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妊婦や子どもを受動喫煙から守りましょう
妊婦や子どもを受動喫煙から守りましょう
2020年に施行された改正健康増進法では受動喫煙防止対策が強化されました。望まない受動喫煙を生じないように配慮する義務が喫煙者に課されており、受動喫煙を防止するための取り組みはマナーからルールに変わりました。受動喫煙が健康に及ぼす影響は大きく、がん、虚血性心疾患、脳卒中等の発症との関連や母子においては乳幼児突然死症候群の危険が高まるなど健康に悪影響を及ぼすことが科学的に明らかにされています。職場や家庭内で継続的にたばこの煙にさらされることにより、たばこを吸わない人であっても健康に影響があります。みなさんが生涯を通じて健やかで心豊かな生活を送ることができるようにするためには、受動喫煙が健康に及ぼす悪影響について正しく理解することが必要です。
受動喫煙とは
- 副流煙(火がついたたばこから立ち上がる煙)と呼出煙(喫煙者が吸って吐き出した煙)とが拡散して混ざった煙を吸わされてしまう、あるいは吸わせてしまうことです。
受動喫煙による健康への影響
様々な研究により、次のような影響があると指摘されています。
〈子ども達への受動喫煙の影響〉
自然流産1.1倍~2.2倍、乳幼児突然死4.7倍、低体重出生1.2倍~1.6倍、むし歯2倍、肺炎・気管支炎1.5~2.5倍、気管支ぜんそく1.5倍、中耳炎1.2倍~1.6倍
〈健康への影響〉
肺がんのリスク1.28倍、虚血性心疾患のリスク1.3倍、脳卒中のリスク1.24倍
禁煙外来治療費の一部助成をしています
- 廿日市市では満20歳以上の喫煙者に対して禁煙治療にかかる自己負担の2分の1を助成しています。
詳しくはこちらをご覧ください。https://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/soshiki/38/82152.html
関連リンク先
- 「乳幼児突然死症候群/SIDS」e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/tobacco/yt-035.html<外部リンク>
- 「禁煙のすすめ」(日本呼吸器学会)https://www.jrs.or.jp/citizen/nosmoking/think/secondhand_smoke.html<外部リンク>
- 「肺がん、虚血性心疾患、脳卒中になるリスクが高くなります。e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco/t-02-005.html<外部リンク>
- 「なくそう!望まない受動喫煙。マナーからルールへ」(厚生労働省)https://jyudokitsuen.mhlw.go.jp/<外部リンク>
問い合わせ先
廿日市市健康福祉総務課(山崎本社 みんなのあいプラザ内) 電話:0829-20-1610 ファクス:0829-20-1611
佐伯支所市民福祉係 電話:0829-72-1124 ファクス:0829-72-1651
吉和支所市民福祉係 電話:0829-77-2113 ファクス:0829-77-2078
大野支所健康福祉係 電話:0829-30-3309 ファクス:0829-55-2424
宮島支所市民福祉係 電話:0829-44-2001 ファクス:0829-44-2196