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新機能都市開発事業の概要
事業の目的
本事業は、市内企業の移転立地、市外企業の新規立地に伴う設備投資、経営規模拡大などによる雇用の維持・拡大や、観光に優れた立地特性を活かした都市機能を誘導することで、波及効果をもたらす新たな財源の確保とともに、本市の将来を見据えた新たな活力の創出を目的としています。
【イメージ図】
※本事業完成後をイメージしたものです。今後の事業計画により変更となる場合があります。
事業の概要
本地区は、本市の東部に位置し、宮島スマートインターチェンジを有する「山陽自動車道」と「国道2号 西広島バイパス」に近接するアクセスが良好なエリアで、JR山陽本線「廿日市駅」から北西約1kmに位置する交通利便性が高いエリアとなっています。
新機能都市開発事業は、本市が計画立案した事業ですが、事業手法を「土地区画整理組合」による「土地区画整理事業」としているため、現在、地権者で組織された「平良丘陵開発土地区画整理組合」が事業主体となり事業を実施しています。
そして、今回の土地区画整理事業は、業務代行方式が採用されていることから、業務代行者が組合の運営に関する事務と施工に関する業務を担っています。
本市では、本事業をまちづくりの重点施策として位置付けているため、組合と連携を図り、協働して事業を推進しています。
- 組合ホームページはこちら<外部リンク>
- 土地区画整理事業とは<外部リンク>国土交通省ホームページ
【ゾーニング図】
※ゾーニング・動線計画は今後変更となる場合があります。
エリア名 | 内容 |
---|---|
Aエリア(観光・交流施設用地) | 宿泊施設、温浴施設、リゾート体験、飲食店、体験型施設、地元産品の販売など |
Bエリア(工業施設用地) | 企業などの工場 |
多目的エリア(自己活用地) | 地権者の個人活用 (住宅など) |
区域
廿日市市上平良、下平良の各一部
面積
施行地区 約70ヘクタール
地勢
南西向低丘陵地(標高約40メートルから約125メートル)
事業経過と今後のスケジュール
平成26年~ | 新機能都市開発事業の実現可能性に関して調査・検討 |
平成28年 |
土地利用検討委員会を設置 Aエリアに「観光交流施設」、Bエリアに「工業施設」の土地利用を図る提言を受ける |
平成29年6月 |
新機能都市開発事業の事業化決定 事業手法を土地区画整理事業(組合施行)とする |
平成30年4月 | 平良地区まちづくり協議会(発起人会)発足 |
平成30年11月 | 平良丘陵開発土地区画整理準備会設立 |
平成29年6月~令和4年11月 | 組合設立準備作業(測量、調査、設計など) |
令和4年11月 |
平良丘陵開発土地区画整理組合の設立認可 平良丘陵開発土地区画整理事業の事業化決定 |
令和4年12月 | 平良丘陵開発土地区画整理組合 第1回総会(設立総会)開催 |
令和5年2月 | 準備工事着手 |
令和5年5月 | 仮換地指定、安全祈願祭、造成工事着手 |
令和5年~令和9年 | 造成工事 |
令和9年以降 | 立地企業による建設工事 |
令和10年 | 換地処分 |
令和11年 | 平良丘陵開発土地区画整理組合の解散 |
上位・関連計画
昭和47年策定の「廿日市町総合計画」から平成28年策定の「第6次廿日市市総合計画」などの上位計画で、本地区を「新都市活力創出拠点地区」の一つとして位置づけ、新たな活力を創出し都市の発展を牽引(けんいん)する地区として整備推進していく方針としています。
また、「廿日市市まち・ひと・しごと創生総合戦略」や「産業振興ビジョン」などの関連計画でも、社会情勢に応じた企業の誘致など雇用の場の確保を含め、より付加価値の高い土地利用を目指した拠点として本地区の整備を推進しています。