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油火災は一瞬の油断から。小さな注意で大きな安全を!

ページID:0132527掲載日:2025年11月11日更新印刷ページ表示

こんろを原因とする火災は全国的にも多く、例年火災原因のトップ3に入っています。

こんろ火災は、ガスこんろに限らず、IHクッキングヒーター(電磁調理器)でも発生しています。

調理器具を正しく使って火災を予防しましょう。天ぷら油火災

台所の油火災を防ぎましょう

家庭で起こりやすい「天ぷら油火災」は、ほんの数分の油断で発生し、大きな被害につながる危険な火事です。

正しい予防策や初期対応を知ることが、家族と財産を守る第一歩です。

【NITE製品安全】ガスこんろの天ぷら油火災を防ぎましょう(動画)<外部リンク>

油火災を防ぐためのポイント

  • こんろを使用する時は「その場から離れない、離れるときは火を消す」ことが大切です。
  • 天ぷら油は発火温度(約370℃)以上になると火種がなくても火がつきます。通常の天ぷら油は5~10分ほどの加熱で発火点に達します。少量の油の場合はもっと短い時間で発火することがあるので注意してください。
  • 安全装置付きコンロ(調理油過熱防止装置やSiセンサー搭載)の使用がおすすめです。古い機種の場合は買い替えも検討してください。
  • 火災にいち早く気付くために住宅用火災警報器の設置が有効です。住宅用火災警報器は定期的に作動確認を行ってください。
  • 発火した時に備えて消火器などを設置し、すぐに使えるようにしておきましょう。消火器は使用期限を定期的に確認してください。
  • コンロの周囲に燃えやすいもの(布巾、紙など)を置かないようにしましょう。定期的な換気扇や壁、グリル周辺の掃除も大切です。
  • 衣類やエプロンは防炎製品を使うと、万が一のときに火の広がりを防ぎます。

油火災が起きてしまったら

絶対に水をかけないでください(水蒸気爆発の危険があります)。

まず火を止めましょう。

消火器を使用する場合は加熱した油が飛び跳ねて火傷をすることがあるので、離れた場所から近づきながら消火してください。消火薬剤はすべて放出してください。消えたと思っても再燃することがあるので、蓋などをして空気の遮断を続けましょう。。

消火器が無い場合は鍋の蓋や濡れたタオル・シーツなどで鍋を覆い、空気を遮断しましょう。

炎が天井に達するほど大きくなったら、無理をせずすぐに避難し119番通報してください。

【消防庁動画チャンネル】初期消火(動画)<外部リンク>

油火災に水をかけてはいけません

消火器による初期消火1消火器による初期消火2

鍋の蓋による消火シーツによる消火

地域みんなで火災予防!

ご家庭だけでなく、地域の高齢者やご近所にも「調理中はその場を離れない」など、一声かけることで、火災予防の輪が広がります。

「火をつけた あなたの責任 最後まで」

みんなで火災ゼロを目指しましょう!そなえんと