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災害に備えた物資の備蓄
備蓄物資とは
備蓄物資とは、災害の発生に備え、各家庭や事業所などで、それぞれのニーズに応じて備蓄する食料や生活必需品などを指します。
また、避難所での生活を余儀なくされた方に供給するため、市が備蓄している物資もあります。
各家庭などでの準備
大規模な災害の発生に備えて、各家庭や事業所などで「最低3日間、推奨1週間分程度」の食料や生活必需品の備蓄をお願いしています。
例えば、飲料水(1日1人3リットル)、食料(そのまま食べられるもの、調理が簡単なもの)、モバイルバッテリー、簡易トイレ(凝固剤、消臭剤入り)、携帯ラジオなどです。その他、必要に応じて準備しておくとよい品目を確認し、それぞれのご家庭に合わせて備えてください。
また、避難所などへ避難する場合は、できる限り物資の持参をお願いします。特に、ご自身や家族にアレルギーや疾患がある場合は、対応する食品や必要な医薬品を準備・持参してください。
広島県「みんなで減災」はじめの一歩<外部リンク>では、災害時のための備えなど、役立つ情報が掲載されています。
市の備蓄物資の考え方
市は、広島県作成の「災害応急救助物資の備蓄・調達方針(令和4年3月)」に基づき、食料、飲料水、生活必需品などを備蓄しています。
市が行う物資の備蓄は発災直後の1日分(2食分程度)としており、2日目は広島県から、3日目以降は国や周辺自治体、協定を締結している民間事業者などから物資を調達することを目安としています。
市の備蓄物資は小学校に設置している防災備蓄倉庫や各市民センターなどに分散備蓄するとともに、新宮中央公園(けん玉公園)、地御前キラキラ公園、チチヤス大野ふれあい公園(大野東部公園)の防災備蓄倉庫や各支所で集中備蓄しています。災害時などは、必要に応じて集中備蓄から各避難所へ配送することを想定しています。
市の備蓄物資の種類・品目
クラッカーや白がゆといった食料、粉ミルクをはじめ、毛布、生理用品などの生活必需品などを備蓄しています。
食料に関してはアレルギーに配慮し、アレルギー特定原材料を含まない品目も備蓄しています。
市で備蓄している物資は下表のとおりです。
種類 | 品目 | 集中備蓄 | 分散備蓄 |
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食料・飲料水 | 粉ミルク | ● | ● |
粉ミルク ※乳糖、大豆成分、卵成分を含まないよう配慮したアレルギー対応のもの |
● | ||
液体ミルク | ● | ● | |
白がゆ・梅がゆ ※アレルギー特定原材料など28品目を含まないもの |
● | ||
レトルトご飯 ※アレルギー特定原材料など28品目を含まないもの |
● | ● | |
クラッカー | ● | ● | |
ライスクッキー ※アレルギー特定原材料など28品目およびナッツ類を含まず、ハラールとして認証されたもの |
● | ||
飲料水 | ● | ● | |
生活必需品 | 毛布 | ● | ● |
生理用品 | ● | ● | |
哺乳瓶 | ● | ● | |
凝固剤(携帯トイレ) | ● | ● | |
簡易トイレ | ● | ● | |
紙オムツ(幼児用・成人用) | ● | ||
段ボールベッド | ● | ● | |
エアマット | ● | ● |