市街地に出没するサルへの対策
印刷用ページを表示する掲載日:2016年4月1日更新
最近、サルが市街地まで出没する事例が多く発生し、畑や家庭菜園を荒らされたとの声も出ています。
廿日市市では、被害対策としてわなによる捕獲などに取り組んでいます。
しかし、民家周辺での猟銃の使用には安全上の問題があるため、市街地などに出没した場合は、山林への追い払いを基本としています。
より効果的な対策とするためには地域の皆さんとの連携が必要ですので、協力をお願いします。
サルが出没する理由
たまたま集落に行ったら、危ない目にもあわずエサが食べられた。
「ここはいつ行っても安全にエサが食べられる場所」と学習します。
集落に行って人に見つかったが、何もされなかった。
「人間はこっちを見ても危害を加えてこない、怖くない」と学習します。
柿が、みんなサルにやられて収穫できない。
「柿は全部サルの餌付けに使っています」と同じです。
対策をしなければサルをおびき寄せているのと何も変わりません。
サル対策
1.サルに関する知識をつける
サルがどういう動物かを知り、知識をつけましょう。
2.サルに狙われない集落環境づくり
エサが少なく、進入しづらいところはサルも興味をなくします。
3.サルを追い払う
柵を作ったからといって急に被害が無くなるわけではありません。侵入に手間取っているうちに、追い払いを行いましょう。
ただし、無理は禁物です。サルが威嚇してきて怖いと感じた場合、無理をせずその場から離れましょう。
目を合わせると敵意と捉えることがあるので、目を合わせずに刺激しないよう遠ざかりましょう。
4.わなや猟銃による駆除など
わなや猟銃による駆除です。
しかし、民家周辺での猟銃の使用には安全上の問題があります。
1・2.をせずに3・4.ばかりを行おうとすると、効果が上がりません。
1・2.は防火、3.は初期消火、4.は消防による消火活動と同じです。
詳しくは、サル対策について(PDFファイル 228KB)をご覧ください。