市議会だより「さくら」第43号|主な議案
9月定例会 廿日市市のこんなことが決まりました
会期16日間 9月9日~9月24日
今回の議案は
市長提出議案 ……… 20件
報告 ………………… 8件
請願・意見書 ……… 6件
計34件
ピックアップ 1 第6次総合計画策定に向け必要な手続きを条例化
〈議案第66号〉廿日市市総合計画の策定手続に関する条例
まちづくりの理念や方向性を明らかにした総合的なまちづくりの指針である総合計画の策定手続きについて、必要な事項を定めようとするものです。
現在の総合計画期間は平成27年度までの7年間でしたが、次期総合計画は平成28~37年までの10年計画となります。
こんな質問が出ました
質問
総合計画策定審議会の委員構成と女性の割合は。
答弁
市と連携する5つの大学、国・県の関係機関、各地域コミュニティ団体や女性会連合会、商工会議所などの代表のほか、公募市民5名を加えた30名を選定。うち女性は6名である。
反対討論
自治法上の策定義務はなく、他の計画との人口推計の不一致は問題。基本計画も議決事項にすべきであり、反対である。
賛成討論
策定義務がない中、積極的に市の将来を描くことは評価すべき。策定の手続きを定める条例でもあり賛成する。
ピックアップ 2 市民の生命と財産を守るため消防車両を更新
〈議案第81・82号〉財産の取得について
老朽化による更新のため、消防ポンプ自動車を宮島消防署へ、小型動力ポンプ付積載車を消防団廿日市分団(阿品台)と佐伯分団(友和・所山(ところやま))に配備します。
●取得金額
消防ポンプ自動車(1台) 4244万4千円
小型動力ポンプ付積載車(3台) 2030万4千円
こんな質問が出ました
質問
宮島消防署は、はしご車がなくなるが大丈夫か。
答弁
導入する車両は三連はしご付きなので、機能的に問題はない。
質問
ポンプ車等の入札業者は何社か。
答弁
特殊仕様の車両のため5社しかない。
ピックアップ 3 認知症判定予防機器を購入
〈議案第76号〉平成26年度介護保険特別会計補正予算(第1号)
本市の介護認定の予防対策と軽度化の改善対策が県に評価され、介護給付費インセンティブ事業の交付金が支給されました。その交付金により、アルツハイマー型認知症を早期に発見するための機器8台を購入します。
●購入費
認知症判定予防機器(8台) 630万円
こんな質問が出ました
質問
今回購入予定の機器は、どのように利用するのか。
答弁
津田市民センターには設置し、老人クラブには貸出しをする。その効果を検証した後に、利用範囲の拡大を検討していきたい。