けん玉発祥の地 はつかいち
けん玉発祥の地 はつかいち
けん玉は、江戸時代に日本に伝えられましたが、当時は剣と玉の部分しかない玩具でした。
そのかたちを改良し、皿部分を取り付けた「日月(にちげつ)ボール」こそが、現在のけん玉の原型です。
「日月ボール」の考案者である江草濱次(えぐさはまじ)は、木工ろくろ技術と木工玩具の生産地として有名な廿日市を訪れ、製造を依頼し、以後、廿日市で作られた多くのけん玉が、けん玉文化をつくりあげてきました。
平成26年度以降、けん玉の世界大会であるけん玉ワールドカップが市内で開催され、世界中のけん玉プレーヤーが来場しております。(令和5年度は大会史上最多の参加者数を記録)
けん玉に関する各種資料・動画
- “Kendama” and Hatsukaichi City in Chinese(PDFファイル 141KB) in English(PDFファイル 123KB) in French(PDFファイル 184KB) in German(PDFファイル 125KB) in Korean(PDF形ファイル210KB)
- けん玉の基本技(PDFファイル 258KB)
- けん玉の「得点ゲーム」の遊び方(PDFファイル 275KB)
- 【映像】 けん玉遊び(廿日市市木材利用センター)<外部リンク>
「けん玉史録」のご紹介
令和3年(2021年)に、廿日市市においてけん玉が製造されはじめ100周年を迎えました。
それを記念し、「廿日市市とけん玉」の歩みを整理・保存するためにけん玉史録の製作をいたしました。
けん玉史録は、けん玉に携わる多くの方々への取材を基に、多角的な視点でけん玉の歴史や製造工程に関して解説しております。
廿日市市内の学校や図書館のほかに、市民センターや市内の各図書館にも並べておりますので、是非ご覧ください。
廿日市市けん玉史録(全ページ) [PDFファイル/5.44MB]
けん玉の製造
木材利用センターでは、現在、日月ボール・練習用けん玉・土産用けん玉を、熟練の職人が一つ一つ手作業で作っています。
けん玉の材料には、桜、ブナなどが使われ、旋盤という機械を使って「玉」「皿」「胴」の各パーツが削りだされます。
けん玉の製造見学
木材利用センターでは、けん玉の製造見学を、木曜日・金曜日の10時~12時に実施しています。
見学を希望する人は、希望日の一週間前までにあらかじめ木材利用センターに予約をしてください。
ただし、製造スケジュールの関係上、見学できないこともありますので、ご了承ください。
- 【映像】 けん玉の製造(廿日市市木材利用センター)<外部リンク>
けん玉の販売場所
木材利用センターで製造したけん玉は、次の場所などでも販売されています。在庫のない場合もありますので、あらかじめ確認してください。
販売場所 |
住所 |
電話番号 |
けん玉の種類 |
---|---|---|---|
はつかいち観光協会 |
廿日市市本町5-1 |
0829-31-5656 |
練習用 |
はつこいマーケット |
廿日市市宮島口1-11(宮島口旅客ターミナル) | 0829-30-8021 | 練習用・ミニけん玉 |
ニューヤマザキデイリーストア |
廿日市市下平良1-11-1 | 0829-31-6650 | 練習用 |
宮島離れの宿 IBUKU |
廿日市市宮浜温泉1-21-48 | 0829-50-0129 | ワールドけん玉 |
広島市郷土資料館 |
広島市南区宇品御幸2-6-20 |
082-253-6771 |
練習用 |