平成18年度市のバランスシート
バランスシートを作成
市の決算は、単年度の歳入と歳出を対比させた収支決算となっているため、今までにどれだけの資産が形成されているのかが把握できません。そこで、バランスシート(貸借対照表)を作成することによって、道路や橋りょう、学校などの「資産の形成」にいくらお金を使ってきたのか、その財源は借金などの負債なのか税金などの自前のお金なのかを明らかにすることができます。
本市では、総務省の統一基準により、普通会計を対象としてバランスシートを作成しました。
※普通会計とは、本市の場合、一般会計のほか5つの特別会計が含まれます。
バランスシートの見方
左側に資産(市が所有している土地・建物などの有形固定資産や基金・現金など)、右側にその資産を形成した財源の状況を表示しています。
負債は、資産を形成するための借入金(地方債)や職員の退職給与引当金などで、将来世代が負担しなければならないものを記載しています
正味資産は、国や県からの補助金や負担金、また税金などの自前のお金(一般財源など)で、今までの世代がすでに負担したものを記載しています。
資産合計から負債合計を差し引いたものが、正味資産合計となります。
バランスシートの概要
市の資産合計は、2,224億円です。資産を形成した財源のうち将来の世代が負担する負債が724億円で33パーセント、正味資産(今までの世代がすでに負担したもの)が、1,500億円で67パーセントとなっています。
資産のうち、有形固定資産が2,076億円で93パーセントを占め、その中で、道路や橋りょうなどの土木費が40パーセント、学校や公民館などの教育費が22パーセントを占めています。
市民一人当たりに換算すると、資産が188万円、負債が61万円、正味資産が127万円となります。
バランスシート (平成19年3月31日現在)
借方 (資産の状況) |
貸方 (資産を形成した財源の状況) |
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※固定資産の評価は、取得原価主義を採用しています。また、土地以外の固定資産は、耐用年数に応じて減価償却をしています。
市民一人当たりに換算すると (平成19年3月31日現在)
借方 | 貸方 | |||||||||
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資産の部 188万円 |
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負債・正味資産の合計 | 188万円 |
※人口118,568人(平成19年4月1日現在)で計算しています。