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学校給食でアジアトライアスロン選手権大会を盛り上げよう!
廿日市市教育委員会では、4月21日(日曜日)に廿日市市で開催されたアジアトライアスロン選手権大会を盛り上げるとともに、アジアの国の食文化への興味や関心を高めるための取組として、参加国を中心としたアジアの国の料理を学校給食で提供しました。
取組の紹介
子どもたちは、アジア料理を食べ、食育指導で学び、アジアの国に触れることができました。どの地域でも給食を通してアジアの国の食文化や料理に関心を持つ姿が見られました。
給食時間の様子
4月19日金曜日に佐伯中学校で提供された「タッカルビ」や「ワンタンスープ」は、おかわりをする生徒が多く大人気の様子でした。
吉和学園では、小学生も中学生も、ウズベキスタン料理の「サムサ」のおかわりをするじゃんけんで盛り上がりました。
(ウズベキスタン料理のサムサ)
宮島学園では、フィリピン料理が提供されました。栄養教諭が子どもたちに給食の感想や食べ進み具合を聞いている様子です。
中には、母国の料理を嬉しそうに食べる児童の姿もありました。
阿品台西小学校では、給食の片付けが終わった後も、「今日の給食おいしかったね!」という会話が聞こえ、食べ慣れない国の料理も「おいしい」と印象に残った様子でした。
食育指導
栄養教諭による食育指導が行われました。聞き慣れない料理名を日本の料理に近いもので例え親近感を持たせたり、クイズを交えながら、料理の特徴や食文化を子どもたちに伝えました。また、アジアの国の言語を紹介し声に出したり、動画でアジア料理の給食ができる過程を見たり、楽しく学んでいる様子でした。
給食の写真
<各地域の4月の献立>
- 廿日市学校給食センターの4月の献立予定表 [PDFファイル/750KB]
- 佐伯中学校の4月の献立予定表 [PDFファイル/428KB]
※佐伯地域(友和小学校・津田小学校・佐伯中学校は統一献立です。) - 吉和学校給食センターの4月の献立予定表 [PDFファイル/411KB]
- 大野学校給食センターの4月の献立予定表 [PDFファイル/460KB]
- 宮島学校給食センターの4月の献立予定表 [PDFファイル/645KB]
日にち | 献立写真 | 献立名 | 献立の説明 |
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4月8日(月曜日) |
宮島学校給食センター
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毎年新年度給食開始の時に提供している献立です。お花見を意識した内容で、菜の花、さやえんどう、ふき、甘夏と春満載の献立です。 | |
4月10日(水曜日) | ![]() |
佐伯地域(友和小学校・津田小学校・佐伯中学校)
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麻婆豆腐、バンサンスーともに、中国の料理です。どちらの料理も、給食では定番の人気メニューです。 |
4月12日(金曜日) |
大野学校給食センター
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韓国のフライドチキンといわれている「ヤンニョムチキン」を取り入れました。今日の「ヤンニョムチキン」の料理名は「廿日市の甘辛ヤンニョムチキン」です。 実は、大野東小学校の6年生が、昨年度5年生の時に総合的な学習の時間に考えたメニューです。コチュジャンベースのソースの中に「はちみつ」を加え、辛さを抑えて、からいのが苦手な人も食べやすいように工夫してくれています。 |
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4月12日(金曜日) |
宮島学校給食センター
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韓国料理として給食によく登場する献立です。 |
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4月15日(月曜日) |
大野学校給食センター
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中国の料理は、北の北京料理や内陸の四川料理、東部の上海料理、南部の公東料理など地域によって料理の種類も味付けも違っています。 給食には、四川料理の一つである「マーボー豆腐」を取り入れました。気温が高く雨が多い内陸では、食欲が増すように唐辛子や山椒などの香辛料を多く使ったピリ辛の料理が多く、マーボー豆腐や担々麺などが有名です。 |
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4月16日(火曜日) |
吉和学校給食センター
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≪プロフ≫ ウズベキスタンのお祝い事の時に欠かせない米料理。ウズベキスタンでは、大きな鍋で一度にたくさんの量を作って食べるのだそう。給食では、大きな炊飯器を2つ使って炊いて作りました。 ≪サムサ≫ ひき肉や野菜などを生地で包んで三角形に成形した料理。ウズベキスタンでは、タンドールで焼いて作るのだそう。給食では、ひき肉と玉ねぎをパイ生地で包んで、スチームコンベクションオーブンで焼いて作りました。 ≪モホラ≫ ひよこ豆を使ったスープ。ウズベキスタンでは、モホラの他にも、豆を使った料理がよく食べられるとのこと。何の豆が使われているか、給食時間中にクイズを出しました。
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4月17日(水曜日) |
廿日市学校給食センター
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韓国の料理「ビビンバ」と「わかめスープ」です。ビビンバは味付けした肉やナムルなどをごはんの上に乗せて、混ぜて食べる料理です。わかめスープは、韓国ではお祝いの時にも食べられる料理です。アジアの国の料理を給食でおいしくいただきましょう。 |
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4月18日(木曜日) |
吉和学校給食センター
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≪チャプチェ丼≫ 韓国では、お祝い事の時によく食べられるのだそう。チャプチェに使う春雨には、長い春雨のように「長生きできますように」という思いが込められているそうです。 ≪わかめスープ≫ 韓国では、妊婦が栄養たっぷりのわかめスープを食べる風習があるそうで、誕生日の時にわかめスープを食べることで、生まれた時のことを思い出し、家族の絆を深めるそうです。 ≪チーズハットク≫ 日本でも人気のチーズハットクに給食センターで初挑戦しました。韓国の屋台気分を味わえるようにと提供方法を工夫しました。 |
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4月19日(金曜日) | ![]() |
佐伯地域(友和小学校・津田小学校・佐伯中学校)
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「タッカルビ」は、肉や玉ねぎ、にんじんなどの野菜、コチュジャンなどを炒め合わせた韓国料理です。給食では初登場です。「ワンタンスープ」は中国料理の1つです。 |
4月22日(月曜日) |
吉和学校給食センター
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≪シナガック≫ シナガックとは、ガーリックライスのこと。フィリピンでは、朝ごはんの時にも食べられるのだそう。朝からスタミナ満点、元気に過ごせそうですね。 ≪チキンアドボ≫ アドボとは、「漬け込む」という意味で、酢を主体とした調味液に漬け込んでから調理します。酢の力で肉がやわらかくなるだけでなく、疲労回復にも役立ちます。 ≪ニラガ≫ ニラガとは、野菜たっぷりのスープのこと。ランチルームにナンプラーの香りがほのかに漂いました。 |
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4月22日(月曜日) |
宮島学校給食センター
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フィリピン料理でおなじみの「アドボ」です。フィリピン料理は、酸味、甘味、塩味がバランスよく合わさった味わい(リナムナム)が特徴といわれます。アドボも、味付けに酢、黒糖、しょうゆを使って作りました。 | |
4月23日(火曜日) |
廿日市学校給食センター
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中国の料理「油淋鶏」を取り入れました。「油淋」という言葉は、食材に油をかけながら火を通す調理方法のことを指します。鶏肉をから揚げのように衣をつけて油で揚げて、白ねぎ、しょうが、にんにく、しょうゆ、酢、砂糖で作った香味ソースにからめて給食風にアレンジして作っています。薬味が効いたソースが、鶏肉のおいしさをさらに引き出してくれます。 | |
4月23日(火曜日) | ![]() |
佐伯地域(友和小学校・津田小学校・佐伯中学校)
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「ビーフン」は米から作られた麺で、中国の南の方で生まれました。中国・日本と、ベトナム・タイ・マレーシア・ミャンマーなどの東南アジアで食べられています。「ナムル」は韓国の料理です。 |
4月24日(水曜日) |
廿日市学校給食センター
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インドネシアのごはん料理「ナシゴレン」です。ナシゴレンの「ナシ」はごはん、「ゴレン」は炒めるや揚げるという意味です。肉や野菜、魚介などを炒め合わせたインドネシアの焼きめしです。給食用にアレンジしており、鶏肉、玉ねぎ、にんじん、しめじ、さやいんげん、にんにくを炒め、ケチャップ、カキエキス、砂糖、しょうゆ、トウバンジャンなどで味付けした具をごはんに混ぜて食べます。チャーハンやチキンライスとは違う、ピリッとした辛味のある、調味料のうま味が効いた甘からい混ぜごはんです。 |
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4月24日(水曜日) |
宮島学校給食センター
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「マーボー丼」は給食で人気メニューの一つです。宮島の給食では、マーボー豆腐をごはんの上にかけてマーボー丼として出しています。赤味噌のコクがごはんによく合います。 | |
4月26日(金曜日) |
廿日市学校給食センター
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日本の料理です。和食の基本献立である「主食」のごはん、「主菜」のさばの塩焼き、「副菜」のほうれん草と大豆のおひたし、味噌汁がそろった献立です。これらの料理を組み合わせることで、栄養バランスのよい食事とすることができます。 また、おひたしは、ゆでて味付けして簡単に作ることができる料理です。ゆでることで、野菜のかさが減り、一度にたくさんの野菜を食べることができます。味噌汁は昆布と煮干しを使ったうま味たっぷりのだしで作っています。 |