本文
佐伯地域の未来づくり講演会の開催報告
佐伯地域が、これからも安全で安心して暮らし続けられることができる地域であるために、「ふるさと」として、次世代につないでいく取り組みの一つとして、「暮らす人・働く人・訪ねる人がつながる、佐伯地域の未来づくり講演会」を、開催しました。
とき
平成30年9月8日(土曜日) 9時30分から12時まで
ところ
さいき文化ホール
対象
- 佐伯地域在住者
- 佐伯地域の事業者
- 佐伯地域に関わり・関心のある人
テーマ
ふるさと佐伯を次世代につなぐ1%戦略
―暮らす人・働く人・訪ねる人がつながる、地域の未来づくり講演会―
参加人数
113人
第1部
講演会
講師
一般社団法人 持続可能な地域社会総合研究所 所長 藤山浩さん
内容
1年に1パーセントの人と仕事を取り戻すことで、地域を安定的に持続する「田園回帰1%戦略」を提唱する藤山浩さんを迎え、佐伯地域の最新の人口推移予測を交えて講演していただきました。
第2部
まちカフェ in さいき
内容
玖島地区のみなさまや株式会社イシカワ様の協力により準備させていただいた、飲み物やお菓子などを片手に気軽な雰囲気で、講演の感想やお互いの情報交換など、参加者同士が自由に交流しました。
会場では、各地区の人口の将来予測を共有するため、人口予測のグラフを掲示するとともに、佐伯地域の魅力あふれる写真を展示しました。
また、玖島、浅原地区でのコミュニティ活動や、佐伯高校の魅力化支援に関して、地域のみなさまから活動内容や思いを話していただき、参加者で共有しました。
講師の藤山さんからは、これらの活動が、持続可能な佐伯地域のまちづくりにとても貢献されている活動であるとお話がありました。
主催
廿日市市
共催
- 玖島地区コミュニティ推進協議会
- 友和地区コミュニティ推進協議会
- 津田・四和ふれあいまちづくりの会
- 活気ある浅原を創る会
- 佐伯商工会
- 廿日市市社会福祉協議会佐伯事務所
参加者の感想・印象に残ったこと(抜粋)
- 大きなことをするのではない。少しずつ確実にやっていけば良いということ。1%ずつで良いということ。
- 地産地消の大切さ、所得を外から取り戻す。
- お店を作ることで、「地域からお金を出さない」ということをしないといけないということが印象に残った。
- おばあちゃんの売る野菜1月につき1~2万円の売り上げ。微々たるものだが、そこで元気になって介護費用が浮くことで、1年につき数百万円の効果がある。それが記憶に残りました。
- 自治会と収益事業の連携を実現したい。
- まだまだ未来づくりが間に合うと思った。これから人口が増えるようにしたいと思う。
- 佐伯も良い所があること。佐伯高校が大事。
- 佐伯高校を地域の起爆剤にするべき、が特に印象に残った。
- まちづくりをがんばろうという、希望が見えてきた。
- 廿日市(佐伯や吉和地域)は条件も良く、まだまだ可能性が多くあると思います。
- 希望がもてた気がしました。今が大事だとも気づかされました。
- 佐伯地域にもっと可能性があると感じられたこと
- 定住は、ゆっくり本当の良さを知ってもらう交流からでよいこと。
問い合わせ先
〒738-0292 廿日市市津田1989番地
廿日市市佐伯支所地域づくり係
電話:0829-72-1111
ファクス:0829-72-0415