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二酸化炭素消火設備の事故にご注意ください

ページID:0066751 印刷用ページを表示する 掲載日:2023年12月13日更新

 令和3年4月15日に東京都新宿区で、二酸化炭素消火設備の消火剤が誤って放出され、人命が失われる事故が発生しました。
 過去にも名古屋市(令和2年12月)、東京都(令和3年1月)で同様の事故が発生しています。

二酸化炭素消火設備とは?

 二酸化炭素の窒息効果による消火設備です。
 消火に伴う汚損が少ないというメリットがありますが、一定以上の濃度に達すると人命危険が生じます。

どんな建物に設置されているの?

 一定規模以上の通信機器室、電気室、ボイラー室、駐車場などで、水で消火することが困難な建物や部分に設置されています。

事故を防ぐために注意することは?

  1. 二酸化炭素消火設備の工事やメンテナンスを行う場合には、消防設備士などの資格者が立ち会って、必要な安全対策を講じてください。
  2. 消火剤が放出された場合には、すぐに119番通報し、放出場所に立ち入らないようにしてください。
  3. 建物利用者などに、人体に対する危険性、適正な取扱い方法、作動の際の対応に関して周知してください。