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電池の暴走を防げ!~リチウムイオン火災から身を守る~

ページID:0128433掲載日:2025年8月7日更新印刷ページ表示

ソナエント

廿日市市でも発生しています。

 近年、リチウムイオン電池火災が増加しています。

 廿日市市では令和6年中に2件のリチウムイオン電池火災が発生しました。

 一件目は携帯を道路へ落とした際に発火したもの。

 二件目は純正品ではないバッテリーを充電中に発火したもの。

 身近なものでも発火する可能性があるため、取扱いには注意しましょう。

リチウムイオン電池って知ってますか?

 リチウムイオン電池は、繰り返し充電、放電できる電池のことで、二次電池の一つです。

 この電池は、主に小型で大量の電力を必要とする製品に使用され、他の二次電池と比べて高容量、高出力、軽量という特徴があります。

 製品の例として、スマートフォン、コードレス掃除機、ノートパソコンや電動工具などがあげられます。

 これらの製品は私たち日常にとてもあふれています。

 スマホ掃除機サンダー

夏場に増加する傾向があります。

 2020年から2024年までの5年間にNITE(ナイト)に通知された製品事故情報では、「リチウムイオン電池搭載製品」の事故は1860件ありました。

事故の約85パーセント(1860件中1587件)が火災事故に発展し、事故発生件数は春から夏にかけて気温の上昇とともに増加する傾向にあり、6月~8月にかけてピークを迎えます。

 

バッテリーグラフ

  『夏バテ(夏のバッテリー)』にご用心
~「リチウムイオン電池搭載製品」の火災事故を防ぐ3つのポイント~ 引用
<外部リンク>

火災を防ぐために​

  1. 使用する前に取扱説明書をよく確認しましょう。
  2. 衝撃を与えないよう適切に取り扱い、むやみに分解しないようにしましょう。
  3. 製造事業者が指定する充電器やバッテリーを使用しましょう。
  4. 充電する際は整理整頓された場所や不燃性のケースなどに入れて充電をしましょう。
  5. 膨張、充電できない、バッテリーの減りが早くなった、充電中に熱くなるなどの異常がある場合は使用をやめ、製造事業者や販売店に相談しましょう。
  6. 製造事業者の問合せ先の記載がない製品や販売店や製造事業者の連絡先に電話がつながらない製品もあるので、製品を購入する際には慎重に検討しましょう。​