

  • 「資源物回収拠点(回収ボックス)」へ持ち込む
  • 「移動式拠点回収」へ持ち込む

●それより大きい場合

  • 「大型ごみ」として排出

充電式電池

充電式電池には種類ごとにリサイクルマークが付けられています。
(一部、リサイクルマークがついていないものもありますが、リチウムイオン電池、ニカド電池、ニッケル水素電池に関しては、回収・リサイクル対象です。)

●排出方法

  • 「資源物回収拠点(回収ボックス)」へ持ち込む
  • 「移動式拠点回収」へ持ち込む
  • 「(一社)Jbrcの改修協力店舗」へ持ち込む

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルを見るためには、Adobe社が提供するAdobe Acrobat Readerが必要です。
Adobe Acrobat Readerを持っていない人は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)