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移住・定住先輩インタビューvol.10
【ぶち山】で暮らす 深瀬さんファミリー
深瀬 憲司さん/深瀬 真見さん (娘3人) 【平成28年に移住】
移住のきっかけ・廿日市市(吉和)を選んだ理由を教えてください
憲司さん)
私の転職がきっかけです。
元々私は吉和出身で、いつかはここに戻ってこうようと考えていました。
それまでは、広島市内で暮らしていましたが、現在は実家から近くの職場で働いています。
仕事を見つけるときは、地域の人たちがいろいろと力を貸してくれました。
真見さん)
私も広島市内に住んでいました。
私の場合は、「吉和のことが気に入って」という流れではなく、夫の転職がきっかけで吉和に移り住みました。
ただ、今は私も吉和を盛り上げるために、自宅の農園「アイリーファーム」で、おいしい「ルバーブ」を栽培し、吉和の特産物として販売しています。
不安はありませんでしたか
憲司さん)
私は、地元に戻ってきたということで、不安はありませんでしたが、妻は当然あったと思います。
真見さん)
正直不安はありました。
広島市内での生活が、急に中山間地域の吉和での生活に変わることや、地域の人の輪に入れるかなど、当時は不安も感じましたが、割り切った気持ちで移住を決めました。
ただ、不安とは裏腹に、地域の人はとても優しく受け入れてくれました。
さらに、子育て中のママの中には私と同じ理由で、吉和に移り住んできた人も多く、子育てを通して周りとつながれる環境があったとのはとても良かったです。
現在の「暮らし」に関して教えてください
真見さん)
毎日忙しく過ごしています。
平日は、子どもを保育園に送った後、畑に出て仕事を始めます。
仕事が終わるとすぐ、保育園にお迎えに行って夕飯の準備などをします。
夫は週に1度、平日の休みがあるので、一緒にランチなどをして、お互いにリフレッシュしています。
ママ友と集まって話すのも楽しいです。
憲司さん)
私は、夕方仕事が終わって児童会へお迎えに行きます。
その後に、地域のスポーツ少年団でサッカーを教えたり、神楽の練習や消防団での活動をしたりなど、地域の集まりに参加することが比較的多いです。
そのときは、妻に家のことを任せないといけないので、とても感謝しています。
平日の休みには、意識的に夫婦2人のリフレッシュの時間を作っています。
移住を考えている人へのメッセージ
憲司さん)
吉和は自然が豊かで、子どもが伸び伸び成長できる場所です。
もちろん、冬になると雪かきなど大変なこともありますし不便もありますが、都会での生活に比べ、何かと融通が利く生活で、穏やかに暮らすことができていると思います。
真見さん)
四季折々の季節の移り変わりが感じれるところが好きです。
都会で暮らしていると、なかなか感じることができない感覚です。
あと、吉和は海から遠いのですが、地域の商店で売られている「お刺身」や「唐揚げ」がとてもおいしいです!ぜひ、食べにきてほしいですね。