本文
平良丘陵開発土地区画整理事業に関するよくある質問
組合事業に関するQ&A
Q.平良丘陵開発土地区画整理事業は、市が行う公共事業ですか?
A.市が行う公共事業ではなく、平良丘陵開発土地区画整理組合が事業主体となって行う民間事業です。
Q.平良丘陵開発土地区画整理組合はどのような人で構成されていますか?
A.組合員は、事業区域内に土地を持っている人(地権者)で構成されています。廿日市市も事業区域内に市有地があることからその一員です。組合と業務代行契約を結んでいる西松建設株式会社が事務局を担い組合を運営しています。
Aエリア/観光交流施設に関するQ&A
Q.観光交流施設はいつ頃できますか?
A.造成工事完了後、令和9年度以降に建設工事が始まり、令和11年頃に開業が予定されています。詳しくは、組合のホームページ<外部リンク>をご確認ください。
Bエリア/工業施設用地に関するQ&A
Q.Bエリアに立地する企業は公表しないのですか?
A.平良丘陵開発土地区画整理組合と立地企業の間で土地の売買契約が行われているため、立地企業は決まっていますが、組合が企業名を公表していないことから、市から公表することはできないものと考えています。
多目的エリアに関するQ&A
Q.多目的エリアには何ができるのですか?
A.多目的エリアは、主に地権者の換地となるエリアです。戸建て住宅や集合住宅、店舗が建築可能となっています。
調整池・防災対策に関するQ&A
Q.調整池の水はどこへ流れるのですか?
A.1号調整池の水は、弘法川を経由して廿日市港へ流れます。2号調整池の水は、広池川を経由して可愛川へ流れます。
Q.調整池の水を川に流すと、川に流れる水の量が増えることになりませんか?また、広池川は可愛川よりも川幅が狭いのですが大丈夫でしょうか?
A.調整池を設置することにより、開発区域内の雨水が河川へ流れる量は、調整池を設置する前と比べて同等または少なくなります。
可愛川だけでなく広池川に関しても河川の流下能力を事前に調査しています。各河川断面の流下能力に対して、各河川断面のもつ流域面積における開発区域の面積の割合によって、開発区域から流せる流量が決まります。
可愛川は河川断面が大きく、流下能力も大きいのですが、背後流域が約1,400haあり、その面積に対して開発地(2号調整池)の流域面積が約48haのため、河川の流下能力に対して約3パーセントしか流すことしかできません。
一方、広池川の背後流域は約70haあり、その面積に対して開発地約48haの面積割合の流量を流すことができます。それらの流量を各河川断面で算出し、比較して最小になる流量(放流許可量)を流すように計画されています。
Q.計画されている調整池は、線状降水帯のように異常な雨が降ったときでも大丈夫なのでしょうか?
A.調整池の容量は、河川のもつ能力以上の水が貯められるような調整能力を持たせるという考え方で計画されています。
Q.可愛川は過去に溢れたことがありますが、本当に今の計画の調整池で大丈夫でしょうか?
A.調整池の役割は、河川へ流れる量を従前と同等または少なく抑えることです。この事業においても、河川へ影響がでないよう開発基準にのっとり適正に計算された計画となっています。
Q.造成工事期間中、濁水・土砂流出などの問題は発生していませんか?
A.大雨が降った際に開発区域近隣の民家の土地や周辺道路へ濁水が流出する案件が発生しております。ご迷惑をおかけした皆さまへ深くお詫び申し上げます。
今後、同様の案件が発生しないよう工事事業者において、調整池の建設を進めるとともに、大雨が予想される際に周辺パトロールを実施するなどの監視体制の強化、排水路の点検などの安全対策が講じられています。
インフラ(電気、ガス、上下水道)に関するQ&A
Q.電気はどのように供給されますか?
A.配電計画に関しては組合と電力会社で協議中ですが、準幹線道路(市道堂垣内広池山線)側と宮島SA下のBox側から供給し、ループさせることが基本になると聞いています。
Q.雨水の排水計画を教えてください。
A.事業区域内の雨水は、調整池に流入する計画となっています。
Q.汚水の排水計画を教えてください。
A.公共下水道への接続を予定しています。