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冊子「地域福祉活動×個人情報保護」を作成しました
人とのつながりを大切にしたい現代において、個人情報は常に私たちの身の回りにあふれています。
見守り活動や災害時の避難支援活動に取り組むときなど、個人情報に関する不安や悩みを和らげる冊子を作成しました。
ぜひ、日々の地域福祉活動にご活用ください。
なお、この冊子は廿日市市地域福祉計画推進委員会での議論を経て、作成しています。
冊子「地域福祉活動×個人情報保護」の紹介
1 個人情報のこと 【2ページ】
「個人情報」という言葉を目にしたとき、どういうイメージを抱きますか?
まずは、個人情報とはどのようなものなのか、知ることからはじめましょう!
2 個人情報を集めるとき(収集) 【3ページ】
地域福祉活動に取り組むときには、個人情報を集めることが必要となります。
個人情報を提供してもらうときの注意点を確認してみましょう。
3 個人情報を管理するとき 【4ページ】
個人情報の管理は徹底されていますか?
情報漏えいは、ちょっとしたミスからはじまります。個人情報を管理するときの注意点を確認しておきましょう!
4 個人情報を共有するとき 【5ページ】
見守り活動をはじめとした地域福祉活動は、個人情報を共有することで活動の幅が広がります。
このためには、共有する必要がある情報提供先、提供方法などにしっかり配慮することが大切です。
冊子を活用した取組の紹介
作成した冊子を用いて、個人情報を知る入口や個人情報を取り扱うルールづくりのきっかけとして、出前トークなどにも取り組んでいます。
出前トーク〔阿品・阿品台地区民生委員児童委員協議会〕 (令和3年7月12日開催)
日頃の民生委員活動において、取扱いに迷うことのある個人情報についての出前トークを実施しました。
当日は、個人情報の取扱いでモヤモヤしていることや、民生委員活動や地域福祉活動と個人情報の関係、個人情報保護と混同しやすいプライバシー保護のことなどをお話しました。
参加者の声
- 個人情報についてすべてを知ろうとは思いません。高齢者訪問の調査の時や、日頃の会話の中で少しずつ分かってくるものだと思います。
- 民生委員にも守秘義務は課せられているのに、活動に必要な個人情報を共有してもらえないことなどがあった。
- 民生委員の活動や個人情報の取扱いについて、地域に正しく理解されていないのではないかと少し不安に感じた。