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ヒアリ(火蟻)
平成29年5月26日に兵庫県尼崎市でヒアリが国内で初めて確認されました。
本市では、広島県が平成29年7月13日に廿日市市木材港南を調査し、平成29年7月18日現在、ヒアリは確認されませんでした。
ヒアリは、攻撃性が強く、刺された場合、体質によってはアナフィラキシー(重度の即時アレルギー反応)・ショックを起こす可能性があるなど、人体にとって危険な生物です。
世界各地に定着がみられることから、一旦定着すれば根絶することは困難となるため、早期発見、早期駆除により定着前に根絶を図ることが極めて重要です。
万が一、ヒアリに似たアリがいた場合は、絶対に素手で触らないようにし、次の機関に連絡してください。
【ヒアリに似たアリがいた場合】
- 環境省ヒアリ相談ダイアル
- 受付曜日:月・水・金・土・日・祝 7月~9月は毎日利用可 ※12月29日~1月3日は除く
- 受付時間:9時~17時
- 電話 : 0570‐046‐110、IP電話からは06-7634-7300
- 環境省 中国四国地方環境事務所 野生生物課 (電話:086-223-1561)
- 広島県 環境県民局 自然環境課 野生生物グループ (電話:082-513-2933)
【木材港南の調査に関すること】
- 広島県 土木建築局 港湾振興課 (電話:082-223-3428)
生態
- 赤茶色の小型のアリ
- 体長 2.5~6.0ミリメートル
- 腹部は濃く黒っぽい赤色
- お尻に毒針がある
- 土でアリ塚(直径25~60センチメートル・高さ15~60センチメートル)を作って住む
【環境省ホームページから抜粋】
ヒアリと似ているアリ
市民の皆さんからヒアリではないかと、問い合わせの多かったアリを紹介します。
キイロシリアゲアリ(在来種) | アメイロアリ(在来種) | ヒアリ |
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(環境省ホームページから抜粋) |
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駆除方法
駆除方法は、次の3つです。
ヒアリの駆除方法 | 即応性 | 実効性 |
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熱湯をかける | ○ | × |
液剤をまく | ○ | △ |
ベイト剤を設置する | △ | ◎ |
【環境省資料 「ストップ・ザ・ヒアリ」から抜粋】
刺されたときの対処方法
- 万が一刺された場合は、20~30分程度は安静にし、体調の変化がないか注意してください。
- 容態が急変した場合は、最寄の病院をすぐに受診してください。
- 受診の際には、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーショックの可能性があること」を伝えてください。
参考資料
- 環境省資料「ストップ・ザ・ヒアリ(ヒアリの特徴,生態・駆除方法・刺されたときの対処方法などの参考)」 (PDFファイル 6.8MB)
- 環境省資料「ヒアリに関して」 (PDFファイル 224KB)
- 環境省資料「ヒアリの簡易的な見分け方」 (PDFファイル 144KB)
環境省ポスター・チラシ
- 環境省チラシ「ヒアリに気をつけて」 (PDFファイル 786KB)
- 環境省チラシ「ヒアリに注意」 (PDFファイル 85KB)
- 環境省チラシ「ヒアリに注意」(小学生向け) (PDFファイル 85KB)
- 環境省ポスター「ヒアリかな?と思っても、あわてずに!」 (PDFファイル 2.93MB)
- 環境省チラシ「外来生物ってなに?」「ヒアリを知ろう!」 (PDFファイル 1.69MB)
ヒアリ(火蟻)関連外部リンク
- 環境省 ヒアリに関する情報<外部リンク>
- 環境省 ヒアリ(Solenopsis invicta)の国内初確認に関して<外部リンク>