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牡蠣のへい死状況と今後の対応
廿日市市プレスリリース
「挑戦! 豊かさと活力あるまち はつかいち」
牡蠣のへい死状況と今後の対応
1 概要
牡蠣の大量へい死が瀬戸内海の広範囲で発生しており、本市でも例年を上回る牡蠣のへい死が確認されている。本市では、市内の漁業協同組合から被害の報告を受け、養殖業者の視察を行い、へい死状況を把握し、支援策を検討した。
2 現地視察と本市の状況
11月20日、牡蠣養殖業を営む地御前、宮島、大野、大野町の4つの漁業協同組合の組合長から、牡蠣のへい死状況に関して報告を受けた。
そこで本市では、11月21日から12月1日にかけて、牡蠣養殖の現状を把握し、支援策を検討するため、村上副市長が各漁協の牡蠣養殖業者を視察し、へい死状況を把握と意見交換を行った。
視察の結果、被害状況にばらつきがあり、へい死の割合が9割を超える漁場もあれば、例年並みの漁場もあることを確認した。
生き残っている牡蠣は順調に成長しており、店頭販売やお歳暮の予約受付を始めた業者もいる。
3 今後の対応
本市の主幹漁業である牡蠣養殖を持続するため、国や県にへい死の原因究明と対策を要望していき、本市の対応として、牡蠣の生育環境の実態把握に向けた養殖漁場の調査、専門家を招いた研修会の開催、運転資金の融資にかかる利子補給や牡蠣養殖業者が加入している漁業共済への補助の拡充を検討します。
また、おいしい牡蠣が生産されていることを積極的にPRして、風評被害を解消し、廿日市市産牡蠣の消費拡大を推進していきます。
情報提供年月日:令和7年12月9日
担当課長: 矢野

